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それ、こたつ記事だよ、恥ずかしいからやめなよ

こたつ記事に踊らせてちゃダメだって

ネットに踊っているキャッチャーなタイトルのニュース、中身を読んでみたら、インターネットやSNSの内容がまとめられてるだけの記事、なんてことはないだろうか?取材をするでもなく、自分の論評も載せない。読者の気持ちを煽るだけ煽って、世間ではこう言われるがどうだろう。みたいに締め括られている。このようなこたつに座っても書ける記事をこたつ記事という。

正直ミスリードを誘っていたり、全く事実ではない、うそということまである。
このように、日々ネットに踊っている程度の低い記事を読む意味はあるのだろうか?ましてやソースがこたつ記事でテレビで意見をいう人まで出てきている。恥ずかしい奴らがいたもんだぜということで、なぜこたつ記事がよくないのか簡単に調べてみた。

こたつ記事がなぜ良くないのか

PV稼ぎのためにキャッチーなタイトルをつける

ネット記事で稼ぐ方法はPVを稼ぐこと、まずはクリックしてもらわないと始まらない。そこでキャッチーなタイトルが必要になる。内容がいくら面白くてもその内容をそのままタイトルにしても面白くない少し捻ってクリックしてもらうのは昔からある手法である。ただし、こたつ記事ではまずタイトルをつける。人目を引くためにありそうでないことをタイトルにする。こたつ記事はそれに合わせて切り取りやSNSの無責任な発言をソースとし記事を作ってしまう。後からそんなことなかったじゃないかとなるような記事になってしまう。

インターネットやSNSの寄せ集め、都合のいい内容を作り出す

キャッチーなタイトルでも内容が全く違えばなんだよとなってしまう。そこで、インターネットの記事の切り取りやSNSので都合のいい発言を集めて、さも本当のように記事を作っていく。そこに記者の感想や予想を入れて信憑性があるように誘導していく。冷静に読めば、誰1人関係者でもなければ裏をとった内容はなに1つないなんて記事であることに気づく。読者はそんな記事に一喜一憂してしまうのである。

取材はしない、論考もしない

通常ニュース記事は取材があるものである。現場へ行って質問をしたり聞き込みをしたり、電話やメールで当事者に取材するでもいい、他とは違う情報を集めて記事にする。そこに事実があるから、読者が納得して、ニュースの内容について考える機会を得られる。記者は、さまざまな取材で情報を集めて論考を行い記事に深みを与えていく。それが本来の記事である。信憑性のなり切り抜きと感想を並べて面白くしているだけの記事はその場は面白いかもしれないが、事実であるかは怪しい。そういう程度の低いものが生み出され続けている。

無責任に論争を煽り、炎上を誘おうとするのがあざとい

こたつ記事はコメントを多くつけてもらったり、SNSに広まるために炎上を狙っているものが多数出てきている。ある特定のファンを挑発するような記事。ファンと一緒に仮想敵を作って攻撃を消しかけるような記事。こういう記事が炎上してプレビューを伸ばしている。プレビューが伸びるとミスディレクションでも事実のように受け取られて発言力のある人が誤って本当のことのように話始めてしまう。これがこたつ記事の1番罪な部分だと思っている。実際、そんなことを言った事実はないのに、テレビの実況者がこんなこと言われても頑張ったとか言ってしまうような事態が起きる。実際現場ではそんなことは言われていないのに、間違った印象が視聴者に伝わってしまうのである。

こたつ記事なんて読んでいたら、そのうち恥ずかしい思いするよ

こたつ記事は、キャッチーなコピーで読者を誘い込みたくみに捏造した言葉で一定の思想を埋め込む。間違った思いを持った読者と、正しいことを知ってる読者が戦い始める。そして炎上して、プレビューがどんどん増えていく。バズってしまえば、たとえ事実と違ったキャッチコピーでも多くの人が正しいことだと勘違いしてしまう。結果、間違った知識を持った人が自慢げに話始める。こんな恥ずかしいことはないし、そんなうそで稼いでいる人たちがいるから、こたつ記事はなくなくならない。負のスパイラルに入ってしまっている。
少なくともこの記事を読んでくれた人は、こたつ記事かそうでないかをちゃんと見極めて、低俗なエンタメなんか信じずに正しい情報を見つけらえるスキルを磨いてほしい。

この投稿について

F1がすごく好きで色んな情報を集める中、最近某ニュースサイトがプレビュー稼ぎのためだけに一線を超えたゴシップ記事を多く出していて、それだけではないが他のゴシップサイトでも出ていたこたつ記事をもとに、某チャンネルの実況者が、見たかこれが実力だ、個人への煽りなんかしてしまったようで、実際もとになったインタビューを全文読めばそんな感情はないんだけど切り取り記事に、そんな人にも影響を与えてしまうまでになってることに危機感を持ったので、書いてみました。記事の真偽はちゃんと見極めましょう。

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