👸 G1 エリザベス女王杯2024 全頭診断　👸

※評価はC<B<A<Sの順です😲
※あくまで枠順確定前の全頭診断です。確定後は見解替わる可能性🉑あります🙇‍♀️
※追い切りは考慮に入れておりません(最終追い前に診断したので考慮不可🙇
※当日の馬場状態は不明ですが、良馬場想定で診断しました。道悪時の評価の上げ下げは個人の判断にお任せします🙇‍♂️
※想定人気はNetkeibaさんより。11/4現在のものを使用しました🙋‍♀️

👑　エリザベス女王杯とは⁉️   👑

1970〜75年まで3歳牝馬三冠競走の最終戦として施行された「ビクトリアカップ」が全身となっている。1975年に女王エリザベス2世が来日されたのを記念して翌1976年に第1回の「エリザベス女王杯」が創設された。なお、エリザベス2世は大の競馬好きとして知られており、馬主としてだけでなくオーナーブリーダー(生産者)としても大成功を収めている。もともとは3歳牝馬限定、京都・芝2,400m(外回り)という条件で行われていたが(20番人気・単勝¥43,060の超波乱で有名なサンドピアリスが制覇した第14回(1989年)も当然この条件だった)、1996年に「秋華賞」が3歳牝馬三冠競走の最終戦として創設される。それに伴い、このエリザベス女王杯は「3歳以上牝馬」に変更され、同時に距離も2,200mに短縮される。かつてエリザベス女王杯は3歳牝馬の最後の一冠を占うレースだったが、世代を超えた女王決定戦に性格を変えたといってよいだろう。

...とはいえ、真の女王決定戦になったかと言われると現状はそうとは言い難いのが現状。なぜなら、JRA賞最優秀4歳以上牝馬は2000年以降のエリザベス女王杯覇者のべ23頭中わずか5頭しかいないからだ(その5頭は後述)。しかも2005年覇者スイープトウショウを除いた4頭は、すべてこのエリザベス女王杯しかG1を制覇していないのにこれを受賞している。つまり、それ以外の年の受賞馬は基本的に牡馬相手のG1を勝利している。三冠馬である名牝アーモンドアイやジェンティルドンナをはじめ、その時代の本当の女王は天皇賞・秋やジャパンカップなど牡馬相手にG1を戦っている時期であり、エリザベス女王杯は超強豪牝馬がその王道の牡馬路線でコケたときのみ評価されるような立ち位置にあるのが現状。今年も三冠馬リバティアイランドが天皇賞・秋を選択(13着)したのをはじめ、G1馬も2頭しかおらず最強牝馬決定戦とは言い難い😂

↓エリザベス女王杯を制覇しJRA賞最優秀4歳以上牝馬になった馬たち🐎

2001年 トゥザヴィクトリー
2004年 アドマイヤグルーヴ
2005年 スイープトウショウ(同年に宝塚記念制覇)
2018年 リスグラシュー
2022年 ジェラルディーナ

🏇　コース紹介➕データ　🏇

京都・芝外回り2,200m Bコース使用

直線は平坦なのでテンは速くなる傾向にあるが、初角まではBコース使用時373mと長い。バックストレッチも長く名物約4mの淀の坂も相まってペースが緩みやすいレイアウトとなっている。下り坂からのロンスパ戦が定番で、スタミナが問われるタフなレースとなるため距離短縮組が有利となりやすいコースだ(なお、今年の登録馬19頭に距離短縮組はいない)。

