保釈 36日振りに外の世界へ
翌日の2023年11月16日の朝9時頃に、急遽弁護士がやってきて、保釈支援協会の手数料も高額でもったいないので、母の姉である伯母が保釈金立替てくれると言っているが、それで良いかということだった。親族から借りるのが1番安心だし、
渡りに船で、それでお願いしますと返事をし、すぐに振込の手配をしていただくことになった。
やっと出られるとの思いと、厳しい人だったが幼い頃から良くしてもらってる伯母への感謝の気持ちで胸がいっぱいになった。
部屋に戻る時に、刑務官におそらく今日保釈金が納められると伝えておいた。ただ、昼をすぎても連絡なく、刑務官も気にかけてくれて、1時間おきぐらいにまだ裁判所から連絡ないですと伝えにきてくれた。
夜遅くなったら、大阪帰られへんかもしれないし、どうしようかなぁと考えてた時、やっと
「保釈」ですとの声がかかった!
それから30分ぐらい部屋で待機して、その時間に荷物の整理。その後、部屋から出され、勾留時に没収された私物の確認受取や、使用した現金の精算を済ませ、36日ぶりに外の世界へ。
夏服で東京着て、そのまま逮捕勾留されて、独房もめっちゃ寒かったので大丈夫かなと思ってたら、外の方が暖かい!
刑務官に出口まで、案内されて、左に行ったらコンビニ、右へ行ったら駅ですといわれた。
逮捕された時に、自宅の鍵も押収されていたので、弁護士になんとか鍵は検察から取り戻してもらっていて、拘置所を出たらまず虎ノ門の弁護士事務所に行く必要があったが、我慢できず、コンビニに寄って煙草を買って吸いました。
この時、16時を過ぎていました。
逮捕されて拘置所に輸送された時は、黒いカーテンで車内が覆われていてたので、どんな所か分からなかったが、外に出て振り返ると、こんな要塞みたいな所にいたのかとしみじみ思い、出れて良かったー
それから、弁護士事務所に行って鍵を受け取り、お礼と引き続きよろしくお願いしますと伝え、
急いで秋葉原のヨドバシカメラに向かい、スマホとSIMカードを購入、手続きに時間かかりそうでしたが、最終の新幹線に乗りたい旨を伝え、急いでもらい、その日のうちに大阪の自宅に帰ってこれました…
久しぶりの自宅のベッドに横になることができましたし、何より自由が嬉しいのですが、その日は興奮してたのか、朝方まで眠ることができませんでした。