【Ratopia】指導者日記 都市記録
街づくり系のゲームをすると、現実世界の都市を管理している人たちのすごさを感じられる。特にCities:Skylinesをプレイする前と後では、道路を整備して都市開発に携わってきた方たちへの敬意が増したし、街を歩くときの見方も変わった。
Ratopiaも2Dブロックを使った自由な街づくりが可能で、都市にはプレイヤーごとの個性が生まれることだろう。
私は3回目の建国で都市の作り込みを意識し始めた。建国からのんびり10年くらいで記念碑を完成させたので、それ以降はちまちま壁紙を張ったり模様替えをして電力関連装置を触ってみたりした。
楽しめるコンテンツをほとんど堪能してしまったので、一例として参考になるかはわからないが、今後新しく建国する前に自分がつくった都市の記録をまとめておこうと思う。
政策と経済
国庫が安定し出してからは段階的に税率を下げて、最終的には所得税8%、財産課税3500ピア以上10%になった。
補助金は初期から継続している低所得者用、医療従事者用、ウサギ購入用、医薬品購入用の4つ。
序盤は金属が早めに見つかったので、鋳造で国庫を増やしつつ食料と資源の安定供給を優先。中盤から貿易を始めてマネーサプライ拡大。終盤で税率を下げて上流階級を増やしていった。個人的には中産階級が一番多くあるべきだと思ったので画像くらいのバランスで丁度いい気がしている。
都市構造
プレイアブルキャラが王女なら、やはり王城っぽい建築物を造りたいと思って流れに任せて積み重ねた城。
設計図もなくスクラップ&ビルドを繰り返し繰り返した産物だが気に入っている。生産分野で区分けをして300日以降はこの形で落ち着いた。
第一生産部
序盤に生えてる木では足りなくなって開拓をしていたら、木の群生地とウサギの群れを見つけたのでその付近に採集と加工施設をまとめた。
運よく狩りで手に入る生き物が四種まとまっていたので、狩場を三つ設置して、伐採所も二つ、樹木管理所も設置して日々大量に資源を確保している。
序盤は倒れていた狩人達も気づいたら無双状態。最近は診療所のリリーちゃんもずっとデスクワークになっている。
我が国の特産品はシルク服とサンゴ石が主で、特にシルク服は序盤から製造を続けているのでかなり長い期間輸出している。
第一生産部ではウサギの狩猟から解体、焼いた肉の生産まで一気貫通で行っており、ここで我が国のタンパク質のすべてを確保している。
食肉加工店で働いてくれている双子らしきニアちゃんとマヤちゃんは国内トップレベルの筋力で爆速解体をしてくれている。屠畜場は筋力の上がり方がすごい。
製材部
伐採した木を加工することをメインに設立した部署だが、加工職もまとめている。
革製品は三店舗で需要をカバーしているが、一店舗の窯は職人の腕が上がってもかつかつ。印刷所は一店舗で割とカバーできている。
ここには我が国の癒しスポットウサギ牧場がある。上下を三つの屠畜場に挟まれて目の前には食卓がある環境で、ウサギ達は出荷されることなくミルクを搾られている。ウサギのミルクってどんな感じなんだろうと思って調べたら牛乳よりもかなり脂質とタンパク質が多いらしい。
飼育員のホリーちゃんは物知らずで個人主義の天然ガール。ひと目見たときから飼育員の制服が似合うと思ってここに永久就職してもらっている。
水資源生産部
水は生命の源であり、生産の根幹。無料で無限に手に入る水はとても大事。でも水生成と消費のバランス調整が上手くいかなくてたまに枯渇する。
常時三か所起動して、ネズミ手に余裕があれば四か所起動している。うちでは景観意識で斜め水汲み法をしていないので少し前まで水汲み係やヤドカリ狩りはよく溺れていた。それを毎回救護してくれていたバイオレットちゃんは水資源生産部の立役者だ。
金属加工部
王国の端にある金属加工部には国の経済の重要機関、造幣局がある。ここでは価値が一定のピア金貨と銅貨を鋳造してくれている。決して含有量を減らすなどはしていないので貨幣の価値は金属と国家の信用に補償されている。
他にはガラス製造、コウモリ飼育所、ノクシリン鉱山。中段に迎撃ゾーンがあって、上階ではキノコ製造と薬品製造を行っている。
東棟
ここは銀行や貿易等外交施設、市民憩いの銭湯などの公共施設、国内唯一の学校を備えており、上階は最近開発された電力関連装置を試している。
西棟繊維研究部
西棟では市民の衣服、輸出用の製品の大部分を製造している。服飾関係の仕事は高所得者も多く、特にコラちゃんとゾーイちゃんが立ち上げた服と化粧品のブランドCora&Zoeは大人気で、三者とも所得は高い。
最上階ではどうしても私が花を育てたかったので、天空の花畑をジェーンちゃんとベルちゃんが経営してくれている。
中央棟パン生産部
うちの市民達の主食はパン。腹持ちの良いパンは市民達に大人気で、四店舗で生産を続けてもストックがないくらいに需要が高い。ビール用も兼ねて大量に生産している穀物は数千単位で余り気味なので食べ物に困ることはまずないだろう。
一階部分には記念碑がそびえ立っており、そのすぐ上には市民達の身だしなみを整える美容室と歯医者。
謁見の間
パン生産部のすぐ上には税務署の本館があり、その上にアトリエとサロン、最上階に玉座がある。
まとめ
Ratopiaのシステムに慣れさえすれば普通難易度でのクリアは難しくないと思う。慣れる前に普通で始めた私はあっけなく襲撃と反乱で都市を滅ぼしてしまったが。
序盤の襲撃と食糧難さえ超えれば、あとは好きな建築をしつつマネーサプライと資源を安定増加させる日々が続いた。6月17日のアップデートで外交関係強化と新ダンジョンが追加されたらしいので、私はまた新たなる都市国家を建国しようと思う。楽しみだ。