ただしエリザベス女王杯は牝馬限定戦の重賞のなかでは2番目に長い距離で行われる(1位はオークス)。さらに秋に入りピークアウトし始める寒い時期に開催される。そのためスピードのみならず長距離適正と余力が最重要課題である可能性も考えられる。女の子(牝馬)にとって過酷なコースなので、なにが問われるかというと、菊花賞の全頭診断で挙げた、ズバリ「馬体重」と「ローテ」である。マラソンレースでも人間が筋骨隆々な選手がほとんど活躍できていないように、馬🐎にも同じことがいえる。複勝回収率のベースでは京都開催時の過去10年間(2012〜19、昨年)で当日馬体重459以下の馬の成績が抜けて良く、勝ち馬こそ2014年ラキシス(458)、2015年マリアライト(430)しかいないものの、京都の長距離戦である菊花賞と同じくマラソン体型の馬が優位に立つ傾向にある。京都開催の過去10年間で昨年を除き毎年1頭は馬券に絡んでおり、2014,15年は合致馬が馬券圏内を独占した例もある。また、3年連続2着好走を果たしたクロコスミア(2017〜19)は馬体重428〜448での出走だったことを鑑みれば、狙えそうな穴馬🕳️は狙う価値はありそうだ。
ちなみに、阪神・内回り開催での3年間(2020〜22年)は対称的に好走馬9頭中5頭は当日馬体重480以上の馬で、勝ち馬のうち2頭は500以上のデカい牝馬だった(2020年ラッキーライラック→522、2021年アカイイト→514。なお、2022年覇者ジェラルディーナは470とこの3頭のなかではかなり小柄)。内回りかつ直線が急坂の阪神では馬格やパワーも問われていた可能性も考えられる。

年齢別データ(阪神開催時含む過去10年)では、
3歳[2-3-3-26] 勝率5.9% 複勝率23.5%
4歳[7-4-5-44] 勝率11.7% 複勝率26.7%
5歳以上[1-3-1-56] 勝率1.6% 複勝率8.2%

このように4歳馬が圧倒的に優勢なレースとなっており、5歳以上の馬🐎は苦戦傾向。昨年もジェラルディーナが2番人気5着と馬券に絡めておらず、過信するとしっぺ返しが飛んでくる可能性も高いといえる。また、5歳以上で馬券に絡んだのべ5頭のうち4頭は前年のエリザベス女王杯で5着以内に好走したリピーターだった(例外: 2020年2着サラキア)。牝馬の旬は一瞬で5歳の秋はパフォーマンスが低下する説は考えられるものの、最優秀4歳以上牝馬は2000年以降5歳馬12頭、4歳馬11頭が選出されていることを考えると違和感はある。そこで考えられるのが4歳時に牝馬統一を目指し、5歳以降は牡馬対決に向かう説が有力なのではないだろうか⁉️🤔
ex) 2018年覇者リスグラシュー
4歳時にエリザベス女王杯制覇→翌年両グランプリ制覇🏆

また、このレースはSペースからの瞬発力勝負になりがち。良馬場となれば勝ち馬の上がり3F33秒台を求められることも全然珍しくないのが特徴。2019年には覇者ラッキーライラックの上がり3F32.8が記録された。そんなレースだからこそ注目したいのが「リヴァーマン(Riverman)」の血🩸。
リヴァーマンは抜け出すときの一瞬の脚が特徴で、代表産駒として凱旋門賞馬デトロワや、「鉄の女」の異名を持つGI9勝馬のトリプティクなどを輩出。直仔ではないものの、母系にこれを内包していた凱旋門賞連覇のトレヴもリヴァーマンっぽい切れが武器の馬だった。過去10年のエリザベス女王杯(阪神開催時の2021,22年含む)で4頭の勝ち馬を輩出し、とくに直近2年は合致馬が連勝、2015年には合致馬が1〜3着を独占した(なお、残り1頭の優勝馬は2016年クイーンズリング)。京都開催時のエリザベス女王杯(2012〜20,昨年)過去10年でも[4-2-3-21]、3着内率30.0%とデータからもその傾向は浮き彫りとなっている。
単純にリヴァーマン内包馬を狙うだけでもよいが、それとセットで狙いたいのが王道ともいえるディープインパクトの血🩸。ディープインパクトとリヴァーマンを併せ持つ馬は[2-0-3-5]、3着内率50.0%で、昨年覇者ブレイディヴェーグ、2015年覇者マリアライトはこれを満たしていた。回収率も単勝176%、複勝105%と驚愕の数値となっている。中距離向きのキレが武器のディープに、さらにリヴァーマンのキレを重ねたカスタマイズは、よりエリザベス女王杯向きともいえるだろう。
今年のリヴァーマン内包馬はわずか4頭。人気薄でも狙う価値はありそうだ☺️

