Galaxy Noteはいいスマホ
前に紹介したGalaxy Note8の購入と一緒にGalaxy Note Ⅱ(SC-02E)も安かったので購入しました。せっかくなのでちょっとこの2つで軽い比較してみて、スマホの進化は2012年から2017年の5年でどう変わったのかを見てみたいと思います。
スペック比較
WikipediaやCPU-Zから得られた情報を基に記載しています。充電規格についてはネット記事を参考にしております。
Galaxy Note8(SC-01K)
発売: 2017年10月26日
OS: Android 7.1→8.0→9
SoC: Qualcomm Snapdragon 835 2.35GHz+1.9GHz(Octa Core) / Qualcomm Adreno 540 710MHz
ストレージ: 内部:64GB + 外部:microSDXC 256GBまで対応
メモリ: RAM6GB
バッテリー: 3300mAh
ディスプレイ: 有機EL Super AMOLED(HDR対応) 6.3インチ
解像度: QHD+(2,960×1,440ドット)、adbコマンド無しで設定からFHD+(2,220×1,080ドット)、HD+(1,480×720ドット)に変更可能
リアカメラ: 約1220万画素(広角/望遠)、4K撮影対応
インカメラ: 約800万画素
生体認証: 指紋(センサ)、顔、虹彩
Bluetooth: Version 5.0
外部接続端子: USB Type-C(USB 3.1 Gen1)、3.5φイヤホンマイク端子
充電規格: USB Power Delivery、Quick Charge 2.0
Galaxy Note Ⅱ(SC-02E)
発売: 2012年11月16日
OS: Android 4.1.1→4.3
SoC: Samsung Exynos 4412 1.6GHz(Quad Core) / ARM Mali-400 MP 553MHz
ストレージ: 内部:32GB + 外部:microSDXC 64GBまで対応
メモリ: RAM2GB
バッテリー: 3100mAh
ディスプレイ: HD Super AMOLED 5.5インチ
解像度: HD(720×1280)
リアカメラ: 約800万画素(広角/望遠)、Full HD撮影対応
インカメラ: 約190万画素
生体認証: なし
Bluetooth: Version 4.0
外部接続端子: MicroUSB(MHL1.0 11ピン)、3.5φイヤホンマイク端子
充電規格: 不明(筆者の環境では検証できず。おそらく2.0Aで充電していると思われる)
こう見るとSoCやメモリ、ディスプレイやカメラに関してはものすごく発展はしていますが、意外とバッテリー周りは容量だけを見ると大幅に増えたということは無さそう。電源管理に関しては確実に進歩しているでしょうし、近年のトレンドでは主に薄型化とカメラ関係ですのでまあそこまで手が届かないのだろうと推測できます。
ストレージに関しては容量こそ増えたものの、基本キャリアだと内部ストレージがだいぶお粗末というか現行のモデルでも安価なモデルは普通に32GBモデルが多いので。Note8も実はグローバル版は128GBモデルもあるからそれはちょっといただけない仕様です。まあグローバル版だとSoCがExynosで、正直ゲームをやるのにあまり向いていないのでSD835のキャリア版のほうが良いから困るところ。microSDカード挿せるとはいえ、動画撮影しているとモリモリ容量を食っていくので厳しいです。Bluetooth?ああ、あれは4.0から5.0になるまで期間結構空いたから…
適当にストレージ比較
Android4.3でも意外とシステムで容量食うんですね。まあ今のメイン機(SHV46)は購入当初からシステムに15GBも使われているのでこれでも軽いほうなのかな(それでも約25%は食われている計算に…)。
この機種はシステムにそこまで食われていないようです。これって単純にDocomoのアプリを手当たり次第に消したことが功を奏したのか、auがシステムを結構占領するのか、それともSamsungのチューニングが上手なのか、はたまたSHARPのチューニングが下手くそなのか。
追記: 他のスマホではシステムにどれくらい食われているのかと調べてみたところ、以下の結果に(小数点第2位で四捨五入)。
Xperia XZ Premium(SO-04J): 8.5GB / 64GB (Android 9)
AQUOS R(SH-03J): 8.3GB / 64GB (Android 9)
AQUOS Sense(SHV40_u): 8.2GB / 32GB (Android 9)
Galaxy A8(SCV32): 6.8GB / 32GB (Android 7.0)
Xperia XZs(SOV35): 11GB / 32GB (Android 8.0)
LG isai beat(LGV34): 9.3GB / 32GB (Android 7.0)
AQUOS SERIE mini(SHV33): 約7GB / 16GB (Android 7.0) *
Xperia Z5 Premium(SO-03H): 10.1GB / 32GB (Android 7.0)
Xperia Z5 Compact(SO-02H): 10.1GB / 32GB (Android 7.0)
AQOUS ZETA(SH-04F): 約6.7GB / 32GB (Android 5.0.2) *
GL07S: 約6.0GB / 32GB (Android 4.1.2) *
*これらの機種は設定のストレージにシステムメモリの欄が無かったため、
(実装されているストレージ容量) - (実際に保存データとして使用可能なストレージ容量)
で求めています。あとキャリアのシステムは基本無効化してあります。一部adbコマンドでシステムアプリを削除している端末もあり(SO-04J、SC-01K、SOV35)。
一応元メイン機などでいろいろデータが入っている機種もあるので純粋な比較にはなりませんが、こう見るとメイン機が異様にシステムバカ食いなのってauのせいのように感じる…
実はどっちも外部映像出力が可能(らしい)
見出し通りです。Galaxy Note ⅡはMHL対応で、Galaxy Note 8は地味にUSB Type-CからのDisplayPort Alt Modeに対応している(グローバル版の公式スペックによる。仕様が変更されてなければおそらくキャリア版でも可能)ので、何だかんだでどの端末とも差別化を図ることができています。しかしGalaxy Note Ⅱに関してはMHL 11pinというものを使用しているため、変換アダプタなりで5pinに変換しないといけないという罠がございます。あとGalaxy Note 8はSamsung DeXに対応しているため、正直画面出力の面だけで言ったらNote 8のほうかもしれないです。融通も利くしね。
後記
とりあえず書きたいことは書いたので以上ということで。もしかしたら追記という形でまたここに書くかもしれないです。