🦅　G1 スプリンターズステークス2024 全頭診断　🦅

※評価はC<B<A<Sの順です😲
※あくまで枠順確定前の全頭診断です。確定後は見解替わる可能性🉑あります🙇‍♀️
※追い切りは考慮に入れておりません(最終追い前に診断したので考慮不可)🙇
※あくまで良馬場想定で診断しました🙇‍♂️
※想定人気はNetkeibaさんより。9/23現在のものを使用しました🙋‍♀️

🏇　コース紹介　🏇

中山・芝1,200m(外回り)  Cコース使用

1967年に3歳以上・ハンデキャップの条件で中山・芝1,200mを舞台に創設された、当時3歳以上の馬が唯一出走可能なスプリント重賞であった(初回は7月開催)。グレード制導入に伴い1984年にG3に格付けされ、1987年にはG2に格上げ、1990年からG1となり、施行時期も有馬記念の前週に移される。2000年にはスプリント競争体系が整備されたことにより、初秋の中山開催最終週に繰り上げられ、現在に至る。

このコースは2コーナーの終わりからスタートして道中は下り坂になっておりペースが流れやすい。直線の長さは310mと4大場(東京・中山・京都・阪神)のなかでは最も短いが、代わりに高低差約2.2mの急坂がありそこで形成逆転のシーンもある。そのためスピードのみならず急坂を駆け上がるパワーとスタミナも問われるコースでもあるが、野芝主体の9月開催は高速馬場になりやすく内前が恵まれることが多い。そのため中山開催の過去9年(2014年は新潟開催)は上がり最速の脚を使えても[1-0-2-7]と届かないことも全然珍しくなく(勝ち馬は別次元の脚を持っていた2020年グランアレグリア)、外差し一辺倒の馬には厳しいデータが待ち構えているが、一概に差さらないというわけではなく、上がり2位が3勝、3位が2勝していることからも後半の脚も必要となってくる(なお、新潟開催の2014年も上がり3位のスノードラゴンが制覇し、最速のサンカルロは10着だった)。

また、血統面では近年は父or母父にSS系が入っていない馬の人気薄での激走が目立ち、とくに父SS系の牡馬は[0-2-1-22]と苦戦している。好走馬3頭中2頭はナランフレグ(2022年3着)、ミッキーアイル(2016年2着)とG1馬だったことを鑑みれば、傾向的にも狙いにくいといえるだろう(例外: 2015年2着サクラゴスペル)。2018年には父or母父どちらもSS系でない馬が1→11→13番人気ながら馬券県内を独占し、三連複¥65,370、三連単¥209,620の波乱となったこともある。要注意だ🤔

[データ① 中山開催過去9年枠番別成績]
1️⃣枠[2-1-4-12]
2️⃣枠[1-2-1-14]
3️⃣枠[1-0-3-14]
4️⃣枠[3-2-0-13]
5️⃣枠[1-2-0-15]
6️⃣枠[0-1-0-17]
7️⃣枠[1-0-0-17]
8️⃣枠[0-1-1-16]

※参考までに新潟開催の2014年は18頭立てで馬番18→09→13→14→12と外枠での決着となった。

中山開催のフルゲートは16頭。当日6番人気以下ながら馬券圏内に好走した10頭中9頭が1️⃣〜5️⃣枠に集中しており、例外は外差し決着が向いた2020年3着アウィルアウェイだけ(8️⃣枠16番。10番人気60.9倍)となっている。とくに1️⃣〜3️⃣枠の馬が前述の当日6番人気以下10頭中7頭とかなり集中しているので、器用に立ち回りやすい内枠をひいた伏兵馬が穴をあけることが多いといえる。反対に6️⃣〜8️⃣枠の外枠をひいてしまった馬の好走は前述のアウィルアウェイ含めてもわずか4頭しかおらず、2022年メイケイエール14着(7️⃣枠13番)、2021年ダノンスマッシュ6着(7️⃣枠14番)と1番人気に支持されながら人気に応えられなかったケースも多く目立つ(トウシンマカオの項も参照)。先週の内容からも、今年もこの傾向は続くと思われるので、枠順確定後に外枠をひいてしまった馬は上位人気に支持されても過信はできないことを念頭に置いておきたい🤔

