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海洋プレゼンテーションの実施方法
IDCコースの中には3つのプレゼンテーション があります。
知識開発、限定水域、海洋の3つです。
それぞれ似ているようで異なる内容になるため、それぞれに応じてのプレゼンテーションの作成が必要になります。
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その中で今回は海洋プレゼンテーション についてご説明します。
海洋プレゼンテーションは2種類のスキルで1セットで行います。
2種類のスキルはOWD、AOW、RED、SP講習まで海洋講習で実際の講習で実施するスキルの中から選択されます。
そのスキルに関してまずは陸上で達成条件、価値、スキルの説明、シグナル、実施方法までをブリーフィングで簡潔に説明をします。
その後に起こりうるトラブルを監督するコースディレクターが生徒役ダイバーに指示して水中セクションの始まりです。
生徒役のダイバーはトラブルをなるべく自然に見つけられないように実施します。
インストラクター役はその中でトラブルを見つけ出し、正しいやり方を水中で指示して再度生徒役に実施してもらいます。
達成条件が満たされれば完了で次の生徒ダイバーに同様のやり方で実施していきます。コースディレクターがカットをかけるまで続きます。
簡単にいうとスキルの間違い探しというような感じです。
そして最後に陸上でディブリーフィングを実施して生徒役ダイバーを褒めたり、トラブルを再度指摘したりして完了です。
ブリーフィングから水中でのコントロール方法やちゃんとトラブルが見つけられたか、ディブリーフィングまでを実施して最後に採点になります。
最初はトラブルの見つけ方に苦戦する方もいますが、1,2回実施して要領がわかっれくるとスムーズに行えるようになります。
IDCコースの中でもかなりボリュームがあり面白いコースです。
ぜひ色々なトラブルへ対応できるようになってインストラクターになった後でも実践で活用していただきたいです。