🌼　G1 菊花賞2024 全頭診断　🌼

※評価はC<B<A<Sの順です😲
※あくまで枠順確定前の全頭診断です。確定後は見解替わる可能性🉑あります🙇‍♀️
※追い切りは考慮に入れておりません(最終追い前に診断したので考慮不可)🙇
※良馬場想定で診断しました🙇‍♂️
※想定人気はNetkeibaさんより。10/14現在のものを使用しました🙋‍♀️

🏇　コース紹介　🏇

京都・芝3,000m(外回り)  Aコース使用

イギリスのセントレジャーS(イギリスの1マイル6ハロン115ヤード(約2,921m)の重賞。なお、世界最古の重賞とも)を範にとり、1938年に創設された3歳重賞。横濱農林省賞典四歳呼馬(現・皐月賞)や東京優駿(日本ダービー)とともに日本の三冠クラシックを確立している。創設当初は「京都農林省賞典四歳呼馬」として創設されたが、1948年に現在の名称である「菊花賞」になった。一般的に皐月賞は「最も速い馬が勝つ」、日本ダービーは「最も幸運に恵まれた馬が勝つ」と言われるが、この菊花賞は長丁場でスピードとスタミナの両面が求められるため「最も強い馬が勝つ」と言われている。

このコースは基本的に菊花賞のみで使われるコース。3歳で出走できる3,000m以上の長距離レースは菊花賞以前には存在しないので、もちろんどの3歳馬にもこんな距離は未経験である。3コーナー手前からスタートして外回りコースを1周半するレイアウト。そのため、スタミナが最も重視されるファクターだと思われがちだが、結論を言えば実はこのコース、中距離馬でも好走可能なのである。理由としては最初のコーナーまで直線が短く(Aコース使用時約208m)、スタート後に上り坂が待ち構えているため、ペースが上がりにくくスタミナが求められないためである。その最たる例として、スタミナ面に不安のあるタイプの多いディープインパクト産駒が2018〜20年に3連覇したり、「明らかに距離が長い」と言われ続けたコントレイルが2020年に勝利したり、どちらかといえばマイラータイプのエアスピネルが2016年3着に好走していた例もあるため、スタミナよりも折り合い➕中距離実績を重視すべきレースだといえる。

また、人間にも筋肉質な体型ながらオリンピック等で実績を残したマラソンランナーがまず存在しないように、馬にもほぼ同じことがいえる。詳しくはデータで解説するが、当日馬体重500kg以上の馬は[1-1-1-29]と苦戦傾向にある。今年の上位1〜3人気想定はすべて前走時500kg以上。ひと波乱あってもおかしくないかも😱

[※ 京都開催時過去10年(2012〜20,昨年)当日馬体重別成績]

459未満[1-1-1-20] 複勝率10.3%
460〜479[3-4-4-39] 複勝率22.0%
480〜499[5-4-4-61] 複勝率17.6%
500以上[1-1-1-29] 複勝率9.3%

当日馬体重500kg以上ながら好走した3頭はすべて2015年の1〜3着馬で(勝ち馬キタサンブラック: 530kg(-2)、🥈着リアルスティール: 500kg(-4)、🥉着リアファル: 506kg(±0))、それ以来馬券圏内がない。その2015年の1,2着ものちにG1で好走を続けていたことからも、大型馬は圧倒的な能力が必要不可欠となる。極論をいえば2019年には馬体重が驚愕の小ささである340kgの牝馬メロディーレーンが5着激走した例もあり、馬体重が穴馬の好走も中型以下で燃費良く疾走れるタイプが多いといえそうだ🤔

↓今年の前走時500kg以上
アーバンシック(510)
コスモキュランダ(504)
ショウナンラプンタ(530)
ダノンデサイル(504)
ハヤテノフクノスケ(516)

↓予備軍(490〜499)
ウエストナウ(492)
メイショウタバル(496)

なんと今年は上位人気に間違いなく支持されるであろうアーバンシック、コスモキュランダ、ダノンデサイルが前走の時点で500kg以上😱
とくにデサイルはダービー後休養に充てており、馬体が増えていたらかなり危ないかも😅
同じく上位人気になるであろうメイショウタバルも前走の時点で496とギリギリ。データ的にも当日の馬体重には注意が必要だ😌