[データ② 今年のSS系の血を持っていない馬たち🐎]
ヴェントヴォーチェ(欧州型ノーザンダンサー系)
サトノレーヴ(ミスプロ系)
ダノンスコーピオン(ミスプロ系)
ビクターザウィナー(サドラーズウェルズ系)
マッドクール(欧州型ノーザンダンサー系)
ムゲン(欧州型ノーザンダンサー系)
※モリノドリーム(ロベルト系)
※レイベリング(サドラーズウェルズ系)

※→除外対象馬

↓父SS系
エイシンスポッター
ナムラクレア(牝馬)
モズメイメイ(牝馬)

牝馬はナムラクレア(ミッキーアイル産駒)やレシステンシア(ダイワメジャー産駒)、グランアレグリア(ディープインパクト産駒)などSS系の好走も多く、複勝率で見ると系統ごとにそれほど大差はみられない。
反対に牡・騸馬は父ミスタープロスペクター系全体(フォーティーナイナー系、キングカメハメハ産駒など)で[4-2-2-24]で、2016〜19年まで4連勝(とくにフォーティーナイナー系が2016〜2018年まで3連勝)と好相性だったが、近年は有力馬の参戦が少なくなってきており、モーリス産駒(ロベルト系)のピクシーナイトやキトゥンズジョイ産駒(サドラーズウェルズ系)のジャンダルムなど他系統による優勝が増えているのが特徴🧐

ウイングレイテスト　✨S✨

12番人気　33.3倍　松岡正海

[前走: アイビスSD2着]
一般的に有利な外枠12番からスムーズに加速できたとはいえ最も重い斤量59を背負って勝ち馬モズメイメイと0.1秒差2着→評価できる。

[2走前: 函館SS2着]
イン有利馬場で4頭分外を回す距離ロス➕ここでも最も重い斤量59を背負わされながらのちにキーンランドCを制覇し、ここでも上位人気想定のサトノレーヴと0.2秒差2着→能力の高さを評価できる。

好位からしぶとい脚を使えるタイプ→内前有利になりがちな今回の馬場が向きそう。
以前は集中力に課題あったが、昨年B(ブリンカー)を装着けてからは安定し、2走前の内容からもスムーズなら今回のメンバーでも通用しうる。

1,200以下では高速決着の経験なし→1,400では経験ありとはいえ時期的にも時計の早い今の中山への対応にやや不安あり。

...とはいえ1,400やアイビスSDで経験してきたことや今までの追い切りの内容を加味すればこなせるはずで、オッズ妙味も加味してS評価😘

ウインマーベル　😊A😊

9番人気　23.3倍　松山弘平　

[前走: 京王杯SC制覇🏅]
東京らしく不向きなSペースからの瞬発戦だったが勝利→能力を評価できる。

[2走前: 高松宮記念12着]
不向きな道悪。内前有利な展開と馬場が13番手にいた同馬にまったく向かず→勝ち馬マッドクールと1.6秒差12着大敗も度外視可能。

[3走前: 阪急杯制覇🏅]
内前有利な展開と馬場が4番手インにいた同馬に向いたとはいえここも不向きな重馬場。ここで上位人気想定のサトノレーヴ(4着)に0.4秒差つけて勝利→相手関係を考えて評価できる。

[4走前: 阪神C制覇🏅]
Hペースで差し有利な展開が5番手で先行した同馬に向かなかったが2着グレナディアガーズに0.1秒差つけて勝利、ママコチャ(5着)にも先着→能力の高さを評価できる。

