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北海道生まれ北海道育ちの私が、なぜライオンズファンになったのか

私は北海道生まれ北海道育ちの生粋の道産子です。
よく、「なんでライオンズファンなの?」と聞かれます。
恐らく、私だけではなく地元の球団以外のファンの皆さんは1度でもこの問いをされた事があると思います。
「地元の球団のファンじゃなくて何が悪い」の精神で生きてますが、時折非国民の様な言われ方をされた事もあります。
そんな私も実はファイターズが北海道に移転してから5~6年はファイターズファンをしてました過去があります。
なぜライオンズファンになったのか、そしてなぜライオンズファンに戻ったのかを書いていきたいと思います。

ライオンズとの出会い

私がライオンズと出会ったのは幼稚園児の頃でキッカケは親の影響です。(母は黄金期の西武で石毛さんが好きだったそうです。)
当時は野球中継=巨人戦という時代で北海道も大半は巨人ファンという中、私はライオンズファンになりました。
当時JSPORTSでライオンズ戦の中継がされており、巨人戦よりもライオンズ戦をよく見ていた記憶があります。

当時のライオンズは松坂大輔投手と松井稼頭央選手が看板選手でした。
幼稚園児の私は松井稼頭央選手に一目惚れをしました。
走攻守兼ね備え長髪をなびかせながらグラウンドを走り回る姿がとてもかっこよかったです。(初めて買ってもらったユニフォームも当然松井稼頭央選手でした。)



ただ選手がカッコイイだけではなく、もう一つ子供心を掴まれた事があります。
それは、ホームランを打った選手のサインボールが抽選で当たるイベントがJSPORTSで行われていた事です。
当時はFAXで応募する形だったのですが、当たれ!と思って文章を考えFAXしていました。
1度だけ和田一浩選手のサインボールが当選したのですが、中継内で発表された時は大喜びしたのを今でも覚えています。

2001年頃にライオンズが札幌ドームを準フランチャイズ球場として使用するという事がありました。
当時はファイターズ移転前という事もあり生で野球を観る機会はほとんどありませんでした。
しかし、地元に出来た球場でしかもライオンズの試合が見れるというのは子供ながらに興奮しました。

ファイターズ北海道移転

そんな喜びを感じていた時に事件が起きます。
「ファイターズ北海道に本拠地移転」
え?ライオンズはどうなるの?と思いました。
そりゃそうですよ。大好きなライオンズが見れると思ったら、ファイターズがホームグラウンドにするんですから。(幸いパリーグのチームですが・・・)
幼稚園児か小学校に上がるくらいの私はファイターズの選手なんて誰一人知らないレベルです。親ですら岩本勉さんくらいしか知らない感じでした。

そんな私ですら顔も名前も知ってる人がファイターズに加入します。
その人こそ現ファイターズ監督の新庄剛志選手です。
知ってる人が来た。それも地元に来た球団に。
子供の私の心は一気にファイターズへ傾き、そこから6年ほどファイターズファンになりました。

正直に言うと、監督の新庄さんは好きではないです。
ですが、選手時代の新庄さんはヒーローそのものでした。
北海道の野球文化を変え、北海道に野球を根付かせた最大の功労者は新庄さんだと思います。

ファイターズファンになった私が初めて買ってもらったユニフォームは小笠原道大選手のユニフォームでした。
当時のプロ野球界特にパ・リーグは子供がマネしたくなる様な打撃フォームの選手が多くいました。
日本ハム・・小笠原選手 西武・・カブレラ選手 近鉄・・中村選手、ローズ選手がその最たる例です。

ファイターズが北海道に移転してからは道内がファイターズ1色に染まり、私もファイターズに染まりました。
土日だけでなく、学校終わりに球場へ行き観戦するのが当たり前になりつつありました。
小笠原選手が巨人に移籍後は稲葉篤紀選手のユニフォームを買ってもらい着てました。

再びライオンズファンへ

すっかりファイターズに染まり切った私ですが、2008年に転機が訪れました。
それは日本シリーズ第7戦での片岡易之選手の伝説の走塁です。
日本シリーズで久しぶりにライオンズの試合を見たのですが、躍動する背番号7に心を奪われました。
「ライオンズの背番号7」私にとっての原点とも言えるものに再会したのです。

2009年シーズンから少しずつファイターズ側ではなく、ライオンズ側の座席で観戦する様になりました。
そして2010年からはほぼライオンズ側で観戦していました。
ライオンズファンに戻って初めて買ってもらったユニフォームはあの時と同じ背番号7のユニフォームでした。

現在

ライオンズファンに戻ってから好きになった選手がことごとく移籍したり、活躍しなかったりと悲しい思いをしています。
なので昔の様に推し選手を作るのが怖くなってしまいました。


もう着れなくなったユニその1


もう着れなくなったユニその2


もう着れなくなったユニその3

とは言えユニフォームは買っています。
来季のユニフォームを誰にするか悩むのもシーズンオフの楽しみの1つになっています。

最後に

私の様に、プロ野球の本拠地がある土地に住んでいてもそのチームのファンではない人も多いのではないでしょうか。
ホームチームのファンじゃない人は白い目で見られがちです。
少数派の皆さん。共に強い気持ちを持ち続けましょう。

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