アーバンシック　😊A😊

2番人気　5.0倍　C・ルメール

[前走: セントライト記念制覇🏅]
イン有利の馬場で終始内をロスなく回り、直線でもスムーズに加速できた→2着コスモキュランダと0.3秒差圧勝も着差ほどの評価はできず。

[2走前: 日本ダービー11着]
内前有利な展開と馬場が出遅れて14番手から外に持ち出した同馬にまったく向かず→勝ち馬ダノンデサイルと1.1秒差11着大敗も度外視可能。

高い瞬発力➕持続力→展開がハマれば通用しうる。

ゲートと折り合いに課題→日本ダービーでかなり折り合いを欠いていたことからも、800mの一気の距離延長で評価を上げられず。

初の関西遠征→繊細な3歳馬には大きなマイナスとなりうるのでこの評価。

内枠をひければ評価を見直したい😒

アスクカムオンモア　😵C😵

14番人気　52.6倍　北村友一

[前走: tvk賞(東京2勝クラス)勝利🏅]
得意の道悪。外差し有利な馬場が6番手から外を回した同馬に完全に向いた→2着ジオセントリックと0.1秒差つけて勝利も素直に評価できず。

血統面でも一気の距離延長で評価を上げられず。

セントライト記念の内容からもメンバーレベルがそこより格段に上がるここではC評価😮‍💨

アドマイヤテラ　😊A😊

6番人気　14.1倍　武豊

[前走: 茶臼山高原特別(中京2勝クラス)勝利🏅]
イン差し有利なコースで終始内をロスなく脚を溜め、直線でもスムーズに加速できた→2着ナムラフッカーと0.3秒差つけて完勝も素直に評価できず。

[2走前: 阿寒湖特別(札幌2勝クラス)2着]
直線で前が壁になり追い出しに遅れるロスあり→勝ち馬アスターブジエと0.1秒差2着も「勝ちに等しい」内容。

[3走前: 京都新聞杯4着]
イン有利な馬場で8️⃣枠から終始外を回される距離ロスの大きい競馬→勝ち馬ジューンテイクと0.5秒差4着も評価を下げず。

タフな洋芝の札幌2,600で古馬相手に0.1秒差2着→持久戦に向いているタイプ。
折り合いに不安なし→距離延長もマイナスにならない。

加速に時間がかかる不器用な馬なので外回りコースもプラス。

ゲートに課題あり不器用な馬→フルゲートでは割引きが必要なのでこの評価🫠

アレグロブリランテ　😵C😵

18番人気　126.9倍　横山和生

[前走: ラジオNIKKEI賞11着]
中団8番手からスムーズに加速できたが勝ち馬オフトレイルと1.4秒差11着大敗→評価できず。

ラジオNIKKEI賞のメンバーレベルも現状高いとはいえない。

タフな馬場向きの馬で、メンバーレベルが格段に上がるここではC評価🤮

ウエストナウ　😲B😲

16番人気　61.2倍　西村淳也

[前走: 神戸新聞杯11着]
鞍上のコメント通り初の道悪(稍重馬場)が同馬に向かず→勝ち馬メイショウタバルと1.6秒差11着大敗も度外視。

[2走前: 京都新聞杯2着]
1角手前で自ら外に膨らむロスあったが勝ち馬ジューンテイクと0.2秒差2着→能力を評価。
ただしイン有利な馬場で内枠を活かしていたので過信は禁物。

[3走前: 未勝利戦(阪神1,800)勝利🏅]
すでにレースを経験している馬たち相手のデビュー戦で未勝利としては勝ち時計1:45.4は破格→能力の高さを評価できる。

高い持続力が武器→京都外回りコース替わりはプラス。

短距離路線の母系の血統→3,000への一気の距離延長はマイナスになりそうでこの評価。

Danzigの5×4を持っていることからも、2,400はこなせると推定されるので、良馬場かつ内枠をひければ評価を見直したほうがいいかもしれない🙄

エコロヴァルツ　😲B😲

11番人気　31.6倍　岩田康成

[前走: セントライト記念3着]
内前有利な馬場が2番手のインにいた同馬に完全に向いた→勝ち馬アーバンシックと0.7秒差3着好走も素直に評価できず。

[2走前: 日本ダービー8着]
内前有利な展開と馬場が逃げた同馬に完全に向いたとはいえコスモキュランダ(6着)と0.1秒差、アーバンシック(11着)にも0.2秒先着→世代上位の能力の高さを示したといえる。