↓今年のリヴァーマン(Riverman)内包馬一覧🐎
・コスタボニータ
・シンティレーション
・ホールネス
・レガレイラ

この4頭のなかにディープインパクトを併せ持った馬は残念ながら不在。ただしレガレイラの祖母ランスエッジはディープインパクトの半妹(3/4妹)。血統的には最もエリザベス女王杯向きなのかもしれない🧐

エリカヴィータ　😵C😵

17番人気　97.5倍　藤岡佑介

[前走: 新潟牝馬S(新潟L)6着]
差し有利な展開が3番手で先行した同馬に向かなかったとはいえ勝ち馬ホールネスと0.7秒差6着は負けすぎ。

一昨年のフローラS以降勝ち星から遠ざかっており、そのフローラSでのちに活躍できたのもルージュエヴァイユ(5着。雨による馬場悪化が向かず)ぐらいで、レベルが高いとはいえない。

メンバーレベルが格段に上がるここでは正攻法では厳しく、この評価😴

キミノナハマリア　😲B😲

13番人気　29.9倍　鮫島克駿

[前走: 札幌日経OP(札幌L)3着]
終始インをロスなく回り、スムーズに加速できた→勝ち馬ショウナンバシットと0.4秒差3着も素直に評価できず。

[2走前: 五稜郭S(函館3勝クラス)勝利🏅]
差し有利な展開が7番手にいた同馬に向いた→2着マイネルエンペラーと0.3秒差完勝も素直に評価できず。

[3走前: 福島牝馬S14着]
中団で3角落馬の影響をまともに受ける→完全に度外視。

持続力が武器の馬→ロンスパ勝負になりやすい京都外回りはプラス。

直近2走どちらも展開や馬場が向いての好走→このメンバーで評価できる根拠が少なくこの評価。

馬場が渋れば評価を見直したい😐

コスタボニータ　😵C😵

10番人気　24.1倍　松山弘平

[前走: 府中牝馬S11着]
差し有利な展開、不向きな瞬発力勝負が3番手で先行した同馬に向かなかったとはいえ勝ち馬ブレイディヴェーグと0.8秒差11着は負けすぎ。

立ち回りの巧さを活かせる小回りコース向き→決め手が問われる大箱コースの京都外回りはマイナス。

血統面でも距離延長はプラスとは思えずこの評価🥱

コンクシェル　😲B😲

11番人気　28.0倍　岩田望来

[前走: 府中牝馬S9着]
差し有利な展開が逃げた同馬に向かず→勝ち馬ブレイディヴェーグと0.8秒差9着も評価を下げず。

[2走前: クイーンS5着]
レース内容はやや力負けも勝ち馬コガネノソラとは斤量5kg差の56kgを背負わされながら勝ち馬コガネノソラと0.1秒差5着→着順・着差以上に評価できる。

