第11回演奏会 〜代表挨拶
まず、新型コロナウィルス感染症に感染された方々やそのご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
本日のLiberal Ensemble Orchestra(以下、LEO)第11回演奏会は昨年4月に実施される予定でしたが、コロナ禍の影響を受けて延期になった演奏会となります。昨年10月の軽井沢におけるLEO第12回演奏会と同様に無観客での開催となりましたが、こうして本日開催の運びとなりましたのも、ひとえに皆様のご理解ご支援の賜物と、心から御礼申し上げます。
さて、本日のLEOですが、普段とは異なる趣で演奏をお届けします。
演奏会前半は吹奏楽ステージとして6曲の吹奏楽曲を、後半は管弦楽ステージとして2曲の管弦楽曲をお届けいたします。
吹奏楽と管弦楽。ともに「様々な楽器で演奏する」という点では共通しておりますが、響きや世界観の違いは単純な楽器の違い以上のものとなります。
それぞれの演奏を耳にする機会は多くあると思いますが、吹奏楽と管弦楽を同時に同じ団体が演奏する機会はそう多くないと思います。是非、本日のLEOの演奏から「違い」を感じ取っていただければと思います。
一方で、「皆でひとつの音楽を演奏する」という広義のアンサンブルの本質については吹奏楽も管弦楽も違いはありません。ひとつの音楽をステージ上で連携し協力しながら作り上げる意義を、こんな時代だからこそ感じながら、皆様に演奏を届けたいと思います。
そして、その演奏が皆様それぞれにとっての感動となれば幸いです。
繰り返しにはなりますが、本日はご参加いただきありがとうございました。
Liberal Ensemble Orchestra
代表 猪瀬達郎
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