[3走前: 皐月賞7着]
後方からでは届かない高速決着が出遅れて最後方からとなった同馬に向かないながら上がり最速で勝ち馬ジャスティンミラノと0.7秒差7着まで迫る→能力の高さを評価。

春二冠のレース内容からも能力的にこのメンバーでも通用しうる。

2歳時から折り合いに課題→3,000への一気の距離延長で評価を上げることができずこの評価😯

コスモキュランダ　✨S✨

4番人気　7.9倍　M・デムーロ

[前走: セントライト記念2着]
内有利の高速馬場でペースが上がる3〜4コーナーで外を回す厳しい競馬ながらインを立ち回った勝ち馬アーバンシックと0.3秒差、3着以下には0.4秒差以上つけての2着→能力の高さを評価。

[2走前: 日本ダービー6着]
内前有利な展開と馬場が出遅れて後方から➕3〜4コーナーで大外からまくる厳しい競馬ながら勝ち馬ダノンデサイルと0.8秒差→評価を下げず。

[3走前: 皐月賞2着]
1〜3着馬のなかで最も展開が向いたとはいえ勝ち馬ジャスティンミラノ同様(クビ差)レースレコードが出るほどの時計で走破→能力の高さを評価。

[4走前: 弥生賞制覇🏅]
内前有利な展開と馬場でまくる競馬ながらのちにダービー3着、凱旋門賞にも挑戦する(12着)シンエンペラー相手に0.2秒差圧勝→世代上位の能力の高さを評価できる。

ゲートにやや不安あり、不器用で常に外からまくる競馬となるタイプだが、直近のレースで世代最上位の能力を示している。

抜群の持続力が武器→京都外回りコース替わりもプラスとなる。
折り合いの課題も現状見当たらない→距離延長も問題なさそう。

上位人気想定にはなるが、加藤士津八厩舎が関西圏で実績がない以外これといった弱点が見当たらずS評価。

道悪でも勝利実績あり問題としていないので、馬場が渋ればさらに評価を上げたいところ😲

シュバルツクーゲル　😵C😵

9番人気　27.0倍　松山弘平

[前走: WASJ第2戦(札幌3勝クラス)勝利🏅]
差し有利な展開が10番手にいた同馬に向いたうえにオールスタージョッキーらしく3勝クラスとしてはレベルの低いメンバーが相手→2着ポッドポレットと0.4秒差圧勝も評価できず。

タフな札幌の洋芝で古馬相手に好走したとはいえ青葉賞でかなりカカっていたことを考えれば得意レンジは2,000ぐらいか⁉️

3,000の長丁場となるここではC評価😮‍💨

ショウナンラプンタ　😊A😊

10番人気　27.2倍　鮫島克駿

[前走: 神戸新聞杯3着]
1〜3着馬すべてインを通っていたことからも上位2頭とは位置取りの差だけ(勝ち馬: メイショウタバル→逃げ、2着: ジューンテイク→4角2番手、同馬→4角6番手)→力負けではないといえる。
むしろ課題であったモタれる面や折り合いに良化が見られ、成長を示した1戦だったといえる。

[2走前: 日本ダービー15着]
内前有利な展開と馬場が大外枠から終始中団(9〜12番手)外を回された同馬にまったく向かず、かなりカカってしまう→枠や展開が噛み合わず、勝ち馬ダノンデサイルと1.3秒差15着大敗も度外視可能。

[3走前: 青葉賞2着]
大逃げをうったパワーホール以外内前有利な展開と馬場が9番手から大外を回した同馬に向かないながら勝ち馬シュガークンとタイム差なし(アタマ差)2着→「勝ちに等しい」内容。

堅実に末脚を使える→直線の長い京都外回り替わりもプラス。
前走で折り合いに進境を見せた→距離延長も問題なさそう。

3月のゆきやなぎ賞(阪神1勝クラス)以来の右回り→左に張るところがあるので右回りは現状マイナス(ただしのちに不利ありながら京都新聞杯で3着としたヴェローチェエラ相手に0.1秒差つけて勝利しているのである程度の評価は必要)。
常に後方から外を回る不器用な馬→フルゲートではどうしてもロスが大きくなってしまうのでこの評価😌

