男性のアウターの長さ考察
これからの季節、スーツフェチの俺にはスーツ✕アウターに対する哲学と持論がある。
通勤電車で見かけるビジネスマンは、お尻くらいまでのショート丈アウターが一番多い(俺調べ)。
真冬にボリュームのあるジャケットとすっきりした手袋で見た目から暖かさを演出している人は、フットワーク軽くてシゴデキに見える。
ただし、アウターの裾からスーツのジャケットがはみ出ていると、一気に残念感が漂うから要注意だ。
ロングは大げさだからあまり好きではないけど、質のいいロングコートの前を開けたままマフラーをラフに掛けただけのシルバーヘアのイケオジは大歓迎だ。
つり革に掴まって立ったまま、眉間にシワを寄せて窓の外の景色を眺めて渋い雰囲気プンプンさせていると、その胸元にすっぽり入っていきたくなる。
こうなるともうアウターの話ではなくイケオジ論になるから、それはまた別の機会にしたい。
そしてミドル丈。俺の大好物。
これが一番難しい。
背の高さだけではなく、脚の長さとアウターの長さのバランスがミリ単位で重要になる。
シルエットや素材感もバランスに影響するから、ミドル丈のアウターを100点満点で着ている人を見ると、他に身に着けているものも相当こだわってるんだろうなとついつい腕時計や靴を凝視してしまう。
あと、これだけは体型も選ぶような気がする。
脚が細めの人もしくはタイトめのボトムで膝が締まっているとバランスが取りやすいと思う。
Tは満点超え、200点のミドル丈コートを持っている。
そしてそのコートに不可欠な靴もある。
その靴のかかとの高さでそのコートを着ると300点になるのだ。
そのコーデの時は、上から下まで舐めるように見る。
本を一冊書きたいくらい、まだまだ言いたいことはあるけど、やっぱり冬は最高だ。