抜群の器用さ→小回りの中山コース替わりは間違いなくプラス。

ベストは1,400で1,200だと位置取りにやや不安あり。
決め手にはやや欠けるので内枠をひければ評価を見直したい😏

ヴェントヴォーチェ　😲B😲

15番人気　52.7倍　C・ルメール

[前走: 高松宮記念(昨年)8着]
不良馬場で終始伸びない内めを通る厳しい競馬→勝ち馬ファストフォースと0.6秒差8着も評価を下げず。

[2走前: オーシャンS(昨年)制覇🏅]
イン有利の馬場で中団外を回すロスあったが勝ち馬ディヴィナシオンと0.3秒差つけて勝利→着差以上に評価できる。

昨年の高松宮記念からも左回りではややモタれるところがある→右回りに替わる点も好材料。
豊富なパワー→急坂コースの中山もプラス。

約1年半ぶりの超長期休養明け→状態面の不安がどうしてもつきまとうのでこの評価。

どの馬🐎にもいえたことだが、この馬はとくに状態面を見極める面でも追い切りで評価したほうがよさそう。現状はこの評価😌

エイシンスポッター　😵C😵

14番人気　46.6倍　A・シュタルケ

[前走: キーンランドC2着]
イン有利馬場で終始内をロスなく運び、直線でもスムーズに加速できた→勝ち馬サトノレーヴと0.3秒差2着も素直に評価できず。

今のスプリント路線では1,2を争うほどの末脚の持ち主だが、常に後方からとなりやすく展開待ちになりがち。

直近のレースも着順・着差以上に評価できるレースが少なくメンバーレベルが格段に上がるここではC評価。

内枠をひければ評価を見直したい😮‍💨

オオバンブルマイ　😲B😲

7番人気　17.5倍　武豊

[前走: キーンランドC3着]
差し有利な展開が向いたとはいえイン有利馬場で最後方から大外ぶん回しのロスの大きい競馬だったが勝ち馬サトノレーヴと0.3秒差3着→評価できる。

[2走前: 海外G1 チャンピオンズマイル🇭🇰10着]
内前有利な展開と馬場が10番手で大外ぶん回しの同馬に向かず→勝ち馬ビューティーエターナルと1.7秒差10着も評価を下げず。

常に後方から大外ぶん回しの競馬→イン有利が想定される今の中山では評価を上げづらい。

パワーが豊富→時計のかかる馬場が理想で評価を上げられずこの評価。

馬場が渋れば評価を見直したい🤧

サトノレーヴ　😊A😊

1番人気　3.8倍　D・レーン

[前走: キーンランドC制覇🏅]
イン有利な馬場で終始3〜4番手の好位からスムーズな競馬だったとはいえラスト3F11.4-11.5-11.4の持続かつ加速ラップ、2着エイシンスポッターに0.3秒差→能力の高さを評価できる。

[2走前: 函館SS制覇🏅]
内前有利な馬場が3番手のインにいた同馬に完全に向き、直線でもスムーズに加速できた→2着ウイングレイテストと0.2秒差つけて重賞初制覇も着順・着差ほどの評価はできず。

好位から堅実な脚を使えるレースセンスに加え、器用さもあり→小回りの中山コース替わりは間違いなくプラス。

ロードカナロア産駒✖️母父サクラバクシンオー✖️母母方にマルゼンスキー内包→昨年の高松宮記念覇者ファストフォースと同じ配合で血統面からも評価できる。
持ち時計も優秀で能力はメンバートップクラスといえる。

馬場や展開が向いての重賞2連勝➕同馬のためだけにレーン騎手来日→過剰人気しそうでオッズ妙味薄くこの評価まで🤭

ダノンスコーピオン　😵C😵

16番人気　58.8倍　戸崎圭太

[前走: セントウルS12着]
内前有利な展開が15番手外めにいた同馬に向かなかったとはいえ勝ち馬トウシンマカオと0.6秒差も12着は負けすぎ。

近走は良馬場なら復調気配にあるもののメンバーレベルが前走より格段に上がるここではC評価🤢

トウシンマカオ　😊A😊　🥺

6番人気　9.0倍　菅原明良

[前走: セントウルS制覇🏅]
内前有利な展開で8️⃣枠17番スタートから4頭分外を回る距離ロス➕いつも通り道中右にモタれ気味ながら2着と0.1秒差勝利→着差以上に評価できる。
このときの2着馬は昨年の覇者ママコチャ→相手関係を考えても能力の高さを評価できる。

