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私もケミカルフリー系だけど、MR予防接種に関しては、打っといてほしいな、と思う。



今日、「麻疹にかかれる人はデドックス界のエリート」というタイトルの記事を見てしまいました。

どういう意味なのかなーと思って、読み進めていくと

>「流行している沖縄でたった100人」
とか
>沖縄の人口は140万人です。
>その中のたった100人が麻疹にかかっただけですよ?
>140万人のうち、70人がかかったとしても、
>人口比率で言うと、感染する確率は、0.007%

>高熱出せる人しか麻疹にかからない
>バタバタ感染していくわけじゃない。
>麻疹にかからない自信がある
>麻疹はかかりやすい感染症と言われているけど、そうじゃない。

とか、あったんです。


いやいやいやいやいやいや・・・。

ちょっと、まって、

沖縄で100人しか感染者がいないのは、90%以上の人がワクチンを打っているからです。高齢者の方は、麻疹ウイルスのサバイバーです。麻疹に罹患して、免疫の低かった方は死んでいるから、今生きていないのです。

麻疹は免疫がない人がウイルスをもらうと、ほぼ100%発症します。
人間の免疫で勝てる、ということがないんです。
(生きのこること、でいう意味では勝ててる!なのかもしれませんが、
 発症は免疫力が高いからといって、防ぐことができません)

もし、沖縄で全員がワクチンを打っていなかった、もしくは麻疹サバイバーがいないとしたら、今回の観光客ひとりから、140万人全員が発症する。ということになる感染力の強いウイルスです。


そして、どうして
「沖縄で100人」で大騒ぎしているかというと

罹患すると明確な治療法がなく、(対症療法しかない)
乳幼児や妊婦さんにかかると死んじゃったりするからです。

今現在の衛生環境、病院の発達でも、1000人に1人の方が亡くなります。それを防ごう。というのが「麻疹の予防接種」です。

現に今回の元の台湾では予防摂取率が高く、12人で発症はストップしています。台湾は98%の方が予防接種をしているため、感染はこれでストップしました。
(台湾も沖縄と同じ、麻疹0でしたが、タイに旅行に行った際に麻疹に罹患したようです)

以前、沖縄で麻疹が流行った1998年頃(平成10年〜11年)の時は8名の乳幼児が死亡しています。(2034人中8名死亡→254名中1名死亡ということ)
記事内でSSPEについても、その確率の低さがとりあげられていましたが
沖縄県だけでも1994年〜2005年の間に15件発生しています。

この時の流行も、死亡も、麻疹の予防摂取率が98%だったら、、、
防げていたかもしれないんです。

麻疹は日本株での患者は報告されていないですが
海外では未だに流行っています。後遺症率も死亡率も高い。

予防接種については、日本でポリオの生ワクチンとかについては懐疑的でしたが(今はポリオも不活化になりました。)麻疹の予防接種だけは、
受けておいた方がいいのではないかな。と思います。


ワクチン接種についてやケミカルなものについて
不安でしょうがないママさんたちも多いと思います。
私もそうでした。今もそうです。


悩んでいる方も多いとは思いますが、
正しい情報を正しいところから得ることは
とても大切なことだと思います。

もちろん、予防接種が絶対的に安全、というわけではないし100%感染症から守れるか、とはいいきれませんが、

それについて母として、人として学んで
予防していくことは大切なことだと思います。

予防接種のすべてが悪いわけじゃない。

と私は思うけどなぁ。

感染症は、正しく知って、正しく予防できたらいいな。と思います。

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金城有紀  KINJO YUKI
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