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「車輪銀河」と木星の画像、JW宇宙望遠鏡

 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は赤外線をとらえる観測機器を搭載しています。感知した赤外線の波長に対応した色彩によって画像をつくっています。この宇宙望遠鏡から新たな天体画像が送られています。

 木星の画像には北極と南極にオーロラが見られます。また、木星を囲む薄い環(わ、リング)も写っています。

 自転車の車輪のような形をした銀河を見るのは初めてです。別の小さな銀河が衝突して生じた衝撃波によってこうした姿になったとのことです。車輪銀河」と呼ばれるこの銀河は直径が約15万光年で、地球から5億光年も離れたところにあります。

 また、スペクトル(分光)観測により、系外惑星WASP-39bの大気中に二酸化炭素が含まれていることもわかりました。今後も宇宙のさまざまな謎を解明するのに役立つデータが送られてくることを期待しています。


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