答えます、GE150のギモン!
小さく軽量なボディにハイクオリティなサウンドを詰め込み、お手頃価格で発売となったMooer GE150。大変多くの方から好評をいただいており、とてもありがたく思います。
その分、いくつかお問い合わせなどもいただいております。よくいただくお問い合わせにお答えさせていただこうと思います。
●起動するとプリセットが7番になっている?
※製造時期により異なります。7番は発売当初の設定でした。
上の写真のとおり、新品ご購入後、初めて起動するとプリセット7番が読まれるようになっています。(今後変更される可能性がございます。また店頭品等では違った番号となることもございます。)
正直に申し上げます。なぜだか分かりません。このプリセット7番はJCM800のドライブサウンドで、Mooerとしてもわかりやすいロックサウンドを最初に聞いて欲しいと考えたのかもしれません。ですが、これは正常なものとなります。
●箱が開いている?
GE150は、新品でご購入いただいてもMooerのシールが切られた状態で発送しております。
これは、Mooerから発送されたものに弊社にて保証書を同梱したり、一部ランダムに動作確認をするために一度開封しているためです。
特に、この価格帯のマルチエフェクターは日本のメーカーがそのまま楽器店さまに発送する形となっているものがほとんどです。ですが、GE150は輸入品のため、現状ではどうしても一度開封する必要がございます。
このシールが切られていることは、弊社にて正規輸入したものであることの証でもあるとお考えいただければ幸いです。
●画面が傷だらけ?
GE150は、ディスプレイとその周囲の黒い部分に保護フィルムが貼り付けられています。このフィルムがとても薄く、また丁寧に貼り付けられているため、何も貼られていないように見えることがあります。
ただ、このフィルム、おそらく製造時点からだと思いますが、薄い傷が多数入っているため、まるで本体が傷ついているように見えることがあります。
エクスプレッションペダルの下から、フィルムを剥がすことができます。ただ、フィルムを剥がす際にはご注意がございます。
※製造時期、個体によりフィルムを剥がす際の持ち手が付いていないことがございます。
見ていただければ分かりますが、このフィルムはノブの下を通っています。意外とこのフィルム、切れないのでそのまま剥がすとノブの下のところがうまく外れなくなります。
ノブは背面に6角のネジ穴がありますので、そこを緩めるとかんたんに取り外せます。一度ノブを外してから剥がすことを推奨します。
また、ノブを外すのが怖いという場合は、フィルムもそのままでお使いいただく方が良いかもしれません。
●エクスプレッションペダルがうまく動かない
エクスプレッションペダルのトラブルのほとんどは、キャリブレートで解決します。EXPボタンを押し、VALUEノブでCALIBRATEを選びます。
アイコンが3つ画面に並んだら、まずペダルを一番手前に倒し、VALUEノブを押します。
次にペダルを奥まで倒し、VALUEノブを押します。
続いて、ペダルをさらに奥に押し付けながらVALUEノブを押します。
これでキャリブレートは完了です。
●エディタが使えない
GE150はエディタからプリセットの設定や調整が行えます。
エディタは
http://www.mooeraudio.com/companyfile/GE150-Downloads-146.html
からダウンロードすることができます。
ダウンロードしたエディタを解凍し、インストールします。
続いて、GE150の両方のフットスイッチを押しながらアダプターを接続すると、画面にUpdatingと表示されます。この状態でPC/MacとUSBケーブルを接続し、インストールしたエディタを選択すると、一度ファームウェアがアップデートされます。
一度アップデートされた後は、通常通り、フットスイッチを押さずにGE150の電源を入れてUSBで接続し、エディタを起動していただければと思います。
●オーディオインターフェイスの仕様
GE150はOTG機能があり、スマートフォンやタブレットに直接、データ転送が可能なUSBケーブルで接続して録音が可能です。
その際に演奏のBGMも同時に録音するため、AUX IN端子がミックスされて出力されています。
PCにレコーディングする際などにはAUX INを接続しない、または先にAUX INのBGMだけを録音し、そこにギターを重ねるようにご使用いただければと思います。
多彩な機能をコンパクトにまとめたGE150。是非使いこなしていただければと思います。