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あたらしい世界を見るための、たった一つの鍵。
目標を立てることも重要だけど、それを達成するための計画とか戦略とか、
そこまで大層なものじゃなくてもいいけれど、
立てた目標をどうやって達成するかを考えて、
その考えたものを元に目標を達成しようとすることが大事なんじゃないかな、
と最近思っています。
例えば、受験。
いきたいと思った高校や大学に受かるかどうかはさて置き、
その高校・大学に合格できるように、
入試で高得点を取るために学力を上げようと勉強するはずですが、
がむしゃらに問題集や入試問題を何回も解こうとする前に、
このような思考を巡らせるのではないでしょうか。
・この高校・大学の入試に合格するために、自分が理解できてない科目は何か?
・得意な科目と不得意な科目は何か?
得意な科目の点数を伸ばすか、
不得意な科目で少しでも点数を取れるようにするか、
どちらの方が合格に近づきそうか?
・面接でどのような内容を話して自分をアピールした方が、合格に近づきそうか?
これらに限らずほとんどの人は、
おそらくどのようにしたら合格できるのかを考えるはず。
いきたいと思った高校や大学に合格するという目標を達成するために、
何をすればその目標達成に少しでも近づくことができるかを考えて、
その考えをとりあえず実行してみるはずです。
他にも、仕事だったら、
営業目標、「1ヶ月でOO円売ってこい」
という目標がマネージャーから与えられたとして、
その営業目標を達成するための具体的な作業内容は決められていたとしても、
その作業内容を、どのタイミングで、どういう見せ方で、
誰に向けて行うかということを考えて行うことは、
立派な計画を持って仕事をしているということになるのではないでしょうか。
普段の生活や趣味の世界でも、
同じような考え方をするのではないでしょうか。
自分の欲しい服が目の前にあった時、
どのようなお金の払い方をすれば一番安く買えるのかを考えるでしょうし、
作りたいと思った料理のレシピを見ている時も、
レシピ通りにうまく作るために必要なものや作り方を考えると思います。
何がいいたいかというと、
昨今、「好きなことを仕事にするのが正しい。」という言葉をよく耳にしますが、
・好きなことが何かわからないから、好きなことを仕事にできない。
・好きなことはあるけれど、それを仕事にするための方法がわからない。
という言葉もよく耳にしますが、
好きなことを仕事にするのが正しいか否かはさておき、
少しでも自分が好きなことに出会って、
それを仕事にするという目標を達成するためには、
どうしたらいいかを考えてみることが
一番大事なのではないかなと思います。
個人的には、
自分が好きなものが何かを少しでもわかるためには、
できる限り色々なことにトライしてみて、
「これだったら、長続きしそうだ!」と、
少しでも感じられることを多く見つけてみようとすることから始めて、
それと少しでも近いことをできるような仕事を見つけるか、
それを仕事だと言い切ってしまうと、
意外と好きなことが仕事になっていたりするのかなと思ったりしてます。
目標を立てるのも大事だけど、
もっと大事なのは、それを達成すること。
自分のため、他の人のためなど関係なく、
立てた目標を達成しないと誰にも変化を与えられない。
立てた目標を達成して、達成した後のあたらしい世界に出会うために、
計画や戦略を立てて、
あたらしい世界を少しでも引き寄せられるように行動してみよう。