持久力が武器の馬→単騎逃げで前残りの展開になれば。

3戦続けて展開や馬場、ハンデに恵まれていない→オッズ妙味あり。

折り合いに課題→2,200への距離延長で評価を上げることができず。

ベストは小回りコースである点も割引きしこの評価😒

ゴールドエクリプス　😵C😵

18番人気　113.4倍　田口貫太

[前走: マーメイドS16着]
終始外を追走する距離ロスの大きい競馬になったとはいえ勝ち馬アリスヴェリテと2.8秒差16着はさすがに負けすぎ。

昨年も参戦しカカって14着大敗→距離延長もマイナス。

メンバーレベルが格段に上がるここではC評価🤮

サリエラ　✨S✨

9番人気　23.1倍　R・ムーア

[前走: オールカマー12着]
不器用で揉まれ弱い同馬には痛恨の最内枠→勝ち馬レーベンスティールと1.4秒差12着大敗も度外視可能。

[2走前: 天皇賞・春12着]
かなり折り合いを欠いて体力を消耗するロス→勝ち馬テーオーロイヤルと3.5秒差12着大敗も完全に度外視。

[3走前: ダイヤモンドS2着]
斤量差3キロと恵まれたとはいえのちに天皇賞・春を圧勝するテーオーロイヤルとタイム差なし(クビ差)の「勝ちに等しい」競馬→能力の高さを評価。

昨年のエリザベス女王杯はイン有利の馬場と展開が向かないなか勝ち馬ブレイディヴェーグと0.3秒差の6着→G1メンバー相手でも通用する能力ありといえる。

不器用だが抜群の瞬発力➕持続力→持ち味を存分に活かせる京都外回りはプラス。
京都では2戦とも6着以下だがどちらもG1で参考外。

レベルの高い牡馬を相手に戦い久々の牝馬限定戦となる→メンバーレベルの観点でもプラス。
直近2戦の大敗も敗因明確→オッズ妙味込みでS評価。

前述のとおり揉まれ弱さがあるので外枠➕良馬場が理想になる🥰

シランケド　😲B😲

4番人気　11.2倍　騎手未定

[前走: 魚沼S(新潟3勝クラス)勝利🏅]
前有利な展開が最後方にいた同馬に向かなかったが2着グランドカリナンと0.3秒差圧勝→着差以上に評価できる。

[2走前: 猪苗代特別(福島2勝クラス)勝利🏅]
その後勝ち上がった馬が1頭もいない(それどころか2勝クラスで連対した馬が1頭もいない)レベルの低い相手→2着レディベルと0.7秒差大勝も過剰評価は禁物。

抜群の瞬発力➕持続力→京都外回りで持ち味を活かせそう。

常に出遅れておりスタートに課題。

中1週での出走→状態面に不安ありマイナス。

上がりのかかる競馬が得意なので馬場が渋れば評価を見直したい😑

シンティレーション　✨S✨

7番人気　18.0倍　T・マーカンド

[前走: 府中牝馬S2着]
差し有利な展開、瞬発力勝負が12番手にいた同馬に向いたとはいえ昨年覇者であるブレイディヴェーグと0.2秒差2着。昨年の秋華賞でリバティアイランドに「勝ちに等しい競馬をした」マスクトディーヴァ(3着)にも先着→評価できる。
ブレイディヴェーグが4角通過10番手だったのに対しこちらは12番手→敗因は位置取りの差もありそう。
※ただしブレイディヴェーグは斤量57、マスクトディーヴァは56だったのに対し、こちらは55とやや恵まれていたので過信は禁物。

[2走前: 新潟日報賞(新潟3勝クラス)勝利🏅]
3歳世代のなかでも指折りの素質馬トロヴァトーレ(2着)をはじめ、4,5,10,11着馬(ケイアイセナ、トーセンリョウ、ペイシャフラワー、ギャラクシーナイト)ものちに3勝クラスを突破するほどレベルの高いメンバー相手に勝利→能力の高さを評価。
なお、11着ギャラクシーナイトはのちにオクトーバーS(東京L)でも2着に好走している。

長くいい脚を使えるタイプ→ロンスパ戦になりやすい京都外回りはプラス。
晩成傾向の強めなロードカナロア産駒らしく5歳秋を迎えて本格化した可能性もある。
内容面からも時計勝負なら通用してもおかしくない。

