厚労省ごまかしか?続報
ローヴェです。先日の記事の続報です。先日の記事をまだ読まれていない方は、以下のリンクから読めるようになっていますのでぜひ。
あれから、疑問があったので厚生労働省ワクチンコールセンターに疑問点を尋ねました。今日の記事ではその内容について解説します。
1. 資料中の海外の大学とはどこを指すのか
まずは、こちらの資料をご覧ください。
これは先日も紹介した副反応検討部会の資料です。赤字で線を引いている箇所に「海外の大学で調査した」と書かれているのですが、どの国のどの大学がどの国を対象にして調査したのかがこの資料からは読み取れないのです。その点を厚労省に質問しました。
2. 今回に限って死亡報告がなされていない
副反応検討部会は、接種後の死亡事例について毎回報告をあげていました。しかし、第70回に限って死亡事例の報告をあげていませんでした。今回に限って出さないのは不審に思いますよね。Twitter上では、「選挙に影響が出るからではないか」との指摘もありました。
3. 厚労省は心筋炎の機序が分かっていないにもかかわらず、メリットがデメリットを上回るとする立場なのか
こちらも第70回、副反応検討部会の資料です。「心筋炎発症の機序は未だ不明」と書かれています。にも関わらず、「メリットがデメリットを上回る」とする立場にはどうも違和感を感じてしまいます。そこで、厚労省は心筋炎の機序が分かっていないにもかかわらず、メリットがデメリットを上回るとする立場なのか、確認が必要だと思いました。
4. なぜ、一般向けの資料には「心筋炎発症の機序は未だ不明」という内容が書かれていないのか
「心筋炎発症の機序は未だ不明」というのは、検討部会の資料に書かれていたことであって、一般向けの資料には書かれていません。一般向けの資料は以下にリンクを貼っておきますのでご確認ください。これも情報を隠しているように見えて不信感を抱いてしまいます。
5. 副反応について責任の所在はどこにあるのか
ワクチンに関しては、副反応検討部会、ワクチン担当大臣、厚生労働大臣、厚生労働事務次官など、偉い立場の人がたくさんいます。責任の所在が不明確になっていることが否めません。この点を明確にしなければ、副反応の被害に遭われた方が泣き寝入りするしかないように思えました。
以上5つの点について問いあわせをしましたが、回答は全て
「情報がない。分からない。上申します。」
※上申…意見を上の者に申し述べること。(goo辞書より)
でした。実質のゼロ回答です。全てその場で説明できないのです。あまりにずさんではありませんか。まるでいつの日かの国会答弁を見ているようで、これは本当にまずいことが起きていると実感しました。
唯一分かったのは、一般人がワクチンの副反応や検討部会の資料について質問できる窓口が厚労省のワクチンコールセンターだけだということです。まさに泣き寝入りです。
今週末に10月22日(金)に第71回副反応検討部会が行われます。私が尋ねた内容がきちんと上申されているか確認できる唯一の機会です。みなさん注意深く動向を見守りましょう。