心に残るもの、大切にしたいもの(その1)
私にとって大切にしたいもの、心に残るものをいくつか紹介します。
★本
『銀河鉄道の夜』 (宮沢賢治)
生きること死ぬことをめぐって、根源的な場所に立ち戻らせてくれる作品です。十代の後半でこの作品に出会えたのは幸いでした。
『歎異抄』 (親鸞・唯円)
自分の力ではどうすることもできないものを感じるとき、親鸞と対話したくなります。
『葉っぱのフレディ』 (レオ・バスカーリア作、童話屋)
深いところから穏やかな気持ちになれる絵本です。静かに朗読したくなります。
★音楽
ジャン・シベリウス作曲「交響曲第6番」
天国から聞こえてきたような冒頭から、深い安らぎに包まれるような最後まで、透明な美しさにひたることができる曲です。
アンドレ・ギャニオン「愛につつまれて」
気持ちを落ち着かせてくれる短いピアノ曲です。