初の2,200も超タフな函館の重馬場で3着好走経験あることからも問題はなさそう。

2戦続けて二桁人気で好走→フロックだと思われ人気しなさそうな今回はS評価😲

シンリョクカ　😊A😊

5番人気　13.8倍　木幡初也

[前走: 新潟記念制覇🏅]
Sペースの前有利な展開が2番手にいた同馬に向いた→2着セレシオンの猛追をハナ差凌いで重賞初制覇も素直に評価できず。

[2走前: 福島牝馬S競走中止]
3角で落馬→度外視。

[3走前: 中山牝馬S3着]
内前有利な展開と馬場が3番手のインにいた同馬に向いた→勝ち馬コンクシェルと0.1秒差3着も素直に評価できず。

持続力が武器の馬→ロンスパ戦になりやすい京都外回りはプラス。
昨年のエリザベス女王杯はイン有利の馬場と展開が向かないなか勝ち馬ブレイディヴェーグと0.5秒差9着→負けて強し。
今年のエリザベス女王杯は昨年よりメンバーレベルが低い→チャンスは十分ある。

直近2戦の好走がどちらも展開や馬場に恵まれての好走→オッズ妙味薄くこの評価😌

スタニングローズ　😲B😲

3番人気　8.1倍　C・デムーロ

[前走: クイーンS6着]
4角2番手からスムーズに加速できたが最も重い斤量57を背負っていた→6着とはいえ勝ち馬コガネノソラと0.2秒差なら評価を下げず。

[2走前: ヴィクトリアマイル9着]
持ち味のしぶとさ➕器用さを活かせない広い東京コース、不向きなマイル戦➕差し有利な展開が3番手で先行した同馬に向かず→勝ち馬テンハッピーローズと0.8秒差9着も評価を下げず。

G1秋華賞で完璧に立ち回れたとはいえのちにマイルCSを制覇するナミュール(2着)や二冠馬スターズオンアース(3着)相手に勝利→能力そのものは通用する可能性あり。

近走のレース内容がやや物足りない。

ベストはレースセンスの高さを活かせる小回りコースや内回りコース→広く決め手が問われる京都外回りでは割引きが必要なのでこの評価🫣

ハーパー　😲B😲

8番人気　19.7倍　武豊

[前走: 府中牝馬S15着]
最内からロスなくスムーズに加速できたが勝ち馬ブレイディヴェーグと2.1秒差15着→負けすぎ。
やや同馬には距離不足だったか。
あるいは鞍上のコメントからして精神的な問題があるか⁉️

[2走前: ヴィクトリアマイル15着]
同馬には距離不足なマイル戦→勝ち馬テンハッピーローズと2.1秒差15着も仕方のない敗戦。

牝馬としてはスタミナのある距離延長ローテ向き→2,200への距離延長はプラス。
加速に時間がかかるタイプ→京都外回りコースもプラスとなる。

昨年内前有利有利馬場でインをロスなく回れたとはいえ勝ち馬ブレイディヴェーグと0.2秒差3着→今年は昨年よりメンバーレベルが低いと思われ、通用しうる可能性も。

近走の内容からも能力面で衰えがある可能性あり→マイナスせざるをえない内容となるのでこの評価。

今回初B(ブリンカー)を装着けて出走するようだが、吉とでるか凶とでるかは疑問🤔

ピースオブザライフ　😵C😵

16番人気　82.4倍　団野大成

[前走: トルマリンS(新潟ダート3勝クラス)勝利🏅]
内前有利な展開が6番手にいた同馬に向かず、直線でも前が壁になるロスあったが2着サトノアイオライトと0.2秒差つけて勝利→着差以上に評価できる。
...が、こらはあくまでダートでのレース。そのため今回に向けての評価はできず。

芝では1勝クラスの時点で大敗続きのため明らかにスピード不足と言わざるをえない。

久々の芝でいきなりメンバーレベルが格段に上がるここではC評価🤧

フェアエールング　😵C😵

19番人気　120.9倍　騎手未定

[前走: STV賞(札幌3勝クラス)勝利🏅]
内前有利な展開と馬場が4番手のインににいた同馬に向いた→2着スミとタイム差なし(クビ)、のちに菊花賞7着とするシュバルツクーゲル(3着)に先着も素直に評価できず。

