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【女性活躍】管理職を目指すのはメリット?デメリット?

少子高齢化による人手不足解消や、多様化するニーズに対応するため女性活躍が叫ばれています

その目標指針として、女性管理職比率を増やすことが掲げられています

一方で、企業も時間に制約の多い女性を受け入れるには妥協が必要、や女性自身が管理職になりたがらない、などのネガティブな声も聞こえてきます

ここで疑問に思うのが、企業にとって本当に女性管理職を増やすことが必要なのか?

そして、女性にとって管理職になることは、メリットがあるのか?ということです

女性管理職を増やす、に思う違和感

企業における女性管理職を増やす必要性

経済成長の鈍化により、企業の事業拡大傾向にブレーキがかかってきました

特に、日本の屋台骨となってきた労働集約型の産業は縮小傾向になり、それに伴い管理職のポストも限られて来ています

また、デジタル技術の進展により、管理業務の省人化が進んでいます

情報共有もコミュニケーションツールの浸透により、中間ハブを介さずに行き渡るようになりました

以上のように、経済成長の鈍化、デジタル技術の進展により、管理職の必要性は薄まりつつあると言えるでしょう

女性における管理職になるメリット

管理職になることは、その組織の中核メンバーになることを意味します

終身雇用の時代には、組織内で確固たる地位を築くことで定年まで安泰に過ごす保証となりました

しかし今や終身雇用は崩壊し、複数社を渡り歩くことも珍しくない時代になりました

さらに人生100年時代で年金も十分もらえず、”定年”後も稼ぎ続ける必要があります

この時代に必要なのは、1つの組織の中核メンバーを目指すことではなく、他でも通用するポータブルスキルを身に付けることと言えるでしょう


他でも通用するスキルを身につけた結果、管理職になるのであれば良いのですが、管理職を目標に、所属する組織に評価されることを目指すメリットは、薄れてきているのではないでしょうか

未来が予測できない不確かなVUCAの時代を生きる私たちは、組織に入って管理職を目指す内向きの思考から、自分のスキルを他で活かそうとする外向きの思考に転換していく時期なのかもしれません


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