ダノンデサイル　✨S✨

1番人気　3.1倍　横山典弘

[前走: 日本ダービー制覇🏅]
内前有利な展開と馬場が5番ゲートから終始4〜6番手から終始内をロスなく回った同馬に完全に向いたとはいえ着差のつきにくいSペース、しかもG1日本ダービーで2着に0.4秒差圧勝→能力の高さを評価。
前半1,400m通過が1:27.5だったのに対し後半の1,000mは56.8秒(後半5Fラップタイム11.7-11.3-11.1-11.2-11.5)と淀なく11秒台を刻んでいた→持続力の高さを評価。
しかもこのときの勝ち馬は皐月賞馬ジャスティンミラノ→相手関係を考えても評価せざるをえない。
さらにレース後のコメントで主戦のノリさんが「まだ本来のデサイルの疾走りではない」とコメント→まだ底を見せていない可能性も考えられる。

[2走前: 京成杯制覇🏅]
レース中にウ○コをしたり(2コーナーらへん)直線で直線で右に膨れてヨレながらもここで上位人気想定の2着アーバンシック相手に0.1秒差勝利→(荒削りにもほどがあるが)能力の高さを評価せざるをえない内容。

[3走前: 京都2歳S4着]
直線で前が壁になり追い出しに遅れるロスありながらのちにダービー3着とするシンエンペラー相手に0.1秒差4着→ゴール後シンエンペラーを抜いていたことからも「勝ちに等しい」内容。

好位から堅実に速い脚を使えるタイプで、これらの内容からも能力の高さは世代最上位といえる。

折り合いの不安も現状見られず安定感あり→距離延長も大丈夫。

加速に時間がかかるタイプではあるが同じく直線の長い日本ダービーの内容からも京都外回りはそこまでマイナスにならなそう。

1番人気にはなりそうだが、ダービーで9番人気(46.6倍)の人気薄での勝利➕展開や馬場が向いたとフロック視されそうで抜けたオッズにはならなそう→オッズ妙味も高くS評価🥰

ノーブルスカイ　😵C😵

17番人気　90.1倍　池添謙一

[前走: 1勝クラス(札幌2,000)勝利🏅]
Sペースの前有利な展開が逃げた同馬に完全に向いた→2着コスモレオナルドと0.5秒差圧勝も素直に評価できず。

ここに参戦するコスモキュランダやミスタージーティー相手に大敗経験があることからも、メンバーレベルが前走より格段に上がるここではC評価🤢

ハヤテノフクノスケ　😵C😵

12番人気　41.1倍　岩田望来

[前走: フィリピントロフィー(札幌2勝クラス)2着]
外差し有利な(外伸び)馬場が終始外を回した同馬に向いた→勝ち馬ソリダリティと0.1秒差2着も素直に評価できず。

6走前京成杯ではここに参戦する勝ち馬ダノンデサイル相手に0.2秒差4着も完全に力負けの形。

トビが大きいので京都外回りコースに舞台替わりはプラスもメンバーレベルが格段に上がるここではC評価😵‍💫

ビザンチンドリーム　😲B😲

13番人気　52.1倍　A・シュタルケ

[前走: 神戸新聞杯6着]
インを立ち回った馬が上位を独占するほど内有利なレースで12番手から大外を回る厳しい競馬→勝ち馬メイショウタバルと1.1秒差6着も評価を下げず。

[2走前: 日本ダービー17着]
内前有利な展開と馬場で出遅れて16番手からとなった同馬にはノーチャンス→勝ち馬ダノンデサイルと1.5秒差17着も度外視。

4走前のきさらぎ賞の走破時計、内容からも末脚の質に関してはこのメンバーでも特筆すべきものがある。
そのきさらぎ賞と同じ京都外回りコースはプラス。

常に出遅れておりスタートに課題ある不器用な馬→フルゲートでは割引きが必要。

位置取りが悪く展開待ちになりやすい点も大幅にマイナスが必要なのでこの評価😒

ピースワンデュック　😊A😊

8番人気　22.1倍　柴田善臣

[前走: 阿賀野川特別(新潟2勝クラス)勝利🏅]
内前有利な展開と馬場が6番手から外を回した同馬に向かないながらのちに神戸新聞杯に出走する(7着)バッデレイト相手にハナ差辛勝→評価できる。
さらに