[2走前: 京王杯SC6着]
不向きな左回り➕適正より長い距離➕激しく折り合いを欠いて消耗するロスあり→勝ち馬ウインマーベルと0.5秒差6着も評価を下げる内容ではない。

[3走前: 高松宮記念6着]
またも不向きな左回り➕タフな重馬場→勝ち馬マッドクールと0.8秒差6着も評価を下げず。

中団好位から堅実な脚を使うタイプ→ペースが流れうるメンバー構成で展開向きそう。

左回りでは右にモタれる癖あり→右回りの中山コース替わりも間違いなくプラス。

重賞4勝すべて7️⃣,8️⃣枠から外差し→得意の外枠をひけても内前有利となりうる今の時計の早い中山の馬場が向かない可能性が高い。

また、仮に得意の外枠をひけたとしても過去9年では中より内枠のほうが圧倒的に有利で、7️⃣,8️⃣枠で馬券に絡んだのはわずか3頭と大苦戦。
とくに直近5年はこの傾向がより強まっており、馬券絡みは2020年3着アウィルアウェイのみ。後述のデータを見ても、上位人気に支持されながら枠に泣かされ馬券圏外に敗れ去った馬🐎も多く、2019,2020年に連続好走したダノンスマッシュでも2021年には7️⃣枠14番に泣かされ6着敗退といった例もある。このコースは4角に向けて下り坂を一気に駆け下りてくるため、4角で馬群が外に振られることもあり、最内をロスなく回った馬が有利となる。外枠に入ってしまうと常に外を回されるロスも発生し、さらに直線に入るところでは外に振られる。1,200で距離ロスは大きなマイナスとなる。

マカオの重賞での実績を見ても大半が7️⃣,8️⃣枠に集中しており、古馬になってからはよりその傾向が強まっている。おそらく母父スペシャルウィークに内包されたAureole(オリオール)の影響で臆病で揉まれ弱さがあるためだと思われるが、勝ったのはすべて外枠から外を回した場合のみで、格下相手だった昨年のキーンランドCや函館SSでは取りこぼしている。

もともとトビの大きい疾走りは広いコース向き。同条件の今年のオーシャンSを豪快に差し切って勝利しているとはいえ2着ビッグシーザー、3着バースクライなどG1馬どころか、G1好走経験ないし出走経験のない馬がほとんどで参考にできず。
コーナーの厳しい中山ではインをロスなく疾走るというのは同馬の疾走りでは難しく苦戦が想定される。

よって今回のぴえん🥺な人気馬となる🥹

↓過去5年7️⃣,8️⃣枠で上位人気に支持された馬🐎たちの戦績
昨年4人気4着ジャスパークローネ　7️⃣枠13番
22年1人気14着メイケイエール　7️⃣枠13番
22年3人気9着シュネルマイスター　8️⃣枠15番
21年1人気6着ダノンスマッシュ　7️⃣枠14番
21年5人気5着モズスーパーフレア　8️⃣枠16番
20年4人気6着レッドアンシェル　7️⃣枠13番

ちなみに2018年には3連覇を目指したレッドファルクスが8️⃣枠16番をひいてしまい10着(5人気)に敗れた例も(なおこの年は稍重馬場)🤔

ナムラクレア　😊A😊

5番人気　7.2倍　横山武史

[前走: キーンランドC5着]
直線で接触される致命的な不利あり→勝ち馬サトノレーヴと0.4秒差5着も着順・着差以上に評価できる。

[2走前: 高松宮記念2着]
伸びるインを通れていたとはいえSペースで前有利な展開が10番手にいた同馬に向かず、直線で進路を切り替えるロスありながら勝ち馬マッドクールとタイム差なし(アタマ差)の2着→「勝ちに等しい」内容。