札幌のタフな洋芝で3勝しているようにパワーを活かせる洋芝コースがベスト→持久戦向きでスピードが問われる京都外回りはマイナスとなってしまう。

メンバーレベルが格段に上がるここではC評価😵‍💫

ホールネス　😲B😲　🥺

2番人気　6.0倍　坂井瑠星

[前走: 新潟牝馬S(新潟L)勝利🏅]
差し有利な展開が5番手とやや離れた6番手にいた同馬に向いた→2着エリダヌスと0.2秒差つけて勝利も素直に評価できず。

[2走前: マーメイドS3着]
外差し有利な展開と馬場が10番手から外に持ち出した同馬に向いた→勝ち馬アリスヴェリテと0.4秒差3着も素直に評価できず。

デビューからいちども馬券圏外がない安定感→道悪も無難にこなし、現状弱点の少ない馬であるといえる点はプラス。

直近2戦は展開向いての好走→オッズ妙味薄い。

また、このエリザベス女王杯はコース紹介の項で「リヴァーマン」の血🩸が重要と挙げ、同馬もこれを満たすものの、京都開催時のエリザベス女王杯ではサンデーサイレンスの血統も重要となる。京都開催の過去5年でこれを持たずに好走できたのは2017年覇者モズカッチャンだけ。同馬は奇しくもそのモズカッチャンと同じ父、母父ともに欧州血統と配合面も同じだが、母父には日本競馬の2大巨頭ともいうべきキングカメハメハを保持していた。この点はスタニングローズにも合致するものの、母型のほうにサンデーサイレンス系を保持。ホールネスに関しては父、母父ともに日本実績に乏しい血統背景を持つ点はマイナスとなってしまう可能性が高い。
なお、リヴァーマンの血を持つ4頭のうち唯一サンデーサイレンスの血を一切持っていない。

もうひとつ、京都2,200で行われるエリザベス女王杯では非根幹距離(1,400、1,800など400で割り切れない距離)の実績が重要になってくる。ただし結果を残している距離に注目すると2,200ではなく1,800戦で実績を残している馬が好走する傾向にある。2,200に対応できるスタミナよりも1,800で好走できるスピードのほうがより求められている。とくに過去4年(阪神開催時の2021,22年含む)はこの傾向がより強まっており、好走した12頭中11頭が1,800戦で好走経験があった。唯一の例外である昨年3着ハーパーもクイーンC制覇などマイル以下で実績を残していた。対称的にホールネスは1,800は未出走で、すべて2,000以上。高速決着になった際についていけない可能性は否定できない。
ちなみにこれもリヴァーマンの血を持つ4頭のうち同馬だけ1,800で勝利実績がない。

よって馬場が渋れば評価を見直したいが、現状はぴえん🥺な人気馬となってしまう🥹

↓直近4年(京都開催時)のエリザベス女王杯好走馬🐎の1,800実績

・昨年
1着: ブレイディヴェーグ　未勝利戦(東京1,800)
2着: ルージュエヴァイユ　ユートピアS(東京1,800)

・2019年
1着: ラッキーライラック　中山記念(中山1,800)、府中牝馬S(東京1,800)
2着: クロコスミア　府中牝馬S(東京1,800)
3着: ラヴズオンリーユー　新馬戦(京都1,800)

・2018年
1着: リスグラシュー　府中牝馬S(東京1,800)、ローズS(阪神1,800)
2着: クロコスミア
3着: モズカッチャン　3歳500万(中山1,800)

・2017年
1着: モズカッチャン
2着: クロコスミア
3着: ミッキークイーン　ローズS(阪神1,800)

