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70年代~80年代ごろの個性的なファズサウンド!Emanating Fist Electronics TYGR2!

ヴィンテージファズの再現と深い知識と見地を持つD*A*M Stompboxies、そしてサブラインのEmanating Fist Electronicsの取扱が始まりました!
Emanating Fist ElectronicsはPCBを用いた作りで、D*A*M Stompboxiesのデヴィッド・アンドリュー・メインが制作しています。D*A*M Stompboxiesが60年代の作りを再現して組み立てられているのに対し、Emanating Fist Electronicsはもう少し新しいスタイルで作られますが、そのこだわりに違いはありません。

Emanating Fist Electronicsが始まった当初はLinzi Haynes氏が制作を行っていましたが、現在は別部門の担当となっているそうです。

そんなEmanating Fist Electronicsの個性的なファズ、TYGR2です。このファズは70年代終わりごろ~80年代にかけて販売されたBell Electrolabsのファズペダルを元にしながら、Emanating Fist Electronics独自の要素を加えて開発されたファズペダルです。

回路構成はおおまかにビッグマフのスタイル。ただビッグマフではありません。Bell Electrolabs Fuzzを元にしていますが、それはゲインステージのアイディア部分のみ。ほとんどオリジナルで作られているファズです。

サウンドは面白いです。「ヴィンテージファズの何か」には似ていませんが、なぜか「ヴィンテージファズの風合い」が漂う音色。この音色を今作れるというのもEmanating Fist Electronicsの凄さと言えるでしょう。