馬場不問➕高い瞬発力と持続力を武器に中団から堅実な脚を使って大崩れしないタイプ。
スムーズなら勝ち負けしうる能力あり。

1,200だとポジションが取れないことが多い→内前有利になりやすいここでは若干割引き。

ミッキーアイル産駒は中山が苦手な傾向あり→2年連続TBに逆行しているとはいえどちらの年も人気より下の着順となっており、同馬もその例外ではなさそうでSとかなり悩んだがこの評価とした😎

ビクターザウィナー　😊A😊

3番人気　6.8倍　J・モレイラ

[前走: 海外G3シャティンヴァーズ🇭🇰6着]
1〜4着を斤量52〜53が独占した中で同馬はトップハンデの61kg→度外視。
なお、チェアマンズSP覇者インビンシブルセージ(8着。斤量58.5)には先着している。

[2走前: 海外G1チェアマンズSP🇭🇰7着]
カリフォルニアスパングル(2着)と直線までハナ争いをし、差し有利な展開が向かず。前述のカリフォルニアスパングルをはじめレベルの高い香港スプリンターたちが相手→勝ち馬インビンシブルセージと約7馬身差7着も評価を下げず。

[3走前: 高松宮記念3着]
インが伸びる馬場で終始外を回るロスありながら勝ち馬マッドクールと0.5秒差3着→着差以上に評価できる。

ピューロマジックにもひけをとらない抜群のスタートダッシュ➕持続力→能力の高さは折り紙付き。

沙田(シャティン)🇭🇰をはじめタフな馬場で実績を積み上げてきた馬→時計の速い今の中山の芝に対応できるかが不安なのでこの評価。

馬場が渋れば評価を見直したい🧐

ピューロマジック　😵C😵

10番人気　23.5倍　横山典弘

[前走: セントウルS13着]
やあやイン有利な馬場が逃げた同馬に向いたが勝ち馬トウシンマカオと0.7秒差13着→評価できず。

このメンバーどころか、現役馬のなかでも屈指のテンの速さの持ち主。

馬体が小柄で急坂は苦手→直線が平坦なコース向きで、中山コースもマイナスとなる。

それ以前も重賞2勝とはいえどちらも馬場や展開が向いての好走がほとんど→評価できるレースが少なく、メンバーレベルが格段に上がるここではC評価🤮

マッドクール　😲B😲

4番人気　7.1倍　坂井瑠星

[前走: 海外G1チェアマンズSP11着]
タフな沙田の稍重馬場に苦戦、ハイレベルな香港のスプリンターが相手→適正外で度外視。

[2走前: 高松宮記念制覇🏅]
内前有利な展開と馬場が3番手から終始内ラチ沿いをロスなく回った同馬に完璧な競馬→2着ナムラクレアとアタマ差でG1初制覇も素直に評価できず。

[4走前: スプリンターズS2着]
内前有利な馬場が4,5番手好位のインにいた同馬に完全に向いた→勝ち馬ママコチャとタイム差なし(ハナ差)2着も素直に評価できず。

抜群の器用さ➕高い先行力→小回り➕内前有利になりやすいこの舞台の馬場が合いそう。

国内のG1では連続で連対もどちらも馬場や展開が向いていた→オッズ妙味薄い。

やはり内枠をひければG1を制覇しているだけに能力は最上位クラス間違いないので評価を大幅に見直したい。

現状はAと悩んだが厳しめにみてB評価😒

ママコチャ　✨S✨

2番人気　6.0倍　川田将雅

[前走: セントウルS2着]
中京では痛恨の大外枠➕壁が作れずややカカり気味➕終始外を回るロス➕牝馬には過酷な斤量57と非常に厳しい条件ながら勝ち馬トウシンマカオと0.1秒差2着→能力の高さを評価。