[2走前: 1勝クラス(東京2,400)勝利🏅]
スローの内前有利な展開が逃げた同馬に完全に向いたとはいえダービーの走破時計と0.3秒差(もちろん行われた日時が違うので一概に比較はできないが)→最後の3Fもラップタイム11.3-11.2-11.5を刻んでおり、優秀。

Nureyev(ヌレイエフ)の4×5クロス持ち、母父にトニービン内包→ロンスパ戦を得意としているはずで、そうなりやすい京都外回りはプラス。

未勝利戦勝利後に鞍上の柴田善臣Jのコメントで「長距離よりもマイル寄りの可能性が高い」とコメントあり距離延長はマイナスしこの評価。

阿賀野川特別のコメントで「距離は延びたほうがいいかもしれませんね」とコメントあったり血統的にはこなせそうだが...。

阿賀野川特別で出遅れて馬群に包まれるとカカっていたところからも揉まれ弱いタイプと推測されるため、外枠のほうがいいか⁉️🤔

へデントール　😊A😊

5番人気　11.1倍　戸崎圭太

[前走: 日本海S(新潟3勝クラス)勝利🏅]
ラスト4Fを11.9-11.7-11.5-11.3の衝撃的な加速ラップ→強烈な持続力の高さを示したといえる。

[2走前: 町田特別(東京2勝クラス)勝利🏅]
出遅れたが2コーナーで強引に前にとりつく競馬ながら2着タイセイフェリークと0.3秒差圧勝→持続力の高さを評価。
しかもそのタイセイフェリークは次走で2勝クラスを卒業→相手関係を考えても評価。

[3走前: 青葉賞8着]
内前有利な展開と馬場が出遅れて15番手からとなった同馬にまったく向かず→勝ち馬シュガークンと0.6秒差8着も度外視。

[5走前: 未勝利戦(中山2,000)勝利🏅]
翌日同じ条件で行われる京成杯の勝ちタイムを上回る優秀な時計で圧勝→ダノンデサイルらと比べても遜色ない能力の持ち主といえる。

新馬戦でのちに皐月賞馬となるジャスティンミラノ相手に0.3秒差2着の経験あり。
すでに古馬相手の3勝クラスを突破しており、これまでの内容からも今回のメンバーでも充分通用する可能性ありといえる。

持続力が武器の馬なので京都外回りもプラス。

3戦連続で出遅れておりゲートに課題あり→フルゲート多頭数の競馬はマイナス。
初の関西遠征→繊細な3歳牡馬には大きなマイナス要素にもなりうるのでこの評価。

木村哲也厩舎でルメールの騎乗歴あるのにこさそのルメールがアーバンシックを選択→能力的にはやや劣るor長距離向きではないのかも⁉️🫣

ミスタージーティー　😵C😵

15番人気　60.2倍　坂井瑠星

[前走: 神戸新聞杯10着]
得意の道悪馬場だったとはいえ中団4頭分外でかなりロスあり。中間熱発の影響で本調子になかった→勝ち馬メイショウタバルと1.6秒差10着大敗も度外視可能。

[2走前: 日本ダービー16着]
内前有利な展開と馬場が16番手にいた同馬に向かず→勝ち馬ダノンデサイルと1.3秒差16着大敗も評価を下げず。

高い持続力→4走前若葉S(阪神L)では展開向いたとはいえここに参戦するアドマイヤテラ(4着)やノーブルスカイ(8着)を下して勝利しており、能力自体は悪くはなさそう。

昨年のホープフルSも痛恨の大外枠➕スムーズさを欠きながら勝ち馬レガレイラと0.5秒差5着としており、内枠をひければ勝てていた可能性があったことから、素質自体は高いものがある。

そのホープフルS以降強い競馬が見せられていない。

以前よりだいぶ良化したとはいえ気性面にやや課題→距離延長はマイナス。

上がりがかかるタフな馬場が得意→今の時計の出やすい京都の馬場は割引きが必要。

総合的な能力は上位人気勢と比べると劣る→好走には内枠➕馬場が渋るなどがマストで必要になりそうなのでこの評価🤧

メイショウタバル　😲B😲　🥺

3番人気　7.0倍　浜中俊

[前走: 神戸新聞杯制覇🏅]
イン有利馬場が逃げた同馬に完全に向き、得意の道悪馬場→2着ジューンテイクと0.1秒差つけて重賞2勝目も素直に評価できず。

[2走前: 皐月賞17着]
暴走気味に前半1,000m通過57.5のHペース逃げ→勝ち馬ジャスティンミラノと2.2秒差17着大敗も度外視。

[3走前: 毎日杯制覇🏅]
道悪にもかかわらずレース史上歴代2位タイ(08年ディープスカイとタイ。ちなみに1位は21年シャフリヤールで1:43.9と超破格)の優秀な1:46.0という走破タイム→能力の高さを評価。

