言えなかったわたしへ
カナダでのワーホリ中の話し。
わたしはカフェテリアで働くことができたんだけどさすがカナダという感じで、わたしを含めてみんな色んなところからきていて。
(オーナーとトップシェフはメキシコ、マネージャーはオーストラリア、もう1人のシェフはインド、ディッシュウォッシャーはサウスアメリカ、それからバイトのケベコアちゃんたちともう本当に様々で。)
働き初めてしばらくしてからマネージャーがオーストラリアに帰ることになり、バイトのケベコアちゃんたちと働くことになった時、いつもわたしのことを心配してくれる優しいディッシュウォッシャーの人に言われた厳しいひとこと。
"いつもあなたばっかり働いてる。他の子たちは何してるの?食器をとりに来るのも持ってくるのもあなただけ。あなたはちゃんと出来てるけど、あなたが彼らに伝えなかったら思ってないのと一緒だよ。ちゃんとケベコアちゃんたちに伝えてやってもらったらいいんだよ。"
この時のわたしの英語力といえばまだまだ全然で、伝えるより自分でやったら方が楽だからと思うところもあったし、毎回言うのもめんどくさいなぁっと思っているところもあってそんなところを全て見透かされてるような気がした。
いつも心配してくれて、優しい言葉をかけてくれる彼女からの言葉だからこそわたしに刺さって、その言葉をすごくスッと受け入れることができたし、その後変わりたくて行動に移すこともできた。(伝わるかどうかはおいといていつも伝えてみることを沢山した。そしたらそれまで英語を考えながら話してたのが自然と話せるようなになった。)
これは実は日本同じで働いてるときも同じで誰かにお願いすることの方が時間がかかるし、お願いしたら嫌な顔されるかなと思いなんでもひとりでやりがちだったわたしを変えてくれた大事な教えである。だからこそ面と向かってわたしに伝えてくれた本当に彼女には今でも感謝している。
My rule 9
愛のあるものなのか、愛のないものなのか、
愛のあるものはきちんと受け止める。受け入れる。言ってもらえたことに感謝する。
(言うこと、伝えることにも体力を使うし、わたしに期待やこれからがなければ言わない方が楽だから。)
愛のないものは流す、なかったものにする、無になる、わすれる。
ああ、またなんか言ってるでもいい、心を閉じたっていい。そこに気持ちが持ってかれて疲れないようにする。
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Wellingtonでシェフがわたしに彼の感情であたってきたとき、行き場のない気持ちをその現場を見ていたイギリス出身の子がその後なんと言われたのかわたしの話を聞いてくれてわたしの代わりにシェフと戦ってくれる子がいます。そんな事だってあるんだよ。