[2走前: 高松宮記念8着]
不向きな道悪➕イン有利な馬場で大外を回る距離ロスの大きい競馬→勝ち馬マッドクールと1秒差8着大敗も度外視可能。

[3走前: 阪神C5着]
差し有利な展開が向かず、折り合いに課題の同馬には厳しい距離延長ローテ→勝ち馬ウインマーベルと0.2秒差5着も着順・着差以上に評価できる。

好位から堅実な脚→小回りの中山適性が高く、そこにコース替わりする点も間違いなくプラス。
また叩き良化型なので状態面で上積みにも期待できる。

上位人気は間違いないだろうが、直近の敗因明確な敗戦→抜けた人気にはならなそうなここはオッズ妙味も加味してS評価😲

ムゲン　😲B😲

11番人気　33.0倍　K・ティータン

[前走: 海外G3プレミアカップ🇭🇰制覇🏅]
レベルの高い香港のスプリント路線のメンバーが相手とはいえ同馬は斤量52で2着とは斤量9kg差→2着カリフォルニアスパングル(斤量61)とクビ差勝利も素直に評価できず。

[2走前: 海外G3シャティンヴァーズ香港4着]
最後方からの競馬で敗因は位置取りの差だけ→力負けしていない。

[3走前: 海外G1チェアマンズSP3着]
差し有利な展開が向いたとはいえレベルの高い香港のスプリント路線のメンバー相手に3着。ビクターザウィナー(7着)にも先着→能力の高さを評価できる。

高い瞬発力➕持続力→今回のメンバー相手でも通用する能力あり。
帯同馬を連れての遠征・参戦→陣営の本気度の高さもうかがえる。

ゲートに課題→常に後方からとなり位置取りが悪くなりがち。
今の内前有利な中山の馬場が向きづらい。

同馬も沙田のタフな馬場で実績をあげてきただけに日本の高速馬場への対応に不安ありなのでこの評価☹️

モズメイメイ　😵C😵

13番人気　41.6倍　国分恭介

[前走: セントウルS3着]
最内枠から3番手で終始インをロスなく回る完璧な競馬→勝ち馬トウシンマカオと0.2秒差3着好走も素直に評価できず。

近走は好位から脚を使う競馬を覚えてきており好走してきているものの、どれも「馬場や展開、枠」に恵まれての好走がほとんど。

着順・着差以上に評価できるレースが少なく、総合的な能力ではこのメンバーではやや足りていないと思われるのでこの評価🤫

モリノドリーム　😵C😵

※除外対象馬
17番人気　59.8倍　騎手未定

[前走: キーンランドC4着]
11番手から終始内をロスなく回り、前が空いてからは直線でもスムーズに加速できた→勝ち馬サトノレーヴと0.3秒差、ナムラクレア(5着)に先着も力負けの形。

タフな札幌・函館の洋芝で5勝→中山の高速馬場替わりもマイナス。

メンバーレベルが前走より格段に上がるここではC評価😑

ルガル　😲B😲

8番人気　17.8倍　西村淳也

[前走: 高松宮記念10着]
スタート後に接触する不利あり、直線でも外めを回されるロスあったとはいえ前有利な展開が5番手にいた同馬に向いた→評価できず。

[2走前: シルクロードS制覇🏅]
2番手から道中ロスなく運び、伸びる馬場の真ん中を通れたうえ、その後重賞で活躍できた馬がほとんどいないややメンバーレベルが低いレースだった→2着アグリに0.5秒差圧勝も評価できず。

