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ビジネスエスノグラフィのお話を聞いて、フィールドワークの見学をした。おでんも食べた。

今週金曜の夜にビジネスエスノグラフィ、土曜にはインタビューフィールドワークについてのお話を聞く機会がありましたので、メモをまとめました。

※写真は金曜夜に水本先生と一緒に食べたおでん


ビジネスエスノグラフィのお話から(浅野先生)

ビジネスエスノグラフィは、外部の人がやった方がいいのか、中の人がやった方がいいのか?

現場で朝から晩まで成長戦略をやっている人たちは、外から見てあげないとわからない。成長戦略と生存戦略、両利きの経営が必要。

スタートアップは別として、しばらく経っていて時代に合わなくなってきたような企業は外からやった方がよい。ただし、作っていくのは中の人。スタートアップも1年で老朽化したりする。企業によって処方箋は違う。

成長戦略
必要なもの:ブランドロイヤリティ
対象:顧客
方法:マーケティング
将来性:いつかはなくなる

生存戦略
必要なもの:ビジョン、パーパス、プラットフォーム、データ
対象:ステークホルダー全体
方法:アート思考、デザイン思考
将来性:生き残る可能性がある

【昭和】マーケティング
【現在】デザイン思考・人間中心・エンジニアリング
【今後】アート思考・スペキュラティブデザイン

定性分析と定量分析
「数えられるもの」と「数えられないもの」に二分できるわけではなく、世の中のほとんどの事象は数えることができない。

ビジネスエスノグラフィは「仮説→調査」ではなく、「観察→分析→仮説構築」という順番になるのが特徴←ググった


🎤インタビュー(水本先生)

直接的に聞くと短絡的な解決案が出る。課題をそのままストレートに聞くと仮説検証になる。新しいものが生まれない。

なにか心に引っかかる、心の動きが大事。インタビューをしながら、もやもや、当惑したもの、心が動くものを書き留めていく。

①インタビュイーから複雑な問題について語られる。その中で当惑したものを紙切れに書く
②それを持ちよる
③整理する
④問題を定義する

「どうしたらいいか」と考えると仮説検証になる。「なぜ?」で考える。


🗒フィールドワーク(水本先生)

テーマを決めて調査していく。

(インタビューで聞いた)企業側が求めていたものにマッチしてなくても大丈夫。間接的に聞いたものを信じず、現場で見る。

定量的なものはいらない。理性ではなく直感を信じる

・異質なアイデアを掛け合わせる
・みんなのなぜ?を集める
・本質以外のもやもやを紙切れに書く
・答えを見つけにいくのではなく探検にいく
・関係がありそうなものを大事にする
・本題じゃないからいらない、とすると仮説検証になる
・直感を大事に
・定量はいらない
・多様さを見る
・仮説に支配されない
・いい口コミだけを集めるようなことをしない
・気になるものを集める
・関係あるかないかわからないのは関係があるとしてかき集める

最後に、ビジネスエスノグラフィーのお話の途中で浅野先生が言われていたこと。

自分のためにならないことをする。本業ばっかりやってるとダメ。

記憶に残った一言でした。

いやしかしみんなすごい体力…..わたし見学しただけで疲労困憊もう眠いです🥱




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