台北2泊3日の旅 2024 Apr | ⑦ 番外:吉祥寺で見つけた台湾
4月に台湾を訪れてからずっと台湾のことを想っている。
まるで遠距離恋愛でもしているかのようである。
次に会える日までなんとか凌げる方法はないかと街を歩いていたら、意外と身近に台湾要素があることに気づいた。
台湾老劉胡椒餅
土日は行列ができるほど盛況な胡椒餅専門店。回転が良いので割とすぐ買える。
豚肉胡椒餅がメインで、牛肉胡椒餅は曜日&個数限定の模様。
その他台湾茶やドリンクも置いてある。すぐ食べられる焼きたての他に冷凍品もある。
タンドゥール窯の様な専用窯で焼かれた胡椒餅の生地は外側はパイ生地にも似たパリパリ感があり、中側はモチモチ。餡の豚肉はかなり粗挽きというかザク切りで、同じく大きめにカットされた青ネギのシャキシャキ感と共に豊かな食感を楽しめる。商品名の通り胡椒の味付けが効いており、また八角の使い方も絶妙で肉の旨みを引き出すことに一役買っている。八角が苦手な人でも大丈夫なレベルと思う。このオリジナルスパイスの香りが台湾のストリートを思い起こさせる。
台湾唐揚 横濱炸鶏排
「一芳台湾水果茶」の隣にある鶏排(ジーパイ)屋さん。
オーダーが入ってから揚げてくれる。
頂いたのは「台湾天ぷら」。魚のすり身をフライドポテトのような大きさに成形して揚げたもの。蒲鉾をフライにしたような感じで、かなり弾力がある。揚げたてサクサクの衣とオリジナルスパイスがあとを引く。
台湾屋台飯・小吃 祥福堂
吉祥寺駅南口から井の頭通りを松庵方面にちょっと行ったところにある台湾小吃(デリ・おかず)屋さん。
こちらで購入したのは、魯肉飯(ルーローハン)、肉圓(バーワン)、豆花。
※2024/6/18までは期間限定で吉祥寺マルイに出店中のため、店舗は休業とのこと
魯肉飯(ルーローハン)
月水金のみ購入可。魯肉飯はポロポロそぼろタイプ、トロトロ角煮タイプなどお店によって個性が出る品だが、こちらのお店はそぼろタイプと角煮タイプの中間くらいに位置しバランスが良い。ダイス状に角切りされた豚肉は柔らかく煮込まれ、あっさり風味の味付けが本場っぽい。油少なめでさっぱりと食べられる。付け合わせのキャベツも美味しい。
肉圓(バーワン)
タピオカ粉でできた半透明でモチモチの生地の中にひき肉餡が包まれている。これに甘塩っぱ系のとろーりソースがかけられ、仕上げにパクチーがトッピングされている。本体+ソース+パクチーのバランスが絶妙でとても美味しかった。
豆花(ドウファ)
豆乳でつくられたプリンのようなスイーツ。花生(煮ピーナッツ)と芋圓(タロイモ団子)をトッピングにつけた。
豆花自体はとーってもなめらかで喉越しが良い。芋圓が大好きなので欲を言えばもっと追加してほしかった。豆乳シロップもほんのりした甘さでとても優しい。
台湾サンドイッチ専門店 洪瑞珍
台湾の三明治(サンミンチー/サンドイッチ)専門店の「洪瑞珍(ホンレイゼン)」が期間限定で吉祥寺マルイに登場。
東京は高田馬場に店舗があり、いつか行ってみたいと兼ねてから思っていたところ、思いがけず吉祥寺で手に入れることができた。
日本のコンビニなどでよく見る三角サンドイッチと思いきや、ブランド名のみ記された乳白色の包装で商品が包まれており、中はどうなっているのだろうというワクワク感と高級感がある。具材のハム・チーズは薄切りだがパン全体に行き渡っている丁寧な作り。切り口からはピンクと黄色のまっすぐな細い直線が並行に伸びており、見た目にも美しい。パンはフワッフワ、そして最大の特徴は内側に塗られた甘い台湾マヨネーズ。予想の斜め上を行く意外性のある美味しさはクセになりそうである。
亜州太陽市場
韓国食材がメインだが、台湾関連も一部ある。
パイナップルケーキやお茶類、冷凍品だと饅頭類、小籠包、ちまきなども揃う。
台湾ソーセージと芋圓(タロイモ団子)を購入した。
KALDI カルディコーヒーファーム
ご存知カルディも台湾関連商品を多数展開している。
今回購入したのはこちら。
ねぎ餅(冷凍)
小口単位で安価なのが買いやすくて嬉しい。
パッケージのインパクトからは想像がつかない素朴で優しいお菓子。
生地はほんのり甘味がある。
昔食べたことがあるような、懐かしい味でリピートしている。
意外とあった吉祥寺の中の台湾
昨今の台湾ブームのおかげか、身近に台湾のいくつかを見つけることができた。
しかもクオリティが高いのが嬉しい。
今回紹介しなかったタピオカドリンク店や台湾居酒屋なども含めると意外と吉祥寺には台湾成分がたくさん見つかるのかもしれない。
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