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NISA話の前に、複利のパワーを知ろう!
単利と複利という言葉がありますが、ここではつみたてNISAの計算に使われる「複利」についてお話しします。でもその前に、グラフを見てもらった方がわかりやすいので下記のグラフをご覧ください。
◆複利ってそもそもどういうこと?
例えば、毎月3万円を40年間つみたてたとします。
🟦保険の個人年金等で運用した場合(年利平均2%で計算)
🟨銀行に貯金していった場合
🟥証券会社のNISA口座で投資信託で運用した場合(年利平均5%で計算)
(保険も投信も商品によって利率は変わります)
それぞれ、複利で運用した場合下記のような結果となります。
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複利で運用した場合のそれぞれの比較グラフです。保険で運用した場合と自分で投資信託を毎月コツコツつみたてた場合ではその差は一目瞭然ですね!同じ期間つみたてても2,200万円以上の差額になる場合が予想されます。
(当然、個人年金保険には「保険料」が含まれる訳ですから、そもそも保険と投資は分けて考えた方がわかりやすいです。保険付きを希望するのかどうか目的をはっきりさせておきましょう)
◆では次に成人年齢18歳〜65歳まで積み立てた場合は?
18歳で高校を卒業して、65歳まで3万円を47年間積み立てた場合と25歳から40年間積み立てた場合とでは、その差はなんと!!
18歳から47年間つみたて運用した場合↓
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18歳からの47年間と、25歳からの40年間。その差は7年、元本にすると252万円ですが、最終的に65歳の時に手にするお金はやっぱりこちらも2,000万円以上も差が生まれるのです。
5%でさえこの利益の差が出るとしたら、もしそれ以上に経済が右肩上がりに成長すればもっと大きな差になるし、それが例え3%程度しか上がらなかったとしても、大きな差になることは明確です。
◆話を戻して、複利とはどういうこと?について。
たとえば、100万円に利息が年間5%つくとしたら、1年後には105万円になりますよね?この105万円を2年目に再投資してさらに1年運用すると、105万円にさらに5%利息がつくので、次の年は5万2500円増えて110万2500円になります。
これを10年、15年と繰り返すことで資産は効率よく増えていきます。
これが「複利パワー!」なのです。
複利だと何がすごいって、元本が年々増えて15年くらいで2倍になるんです。(魔法じゃありません笑)そしてこの複利は、期間が長くなればなるほど、運用の差は開いていきます。
これはほんの一例ですが、こういった具体例をスライド資料にしたものを使用して、レッスンを行なっています。
高校生の様な若い方から老後を迎えた方まで、幅広い年齢層の方が《人生を豊かにするお金のレッスン》を受講してくださっています。
大切なお孫さんやお子様のためにと申し込んでくださる方も増えてきました。今後は、若い方向きの「やさしい金融リテラシー講座」もスタートいたします。
お一人でも多くの方が、1日でも早く「複利運用」のことを理解して、上手な資産運用の第一歩が踏み出せます様、やさしく丁寧にサポートします♪
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【FPちいさなそら】松井ひろこ
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