高い瞬発力➕持続力→スムーズな競馬なら今回のメンバーでも通用しうる。

近走は安定してきたとはいえゲートにやや課題。

前走大敗したことからもトップスピードを活かせる直線が平坦なコースがベストの可能性が高い→中山コース替わりも割引きが必要。

馬場が渋れば評価を見直したいが、現状はこの評価🙄

レイベリング　😵C😵

※除外対象馬
18番人気　120.4倍　騎手未定

[前走: 青函S(函館OP)5着]
ややカカり気味とはいえ終始内をロスなく回り、直線でもスムーズに加速できた→勝ち馬モリノドリームと0.4秒差5着も評価できず。

メンバーレベルが前走より格段に上がるここではC評価😪

🎯　まとめ　🎯

✨　S評価　✨
ウイングレイテスト
ママコチャ

😊　A評価　😊
ウインマーベル
サトノレーヴ
🥺 トウシンマカオ
ナムラクレア
ビクターザウィナー

😲　B評価　😲
ヴェントヴォーチェ
オオバンブルマイ
マッドクール
ムゲン
ルガル

😵　C評価　😵
エイシンスポッター
ダノンスコーピオン
ピューロマジック
モズメイメイ
※モリノドリーム
※レイベリング

※→除外対象馬

🐎　おわりに　🐎

最後までこの🦅　G1 スプリンターズステークス2024 全頭診断　🦅を読んでいただき、誠にありがとうございます😊

いよいよ今年もサマーシリーズが終わり、みなさんが待ちに待った秋G1が開幕しました🙌
今年も多くのスプリンターたちがしのぎを削り、中山競馬場に集結。秋G1が開幕するのを私も非常に楽しみにしており、気合を込めてこの全頭診断を書きました😁

自慢ではないですが実は私スプリンターズSは案外好相性(⁉️)でして、2022年にはジャンダルムに◎をうち単勝・三連複当てて🎯帯獲った経験もあります🙋‍♀️
2014年(新潟開催)も13番人気46.5倍のスノードラゴン本命🥇着、2016年9番人気27.1倍ソルヴェイグ本命🥉着、2021年10番人気47.5倍シヴァージ本命🥉着と的中🎯することができました🙌
昨年はウインマーベル(8番人気17.3倍)本命も6着まででしたが...＿|￣|○
今年こそは昨年のリベンジしたいですᕦ(🔥_🔥ˇ)ᕤ

気がつけば現地観戦した高松宮記念から早くも半年。時が経つのはあっという間でしたね😂
高松宮記念の馬券はダメでしたが(ちなみに本命ロータスランド。5着)、メイケイエールの引退式でYELL(いきものがかりさん)が流れ、ファンの方々の「ありがとう」という声に見送られながらターフを去る瞬間を観ることができて幸せでした🥰
これも競馬🏇ならではですね☺️

毎度のことながら話は大きく脱線してしまいましたが(今回はいつにも増して脱線具合ヤバいかも😅)、この全頭診断はあくまでも枠順確定前の全頭診断となっております。コース紹介の項やトウシンマカオの項で説明した通りこの舞台は内前有利になりやすく、過去に穴をあけた馬の大半も内枠に入っていたり、外枠をひいてしまった人気馬が沈みまくったりと内枠優勢が顕著な舞台となっております。なので枠順確定後は見解が替わる可能性🉑が高いことは念頭に置いておいてください🙇‍♀️
また、あくまでも良馬場想定で診断しました。中には道悪が苦手な馬・苦にしない馬・むしろ道悪でこそ真骨頂を発揮できる馬もいますので、馬場が渋った際の評価の上げ下げは個人の判断にお任せします😅
もうひとつ、追い切りも考慮に入れてない全頭診断となっております(最終追い前に診断したので考慮不可)。どんなに強い馬でも調子が良くないときに出走すれば簡単に負けてしまうことも全然珍しくないのが競馬🏇でもありますので、追い切りの見方を熟知されている方は、その内容の良し悪しで評価のアレンジをすることをオススメします。実際に私も全馬1週前・最終追いをきちんと確認してから予想の印☑️を決めております😉

最後になりますが、このスプリンターズSの全頭診断が少しでも「参考になった、ためになったよ」って方はぜひこの記事に「いいね👍」をお願いします🙇‍♀️🙇🙇‍♂️

皆様の馬券🎫が無事的中🎯できるよう、心から祈りを込めてこの全頭診断の〆とさせていただきます🙏

皆様の馬券に幸運を🤞✨
Good Luck💕