置いてけぼり仲間
忘れ去られた自転車
緑と同化した車
フェンスに刺さった空き缶
その場所にいる意味はないであろう物たち
月日が流れてることだけを伝えていく
きっと他に意味はない
自分の存在がこれらと同じなんじゃないかって
時々思う
息を吸って吐く
歳を重ねる
それいがいに意味はない
そんなことを周りに言うと
そんなこと考えるのがバカだって
そうなんだろうけどそう思う
でもこうも考える
意味はないけど価値はあるんじゃないかな
視点を変えれば
あの物たちにも価値があって
だから存在してる
だって存在してるんだから
価値はあるでしょ
それなら自分も価値があるんだよ
きっと
そう思えたら意味もある気がしてきた
都合いいかな?
ま、いいっか