モリアーナ　😊A😊

12番人気　28.2倍　岩田康成

[前走: 府中牝馬S8着]
終始折り合いを欠いて体力を消耗するロス→勝ち馬ブレイディヴェーグと0.8秒差8着も仕方のない敗戦。

[2走前: クイーンS12着]
トップハンデの斤量57➕イン有利な馬場で後方11番手から終始大外を回る厳しい競馬→勝ち馬コガネノソラと0.7秒差12着も評価を下げず。

抜群の瞬発力➕持続力→もともとの能力は秋華賞展開向かずながらリバティアイランド相手に0.6秒差5着としていることからも今回のメンバーでは上位クラスといえる。

折り合いに課題→距離延長はマイナス。

内枠をひければ評価を見直したいが、現状はこの評価😁

ライラック　😊A😊

15番人気　65.3倍　石川裕紀人

[前走: 府中牝馬S13着]
差し有利な展開を押してかなりカカる厳しい競馬→勝ち馬ブレイディヴェーグと1秒差13着大敗も度外視可能。

[2走前: ヴィクトリアマイル14着]
同馬には不向きなマイル戦→仕方のない敗戦。

昨年のエリザベス女王杯ではイン有利な馬場・展開が向かないなか勝ち馬ブレイディヴェーグと0.3秒差4着→着順・着差以上に評価。

持続力が武器→坂の下りからのロンスパ戦になりやすい京都外回りに替わる点もプラス。
昨年よりメンバーレベルがやや下がっている点も好材料。

前走の内容からも折り合いに課題→距離延長ローテは割引きが必要。
石川騎手のテン乗りとはなるが、ライラックの追い切り時に跨った経験あるのでそこまでマイナスにはならない。

スタミナ・パワーを活かせる上がりがかかるタフな馬場がベスト→時計のでやすい今の京都の馬場も割引き。

馬場が渋れば評価を見直したい😅

ラヴェル　😲B😲

※除外対象馬🐎
6番人気　17.4倍　川田将雅

[前走: オクトーバーS(東京L)6着]
内前有利な展開と馬場が9番手から大外を回った同馬に向かず→勝ち馬ボーンディスウェイと0.5秒差6着も評価を下げず。

[2走前: マーメイドS5着]
ややカカる。直線でも前が壁になり仕掛けが若干遅れるロスあり→勝ち馬アリスヴェリテと0.6秒差5着も仕方のない敗戦。

3歳時のオークスで差し有利な展開を3番手で先行する厳しい競馬ながら2着ハーパーと0.1秒差4着。アルテミスSではのちの三冠馬リバティアイランド相手に勝利→牝馬限定戦なら重賞・G1でも通用する能力あり。

やはり折り合いに課題→距離延長はマイナスせざるをえないのでこの評価。

ルージュリナージュ　😲B😲

14番人気　34.2倍　池添謙一

[前走: 府中牝馬S5着]
差し有利な展開が14番手にいた同馬に向いた→勝ち馬ブレイディヴェーグと0.5秒差5着も素直に評価できず。

[2走前: エプソムC11着]
直線で接触される不利あったが11着とはいえ3着(シルトホルン)とは0.2秒差→評価を下げず。

3走前のヴィクトリアマイルでも差し有利な展開が向いたとはいえ最後方から上がり最速の脚を使い5着→展開がハマればG1でも好走しうる能力あり。

今回が初の関西遠征→割引きが必要。
不器用な馬なので多頭数もマイナスとなってしまう。

常に最後方付近と位置取りが悪く展開待ちになりやすいタイプ→マイナスせざるをえないのでこの評価🤫

レガレイラ　😊A😊

1番人気　3.6倍　C・ルメール

[前走: ローズS5着]
一般的に不利な大外枠➕内前有利な展開と馬場が出遅れて最後方から外に出すという一般的に中京2,000では痛恨の形ながら勝ち馬クイーンズウォークと0.4秒差5着→着順・着差以上に評価できる。

[2走前: 日本ダービー5着]
コース替わり初週の内前有利な展開と馬場が13番手にいた同馬にはノーチャンスながら勝ち馬ダノンデサイルと0.7秒差5着、のちに菊花賞馬となるアーバンシック(11着)にも先着→「負けて強し」の内容。