神戸新聞杯で京都新聞杯覇者ジューンテイクを下したところからも今回のメンバーでも上位の能力。

ゴルシ産駒→プリンスリーギフト内包(ちなみにゴルシ自体にプリンスリーギフトの5×5クロス持ち)の影響か淀の下り坂を得意としており、京都新聞杯では同産駒の最低人気メイショウブレゲが🥉着激走したりと意外性も考えられる。

神戸新聞杯で逃げてもカカるなど折り合いにとにかく不安→3,000への一気の距離延長はマイナスになりそう。

また、逃げ馬の成績は京都開催時の過去10年(2012〜20,昨年)[1-0-1-11]と好走例はあるものの、勝ち馬は昨年のドゥレッツァのみ(3着は2013年バンデ)。阪神開催時の2021年にはタイトルホルダーが圧勝したこともあったが、京都3,000は最初のコーナーまで208mと短く、長丁場ということもあってペースはまず速くならない。そのためSペースからの瞬発戦(直線勝負)になるためよーいドンの競馬になりやすく先行馬には不利なレース。前走も逃げる予定はなかったものの馬のリズムを重視して逃げる競馬。前走同様今回もなにがなんでもハナというタイプは存在せず、前走同様にハナに立つ可能性が高く脚質的に不利になる可能性は高いと考えられる。

かつては「菊花賞=ステイゴールド系の庭」と言われるほどステイゴールド系産駒が強いレースではあったが(オルフェーヴル、ゴールドシップらの影響か⁉️)、近年は不振。2018年2着エタリオウ(ステイゴールド産駒)を最後に馬券圏内がなく、2019年以降は8頭すべて馬券圏外と苦戦続き。2020年にはステイゴールド系産駒が5頭参戦し、日本ダービー3着ヴェルトライゼンデ、セントライト記念覇者バビットといった実績馬たちでさえも馬券圏外に消えてしまった例もある。タバルと同じゴールドシップ産駒のブラックホールが5着健闘も馬券には絡めておらず。ステイゴールド特有の癖の強さがここでも(悪い意味で)発揮されている。

馬場が渋れば評価を見直したいが、現状はぴえん🥺な人気馬ともなるのでこの評価🥹

↓2019年以降のステイゴールド系産駒の成績🐎
昨年11人気7着　マイネルラウレア(ゴールドシップ産駒)
20年14人気5着　ブラックホール(ゴールドシップ産駒)
20年2人気7着　ヴェルトライゼンデ(ドリームジャーニー産駒)
20年3人気10着　バビット(ナカヤマフェスタ産駒)
20年12人気13着　ディアマンミノル(オルフェーヴル産駒)
20年17人気17着　ビターエンダー(オルフェーヴル産駒)
19年12人気5着　メロディーレーン(オルフェーヴル産駒)
19年11人気7着　タガノディアマンテ(オルフェーヴル産駒)

人気薄で人気以上に激走することもあるが8頭すべて馬券圏外。とくに上位人気に支持されながら人気以下の着順に凡走した2頭は見逃せない。ステイゴールド自身2015年に亡くなっており、2019年がラストクロップだったこともあるものの、ステゴ産駒はソラを使ったり(疾走ることへの集中力を欠くこと)、常にカカっていたりと気性面に難ありながら強い馬はバケモノみたいに強かったが(オルフェーヴルがその例)、そのステイゴールド特有の爆発力は息子たちが種牡馬になった際はあまり受け継がれなかったようだ。とくにオルフェーヴル産駒は晩成傾向にあり、「2度覚醒する」という格言があることからも2度目の覚醒前のこのレースでは分が悪いか⁉️🤔

