公立中学校は社会の縮図である
こんにちは、Leoです。本日は、私が通っていた公立中学校について話していきたいと思います。
私の通っていた公立中学は荒れ狂っており、公立中学校に通って感じたことを今回はお話したいです。
公立中学校と私立中学校の違いとは
公立中学校と私立中学校って何が違うの?と思いますが、一番は「学費」だと思います。公立中学校の場合、年間にかかる費用は約50万円程度、一方で私立中学校の場合は、約140万円と2.8倍ほど金額に差がでます。
そのため、私立中学に通わせる親は比較的お金に余裕のある人や裕福な人が多いと言われており、育ちのいい子が入学すると言われております。その一方で公立中学校に通う子供はお金に余裕の無い子や障害を抱えて入学する子など、様々な社会的背景を抱えている人が多かったと思います。
当時の荒れた公立中学の日常
私の通っていた学校も例外ではなく、ヤクザの息子、シングルマザーの子供、生涯を抱えた子など様々な事情を抱えた学生が多かったです。
言い方は悪いですが、育ちの良くない人間が多く在籍しているわけで、その結果、学校全体があれていました。具体的には、日常的ないじめ、先生に暴力を振るう生徒、ガラスはほぼ毎日割れるような学校でした。授業中もヤンキーがうるさく、まともに授業を受けた覚えはあまりありません。(私の地域が特別ひどかっただけかもしれませんが)例えるならば、まさに動物園でした。
そんな日常の中で私がどういう学生だったかというと、できるだけ暴力やいじめをする人間とは線を引き、教室の隅で隠れて小説を読むような学生でした。この日常が異常だと感じ、早く高校受験で偏差値の高い高校に入るため、家では必死になって受験勉強に没頭していました。
頭のいい高校への入学
猛勉強の結果、県の中でも偏差値の高い高校に合格することができました。その高校に入学して驚いたのが、「授業が静か」なことでした。これまで授業中に鉛筆が飛んできたり、生徒同士でケンカが勃発するような環境に身を置いていた私にとっては、天国のような環境だったので、高校3年間は結構楽しんでスクールライフを送れたと思います。
おそらく、公立中学の頃とは違い、家庭がしっかりしている人、育ちの良い人が高校内に多かったから、落ち着いた学校生活を送れたのかなと思います。
公立中学校の同窓会
それから数年たち、私の実家に中学の同窓会の案内状が届きました。正直行くか迷いましたが、一生に一度しかない経験なので、行ってみることにしました。みんな少しは成長して、立派になってるんだろなーと淡い期待を寄せていましたが、同窓会会場に入った瞬間に、その期待は一瞬にして消え失せました。乾杯前からすでに泥酔している人、子供をつれてやってくる化粧の濃いギャル、相変わらずケンカしている人たち。少し立派に成長していると思っていた人たちは結局何も変わらない動物園がそこにはありました。一方で、しっかりと大学に入学して、自分の未来に向かって努力している人も多くいました。
この経験から学んだこと
つまり、公立中学は、今後早慶、旧帝大などの難関大学に入って勉強する人もいれば、水商売したり、未成年でシングルマザーになる人もいる異様な空間であったわけです。
同じ中学を3年間過ごしたにもかかわらず、その後の5年程度で、ここまで大きな差が開いているのです。そして今後10年20年で、その差はどんどん広がっていくことでしょう。
よく、「公立中学校は社会の縮図」という言葉で表現されることがありますが、まさに言い得て妙だと思います。
今、公立中学校にお子様を通わせている親御さんが見ていたら、私が伝えたいのは、
「周りの空気に飲まれずに子供に勉強をしてもらうこと」
そうするだけで、10年後のお子様の未来が変わってくると思います。
以上、公立中学校に通った私の公立中に関して思っていることでした。(もちろん地域によっては、落ち着いた学校も多くあると思うので、私の経験は一例としてとらえていただければ、幸いです。)
参考文献
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