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#20 国際ブランド付カード決済の仕組み〜まとめ〜
#1〜#19までとりとめもなく書いてきて情報がとっ散らかってる感があるので一旦まとめ記事です。インデックス的な記事になればと思ってます。
1.はじめに知っておくべきこと
(1)イシュイングとアクワイアリング
カード会社はカードを発行する(イシュイング:ISS)のと、加盟店に決済サービスを提供し管理する(アクワイアリング:ACQ)、2つの顔があります。まずは登場人物とその関係を理解することが大事です。
(2)ビジネスモデル(加盟店手数料とIRF)
ISSとACQを理解してやっとビジネスモデルが見えてきます。ACQは加盟店から加盟店手数料をもらい、ISSへIRFを支払います。
(3)関係法令
国際ブランド付カードはクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードがあります。決済インフラは同じで、ざっくり言うと違いはその原資です。また関連法令が異なると言うことくらいは理解しておきましょう。
2.カードの仕様
(1)板(物理カード)の仕様
物理カードの仕様は仕組みを理解する上で知っておく必要があります。現在はICチップを搭載することが義務化されてます。またセキュリティコード算出の仕組みや磁気ストライプのエンコード内容についても説明しました。磁気ストライプのエンコード内容はICチップにそのまま書き込まれていてIC取引になっても使用する情報なので理解が必要です。
(2)カード番号体系
カード番号体系にも決まりがあります。例えば4で始まるのはVisaだったり、下一桁はチェックデジットになってたりします。
3.カード決済の仕組み
(1)オーソリ、クリアリング、セトルメント
加盟店でカードを使うとまずはオーソリで使えるかを確認して、クリアリングでその売上が確定するデュアルメッセージです。セトルメントはその後のISSとACQ間の清算を国際ブランドがするものです。
カード決済の話をする上で、ACQとして加盟店から受けたオーソリやクリアリングを国際ブランドネットワークへOutgoingする話なのか、ISSとして国際ブランドネットワークからIncomingする話なのかを意識するのは基本中の基本です。
(2)カード決済の国際標準仕様(EMV仕様)
カード決済の国際標準仕様(EMV仕様)は主要国際ブランドで運営されるEMVCoが管理しています。EMVCoとEMV仕様について、#6〜#10を以下にまとめました。
(3)対面取引と非対面取引(3Dセキュア)
ちょっと順番が前後したかもですが、対面取引と非対面取引(EC)について書きました。対面取引では上述したIC取引(EMV仕様)で不正対策をしていますが、ここでは非対面取引の3Dセキュアについて概要を記載しました。
なお、3Dセキュアについては以下でもう少し詳しく書いています。
4.カード番号のトークン化
(1)トークナイゼーションとは
主にモバイルペイメント(Apple Pay/Google Pay)で採用されて世に知られたトークナイゼーションってどんなものかを書きました。
(2)Apple Pay(SE)とGoogle Pay(HCE)の違い
モバイルペイメントの方式には大きくSEとHCEがあります。SE(セキュアエレメント)の配置の違いによるものですがそのイメージを書きました。
コラム:「Apple PayからFelica系決済サービスが消える日」をよんで
(3)デトークン
トークン化した番号で決済した場合は、元のカード番号に戻すデトークンという手続きが必要となります。そのイメージについても書いてみました。
(4)加盟店トークン
発行したカード番号をトークン化するというところから始まり、最近では加盟店に預けたカード番号もトークン化する動きが広まっています。この概要について書きました。
5.まとめ
ここまでで「国際ブランド付カード決済の仕組み」について、直近話題のトークンも含めて概要を書いてきました。できるだけ専門用語を排除するのと、使用する場合はその説明をしてきたつもりなので、そのまま実践で役立つようなことはないかもですが、まずはこんなことやってるんだなくらいの土地勘ができたら幸いです。
今後は自分へのメモの意味も込めてもう少し気ままに書いていこうかなと思ってます。
もしこんなこと聞いてみたいとか知りたいことがあればメッセージいただければお答えできる範囲でお答えします!