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2020年の総括

先日仕事が無事納まりました。
1年ひたすらに駆け抜け、一心にやりたいことをやり続けた年でした。
生業では薬剤師として、歳のそう遠くない尊敬する上司に恵まれています。
今でも志す在宅医療と看取りに、直球で関わらせていただいております。
すべきこと・すべきでないこと、できること・できないこと、やりたいこと・やりたくないこと。
それぞれを取り持ち、調整し、前にすすめ、仕舞う。
独走と突破が持ち味の自分には、こんなに難しいことはないですが、
日々の仕事で学ぶことが何よりも多いです。

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2020年の抱負『拡大』の結果

年初に今年の一年の抱負として『拡大』をテーマにすると宣言しました。
今年を振り返ると、まさに有言実行できたのではと思います。
主にプライベートで新たな出会いと再会があり、
コロナ禍もあり、オンラインで距離を問わず取り組むことができました。
人前で講演することも増え、薬剤師としての専門性で頼られることもしばしば。
勉強不足で恥ずかしく、参考書や論文を読みまとめる。
知識を伝えるはずの自分が一番勉強し、知識が身に付いているパラドックスは、皆さんも感じていることなのでしょうか。笑
まずは小さくですが、看護師の友人たちと「H△T(ハット)」という有志団体で
「在宅領域のケアに関わる方に明日から現場で使える知識」をテーマに勉強会をしています。
月に1回オンライン開催ですが、毎回30~40名程度参加してくださり、ニーズの強さを感じています。

ゲザイ

在宅医療と医療政策

今年新たに勉強し始めたこととして「医療政策」があります。
在宅医療に携わる中で、制度の壁を感じることが多いです。
超高齢社会、看取り難民そのような言葉が社会に浸透して久しいですが、
現場では、思うようにならないことも多々あります。
生命への畏敬を根本原理として文化があるならば、
社会はどのように変貌を遂げなければならないのでしょう。
社会を、医療を支えている制度に疑問符を持つならば、
その制度に寄与している政策を学ばなければなりません。
そう思い立ち、友人に相談し、行動し始めたのが今年の2月末。
いざ行動してみると、様々なご縁を頂きました。

次世代のための医療政策入門

藤田道男先生からは多大なご縁を頂き、薬剤師業界のレジェントと対談させて頂きました。
偉大な方々ばかりで、身の丈を遥かに超える先生方とお話させていただきました。
元日本薬剤師会長、佐谷圭一先生は目の輝きと奥深さは、尊敬以上の、言葉にならない感動がありました。
命に関わる薬剤師として「施無畏」を心に刻み、日々人のために、「人事を尽くすことが天命」として今後も精進していきたいと思います。

さや

石の上にも三年

ようやく薬剤師として、形を成してきた気がしています。
20代最後、駆け抜けることができました。
支えてくださった方々、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
今後も、期待を超えられるよう、人一倍努力し、患者さんのために尽力していきたいと思います。
良いお年をお迎えください。

兼六園b

令和2年12月31日 Leo

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