[3走前: 皐月賞6着]
痛恨のテン乗り。超高速決着が向かず、4角で接触する不利もあった→勝ち馬ジャスティンミラノと0.5秒差6着も評価を下げず。

能力は今年のレベルの高い3歳世代のなかでも間違いなく最上位クラス。

長くいい脚を使えるタイプ→持ち味を活かせる京都外回りはプラス。
3戦連続馬券圏外→1番人気想定とはいえオッズ妙味高い。

6戦中4戦出遅れと常に出遅れておりゲートに課題。

ローズSで先着を許したクイーンズウォークと　(勝ち馬)、セキトバイースト(3着)、タガノエルピーダ(4着)ものちの秋華賞で各15,13,7着と結果をだせていない。その相手に取りこぼした点も気になるのでSとかなり悩んだがこの評価まで😎

🎯　まとめ　🎯

✨　S評価　✨
サリエラ
シンティレーション

😊　A評価　😊
シンリョクカ
モリアーナ
ライラック
レガレイラ

😲　B評価　😲
キミノナハマリア
コンクシェル
シランケド
スタニングローズ
ハーパー
🥺 ホールネス
※ ラヴェル
ルージュリナージュ

😵　C評価　😵
エリカヴィータ
コスタボニータ
ゴールドエクリプス
ピースオブザライフ
フェアエールング

※→ 除外対称馬🐎

🐎　おわりに　🐎

最後までこの 👸 G1 エリザベス女王杯 全頭診断 👸を読んでいただき、誠にありがとうございます😊

いよいよ始まりました怒涛の秋G1ラッシュ💥
このエリザベス女王杯からホープフルSまで、8週連続でG1が開催されます🎉
一時は登録わずか10頭と「ホントにG1でいいの⁉️」と思いましたが、気がつけば19頭登録しフルゲート想定💦
熱き乙女たちの戦いが楽しみになってきました😂
今回もG1らしく10,000字を軽く超える超大ボリュームの全頭診断となってしまいましたが、これからも気合い入れて執筆していきたいと思いますので皆様これからもお付き合いよろしくお願い致します🙇‍♀️

毎度のことながら話は大きく脱線してしまいましたが、この全頭診断はあくまで枠順確定前の全頭診断となっております。折り合いに課題あるので内枠がほしいタイプ、揉まれ弱さがあるので外枠が理想と馬によって個性はさまざまであり、当日のTB(トラックバイアス)も読めません。なので枠順確定後は見解が替わる可能性があることはご了承ください🙇‍♀️
また、あくまでパンパンの良馬場想定で診断しました。馬によっては道悪が苦手・道悪でこそ真骨頂を発揮できるといったタイプも存在します。馬場が渋った際の評価の上げ下げは個人の判断にお任せします🙇‍♂️
追い切りも考慮に入れてない全頭診断となっております(最終追い前に診断したので考慮不可)。アーモンドアイやジェンティルドンナなど、どんなに名牝であっても調子が良くないときに出走すれば簡単に負けてしまうことも全然珍しくないのが競馬の醍醐味のひとつでもあります。そのため、追い切りの見方を熟知されている方は、その内容の良し悪しで評価のアレンジをすることをオススメします。実際に私も全馬1週前・最終追いをきちんと確認してから予想の印☑️を決めております😉✨　

最後になりますが、この全頭診断が少しでも「参考になった・ためになったよ」って方は、ぜひこの記事に「いいね👍」をお願いいたします🙇‍♀️🙇🙇‍♂️

皆様の馬券🎫が無事的中🎯できるよう、心から祈りを込めてこの全頭診断の〆とさせていただきます🙏

皆様の馬券に幸運を🤞✨
Good Luck💕

↑今年のブリーダーズカップデー4競走の本命☺️
BCマイルの項だけ書きミスしたので雑に消してますw😂💦