フェリーで沖縄・座間味へ (2)25時間の船旅!鹿児島〜那覇
これから約25時間、鹿児島からマルエーフェリー『波之上』に乗って那覇を目指します。
いよいよ上船
事前にネット予約をしてありましたが、ターミナルで乗船名簿を記入して乗船手続きを済ませます。
定刻18:00出港
船内のレストランは、営業時間が決まっています。下り便の夕食の営業時間は、出港直前の17:50からの1時間。夕飯をいただきながら出港を待つことにしました。
満月が綺麗な夜間航海
ところで、船内のパブリックスペースにテレビがありまして、まあまあ大きな音声で観ている方々がおられました。桜島フェリーの中もテレビがついていました。旅情を醒ますようなところもあり、船に乗っている間ぐらいテレビ消さないのかなとも思ったのですが、旅だけでなく仕事や生活で乗っている人もいらっしゃるので仕方ないかと思い直しました。
一人旅をしている間、ホテルに泊まるときはSpotifyの音楽をiPhoneのスピーカーで流しています。旅にぴったりの曲が聴けるのはとても便利です。
早朝4:40奄美大島に寄港
奄美大島の名瀬港に早朝に寄港したタイミングで目が覚めました。せっかく目が覚めましたので、接岸作業などを見学しに甲板へ。
美しい朝日
自分のベッドでもうひと眠りして目を覚ますと今度は7時頃になっていました。昨夜、鹿児島を出てから12時間以上この船の上にいるわけです。
船内のレストランは朝食の営業もあるのですが、だいぶ朝早いため(ホームページで事前に確認できました。)、昨日あらかじめコンビニで買っておいたパンと船内の自販機で買った缶コーヒーを頂きました。
次々に寄港
予報どおり、だんだんと天気が悪くなってきました。
奄美大島のファミマすごいなと
いよいよ最終目的地:那覇へ
最終寄港地の本部港を離れると、あとは最後の目的地である那覇・泊を目指します。"泊港"というと、トートロジーなような気もするのですが「泊」が地名として定着しておりますので仕方ありません。
ところで、フィンスタビライザーの威力を感じる旅でした。調べてみると、フィンスタビライザーは日本人が1920年代に発明したものらしいことがわかりました。今回のった『フェリー波之上』も、先日乗った『さんふらわあ ふらの』も昨年乗った『おがさわら丸』も、乗っていて「ぐっぐぐっ」と響いてきたのは、きっとコンピューター制御された油圧のではないかと勝手に思っているのですがどうなのでしょうか。三菱重工のパンフレットまでネットで閲覧してしまいました。そうこうしていると那覇泊港へ。
快適な船旅でした。ありがとうございました。
ホテルまでは、路線バスかゆいレールでとも思ったのですが、タクシーの誘惑に勝てませんでした。雨の中、スーツケースを引いて歩くのはよくありません。那覇のタクシーはGO Payが使えて東京と一緒。
泊まったホテルは大浴場と朝食つき。とても贅沢。浴槽で体を温めるのは免疫力を上げますし、朝風呂も楽しみです。
ところで、船内の支払いで現金しか使えないのは仕方ないと思うのですが、新札はおろか新(と言ってもデビュー4年ぐらいですかね)500円玉も使えないのは結構不安でした。
カード決済は、電波が届かない洋上では難しいので向いていないと思いますが、なるほどオフラインでも使えるSuicaなど交通系ICカードが小笠原丸でもさんふらわあでも使えたわけだ。オフラインでも使えるのがSuicaの強みであり、独特の信頼性を担保しているとも聞きました。いいものはこれからも残ってくれますように。
(3)へ続きます。