第1話 20代を振り返ってみる〜他愛もない恋物語
今日夜に夢を見ました。
久しぶりに初めて付き合った女性が出てきました。
ふと最近は昔を思い出すことがあります。
僕は22の時一度記憶をなくすほど落ち込んだことがあります。
その原因になったのがずばり、この女性との出来事だったのです。
あれから15年の歳月がたち、徐々に記憶が戻ってきているのです。
あれだけ思い出そうとしても思い出せなかった記憶が、少しずつ鮮明に思い出せるようになってきたのです。
心の奥底にしまってあった辛い記憶が漏れ出すように少しずつ出てきているのです。
少しその女性との出会いからお話しようと思います。
長くなるのでお付き合いください。
かれこれ20年前
僕が16歳で高校1年生だった夏
当時は反抗期真っ最中
趣味のギターを片手にバンド活動に励んでいました。
彼女もおらず、女友達は0
男友達とつるんで楽しかったです。
しかし、地元は硬派な文化があり、女友達なんていないのが当たり前だった中、どこか寂しさを感じていました。
当時地元の公園で、休みの日はフリーマーケットやライブなどをやっていました。
そこに参加してバンド活動をやるのが楽しくてよく参加したものです。
観客はほぼ0に近い中、野外ライブをやるのがとても良かったんです。
その日も野外ライブをやって、男友達とつるんでいました。
すると今日は珍しく女性が1人、観客でいました。
遠目からみると鼻立ちはしっかりして、きれいな女性で年齢的にも近い感じがしました。
せっかく観客として見に来てくれた唯一の女性だったので声をかけたいんですが、地元のみんなは硬派だったため、誰も行きません。
しかし、ここで地元ではない友達たかおが声をかけにいったんです。
一人行くとみんなここぞとばかりにズラズラついていって結局輪になっていました。
僕も話してみたかったので話をすることに…
名前はまゆみ
ブラジルのクオーターで趣味は音楽鑑賞
体格はスラッとしていて、服はカジュアルなスタイル、今日はフリーマーケットにきたらライブやっていたから見ていたとのこと。
歳は1つ上で彼氏はいない…
これはチャンスと思い、みんなメルアドを交換することになりました。
僕もメルアドをゲットし、今日からメル友ライフができたと喜んだものです。
その日からメールのやり取りが始まったのです。
当時女性との関わりがなかった僕は、何を送ればいいのか一つずつ悩みながら送ったのを覚えています。
恋愛漫画のような恋愛に憧れる僕は、相手の気持ちを美化しながら想像に明け暮れたものです。
昔は何も知らなかったため、全て想像で補ってかなり独創的だったと思います。
つづく…
長々とまだまだ続きそうなので今回はここまでで終わります。
続きが気になる方は是非ともスキボタンよろしくお願いします😺