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公的な存在と情報を公開すること

私は今年度の初めに、異動したので新聞に名前が載りました。
実は信頼できる人に、新聞に名前を載せなくていい方法はないか相談しました。
疚しい過去があるわけではないのですが、過去にはもう顔を合わせたくない人っていうのは誰にでもいるわけで、やっと距離がとれてお互い平和に暮らしてるのに、職場が公開されることによりお互いの心にモヤモヤが蘇ってしまうことってあると思う。
ネットで検索すると、私みたいな気持ちの方がおられました。

こちら↓↓↓

この質問に回答された内容がこちら↓↓↓

実際、私も同じ理由で断られました。

結果、新聞に名前が載りモヤモヤした日々を過ごしました。

公務員法ができたのって、今のように情報に敏感ではない時代で、かつての教職員名簿には住所なども載っていたと聞いています。
公務員法を含め、学校教育法も時代にあわせてアップデートしていく必要があるのに、なぜそこは頑なに変わらないのか?

教職員名簿は、お金を出せば誰でも購入することができます。そこには、勤務先の学校、学校の規模(児童数やクラス数)、管理職の名前、所有免許状の種類など、びっくりする程の個人情報が載っています。
ご丁寧に、名前の索引もついています。

前任校の管理職にも、名前を載せたくないと相談したのですが「あなた、それ迷惑な話だよ」と、言われました。「なぜ、迷惑なのですか?」と勇気をだして聞いたのですが、明確な回答はもらえませんでした。公的な存在だから。その一点のみです。

実際、私の友だちにもストーカー被害者、DV被害者など自分の居場所の公開とさらなる被害の恐怖に怯えながら働いている先生もたくさんおられます。

公的な存在だから、身の危険を感じても望まない情報公開に応じないといけない今の学校現場を疑問に思います。

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