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東京拘置所に勾留された時の話 10

東京拘置所の取調室のドアの上に部屋を
使用してたら点灯するランプがある。
私はいつも1番奥の部屋で、その手前の二部屋も
ランプが灯ってたけど、2023年11月9日に検事に呼ばれた時に、1番手前の部屋のランプが消えていた。
一緒に逮捕された株主は再逮捕されたと聞いていたので、前任の社長が保釈されたのだろうと思った。
翌日、弁護士が面談に来て、予想通り前任の社長は保釈されたとのことだったので、私の方も保釈申請の交渉を裁判所してもらうようお願いした。
また、長い土日が始まる。週明けが待ち遠しい。
弁護士さんが差し入れしてくれた小説がやっと手元に届いたので、幾ばくかの救いになった。
差し入れ後、検閲があるので手元に届くのは、2、3日かかります。

週明け弁護士さんがやってきて、保釈金600万円を収めれば保釈を認めるとのことだった。
当時、色々とビジネス上支援してくれていた方が、保釈金の立替もしていただけるような話を弁護士を通じて聞いていたので、一時的に立替てもらおうと考えていたが、出てからの生活もあるし、400万円ぐらいしか払える余裕がなかったので、400万円でなんとか裁判所と再交渉してもらうのと、支援者の方に一時的な立替のお願いを弁護士さんに依頼した。

翌日、弁護士さんの交渉で保釈金は400万円で
裁判所も了承となったが、今度は支援者と連絡がつかないということになりどうしようかとなったが、保釈支援協会というところから500万円までなら立替てもらえる制度があるということで、
それでなんとか進めて欲しいとお願いした。
手数料が10万以上かかって高額なのだが、
その手数料については、両親に立替てもらえる
ことになったが、手続きにもう少し時間がかかるかもしれないということだった。

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hirofumi morimoto
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