メリオーレム　😲B😲

7番人気　19.0倍　川田将雅

[前走: 神戸新聞杯5着]
同馬には不向きな道悪での競馬→勝ち馬メイショウタバルと0.8秒差5着もやや度外視気味。

[2走前: 西部スポニチ賞(小倉2勝クラス)勝利🏅]
2,600をこなしたとはいえのちに2勝クラスを突破した馬が3着リンフレスカンテだけというレベルの低いメンバーが相手→素直に評価できず。

[3走前: プリンシパルS(東京3歳L)2着]
内前有利な展開が5番手内めにいた同馬に向いた→勝ち馬ダノンエアズロックと0.2秒差2着も素直に評価できず。

2,600を無難にこなしたことからも折り合いの不安なし→距離延長はプラス。
3走前の内容からしても加速に時間のかかるタイプでもあるので直線の長い京都外回りコース替わりもプラス。

やや奥手で晩成傾向な血統面→本格化はまだこれからの可能性あり。

右にモタれる癖があるので右回りに戻る点もマイナス。

ダノンデサイルら世代最上位クラスの馬たちに通用しうるだけの能力の裏付けに乏しくこの評価。

前走の内容からも良馬場であれば評価を見直したい🤪

🎯　まとめ　🎯

✨　S評価　✨
コスモキュランダ
ダノンデサイル

😊　A評価　😊
アーバンシック
アドマイヤテラ
ショウナンラプンタ
ピースワンデュック
へデントール

😲　B評価　😲
ウエストナウ
エコロヴァルツ
ビザンチンドリーム
🥺 メイショウタバル
メリオーレム

😵　C評価　😵
アスクカムオンモア
アレグロブリランテ
シュバルツクーゲル
ノーブルスカイ
ハヤテノフクノスケ
ミスタージーティー

🐎　おわりに　🐎

最後までこの🌼 G1 菊花賞2024 全頭診断 🌼を読んでいただき、誠にありがとうございます😊

いよいよ3歳牡馬クラシック戦線も最終戦。日本ダービーで私が本命をうち、帯🥋をくれたダノンデサイルがついに帰ってきました🙌

近年は二冠を達成できなかったダービー馬🐎が菊花賞を回避することは全然珍しくなくなってきてますが、昨年に続いて今年もダービー馬が参戦☺️
皐月賞馬(ジャスティンミラノ)は回避したものの、春から力をつけた3歳牡馬で格言どおり「最も強い馬🐎」は誰なのか、今から楽しみで仕方ありません💦
ところで昨年の京都2歳Sで11番人気43.0倍だったダノンデサイル(4着)、最低14番人気194.3倍だったコスモキュランダ(8着)が約1年でここまで来るだなんて誰が想像できたんだろうw😂

毎度のことながら話は大きく脱線してしまいましたが、この全頭診断はあくまで枠順確定前の全頭診断となっております。データ上はどの枠からでも満遍なく馬券に絡めてはいるものの、今回は長丁場ということもあり、どの馬🐎もなるべく距離ロスを抑えたいはずなので、枠の並びも相まって枠順確定後はどうしても見解が替わる可能性がある点はご了承ください🙇‍♀️
また、あくまで良馬場想定で診断しました。ピークは過ぎたとは言え、台風の影響で泥んこ不良馬場となった2017年のようになることも極論考えられます(2017年勝ち馬:キセキ)。そうなると中距離実績やスタミナのみならず、パワーも必要不可欠となるので、馬場が渋った際の評価の上げ下げは個人の判断にお任せします🙇
追い切りも考慮に入れてない全頭診断となっております(最終追い前に診断したので考慮不可)。どのレースにも言えたことですが、今年の日本ダービーが皐月賞直前で回避し、ダービーを究極に近い完成度で本番を迎えたダノンデサイルが制覇したのが典型例であるように、3歳馬同士の闘いとなるとどうしても完成度がモノをいいます。なので追い切りの見方を熟知されている方は、その内容の良し悪しで評価のアレンジをすることをオススメします。実際に私も全頭1週前、最終追いをきちんと確認してから👀予想の印☑️を決めております😉

最後になりますが、この全頭診断が少しでも「参考になった・ためになったよ」って方は、ぜひこの記事に「いいね👍」をお願いします🙇‍♀️🙇🙇‍♂️

皆様の馬券🎫が無事的中🎯できるよう、心から祈りを込めてこの全頭診断の〆とさせていただきます🙏

皆様の馬券に幸運を🤞✨
Good Luck💕