みんなの「もやもや」を見える化!!!
こんにちは。数理社会学を専攻している院生のローヴェです。コロナが収束しない中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。3回目のワクチン接種も進んでいます。もう打った方、迷われている方それぞれいらっしゃると思います。そんな中、新聞、テレビ、またTwitterを始めとするSNSではワクチンに関する情報が色々と飛び交っています。正直、情報の洪水に溺れて疲れませんか?
中には、「ビル・ゲ○ツがワクチンを使って人口削減計画を企んでいる」、「ワクチンにはマイクロチップが入っている」といった荒唐無稽な陰謀論まで含まれていて嫌になってしまいますよね。
では国やメディアの出す公的な情報はどうなのでしょうか。過去には国が「安全だ」と認め、メディアでも「夢の新薬」と取り上げられた後、薬害が発覚した事例があります。(「イレッサ」、「MMRワクチン」と調べてみてください)また、国の出す統計、データは本当に信頼できるのでしょうか。最近でも、国交省が統計のごまかしを行っていたのが記憶に新しいですよね。(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1557W0V11C21A2000000/?unlock=1)
「じゃあ、私たちは何を信用したらいいの?」と思い、「周りに合わせるか」となってしまう人が多いのではないでしょうか。でもそれって自分の身体についての判断を他人任せにしていませんか?大人気の漫画、「鬼滅の刃」で、「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」というセリフがあります。これは「生き死にを他人に決めさせるな。自分の人生は自分で決めろ。」という意味が込められています。価値観は人それぞれですが、僕は自分で自由に決められた方が良いんじゃないかなと思っています。
とはいえどうやって情報を得ていくのか。「自分たちの手」で情報を掴んでいくのです。自分たちの手でワクチンの「もやもや」を見える化していこうと僕は考えています。
具体的にはアンケートを集計し、問題点を抽出。その結果をもとに大学や公的機関に要望書を提出するという流れを考えています。
アンケートのトピックについては、ワクチンハラスメントや国が情報開示を躊躇しているデメリットについての情報公開、利益相反(COI)を考えています。ここではそれぞれについて詳しく書きませんが、各トピックをもっと知りたいという方は手前味噌で申し訳ございませんが、以下のnote記事をご参照ください。
ワクチンハラスメントに関するnote記事
・「打てる人がみんな打てばいいのにね」
副反応の情報公開に関するnote記事
・厚労省副反応検討部会 データのごまかしか?
・厚労省ごまかしか?続報
(この2つの記事は文章が硬いですし、データが若干古いので、新しい記事をそのうち書きます!ですが、これはこれで有用だと思います。)
利益相反に関するnote記事
・嫌いな人にお菓子を貰ったら?
みんながコロナ禍で様々な「もやもや」を抱えている中、少しでもスッキリしていきませんか。僕が少しでもそのお手伝いができれば幸いです。
※ワクチンハラスメント:ワクチンを打たない理由をしつこく聞く、打っていない人を仲間外れにするなどワクチンにまつわるハラスメント行為の総称。
※利益相反(COI):大学や研究者と企業との間の利害関係のこと。お金がからむ。平たく言えば、大学や研究者と企業との間に「癒着」が生じてしまう、または生じそうになる関係のこと。