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visual diary 📱📝 20250215


15 February 2025
きょうは、恵比寿映像祭2025の展示ギャラリー内で鑑賞サポートを担当しました。

対象作品は、映像監督アピチャッポン・ウィーラセタクンによる《Box of Time(時間の箱)》(2024)。

5種類の透明なアクリルの箱に、2分から1年までの時間が凝縮された52枚の写真が収められています。

トランプのサイズのそのカードを、鑑賞者自身がめくることで〝時〟が進む。
そのような作品です。

事前に、準備も兼ねて鑑賞し、個人的にも とても印象深く感じていました🤓

映像が「動く絵」であることをあらためて実感すると同時に、

カードをめくるタイミングによって、時間の流れが変化する。
ゆ〜っくりめくれば時間は長くなり、さっさと急げば短くなる。
時には戻ることもできる。

当たり前のように思っている〝一定の時を刻む〟という感覚から離れ、この作品の鑑賞を通して、まったく違う次元へ行けることが面白いな、楽しいなと感じていました。

映像だからこその時間。

お客様がどのような反応をなさるのか。

映像が〝自動的に流れるもの〟ではなく〝自分で動かして創り出すもの〟になる新しい体験。
それを楽しむ様子がサポート中に垣間見ることができたことも、ありがたい時間でした😊🙏

#恵比寿映像祭2025
#Yebizo

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