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食後の眠気

おばんです。

昼食後に眠くて仕方がない。
なぜか。

糖質(炭水化物)の摂取で血糖値が上昇しインスリンが分泌され、インスリンの作用でアミノ酸が骨格筋へ取り込まれ蛋白質合成が促進され血中アミノ酸濃度が低下する。
しかし、トリプトファンだけは骨格筋へ取り込まれないので血液中のトリプトファン濃度が相対的に上昇する。
その後次のような連鎖で眠気が出てくる。

血液脳関門を通過するトリプトファン増加

脳内トリプトファン量増加

セロトニン増加

メラトニン増加

眠気出現

食後だから眠くなるのではなく、糖質を摂ってインスリン分泌が増えるから眠くなるとのこと。

糖質制限食だと眠気が少なくなるため、職業ドライバーの会社では勤務中の食事を糖質制限食にして眠気による事故を予防しているそうです。
血糖値の変動が少ないと心理的にも安定して安全運転にも繋がるそうで、運転前の食事は糖質制限食が良いということを初めて知りました。
昼食後に眠くて仕方がない場合は、昼食を糖質制限食すると良いとのこと。

糖質制限食とは?

糖質に配慮した食事でなるべく避けたい食品は下記。

・穀類(精白米、食パン、そば、うどん)
・イモ類(さつまいも、じゃがいも、春雨)
・野菜(かぼちゃ、れんこん、とうもろこし)
・果物(バナナ、ミカン、リンゴ)
・豆類(あずき、青えんどう、ひよこ豆)
・甘味料(上白糖、はちみつ、メープルシロップ)
・嗜好飲料類(砂糖入りのコーヒーや紅茶、ジュース)
・アルコール類(日本酒、梅酒、ビール)

糖質に配慮した食事で主食を食べる際は、玄米や押麦、全粒粉パンを選ぶといい。
ほかにも、砂糖や小麦粉、じゃかいもを使った菓子にも糖質は含まれているため、毎日の3回の食事以外で食べる物にも注意が必要。






#ねむい



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