境界性パーソナリティ障害を数ヶ月で寛解に近づけた周りの対応
境界性パーソナリティ障害の方を近くで支えている方、
今本当に大変な思いをしていますよね。
大変苦労されてる中、この記事にたどり着いたのではないかなと思います。
本当にお疲れ様です。
そんな方にこの記事が少しでも助けになれは嬉しいです。
また、この記事は境界性だけでなく、他の人格障害についても通じる部分があると思います。
よろしければ参考にしてください。
私自身、中学生の頃から境界性人格障害でした。
何年も悩んでいた症状が、22歳の時に出会った人のおかげで数ヶ月で寛解に近づきました。
その人の私への対応と私の勉強した知識から学んだことをこの記事には書いています。
境界性人格障害というのは、性格と病気の間だと言われています。
人格障害が良くなると、問題行動や問題のある極端な思考が落ち着き、病気に隠されていたその人本来の性格が出てきます。
人格障害の特徴的な思考が落ち着き、日常生活に支障をきたさない程度にはなりますが、思考が完全に変わる訳ではありません。
人格障害が寛解したから何もかも変わる訳では無いということを念頭に置いてください。
境界性パーソナリティ障害を良くする対応とは?
症状に隠れた相手の人格を信じてそれを伝え続ける
色々ありますが、これが一番大事だと思います。
具体的な声掛けの方法や行動については有料記事の方に載せさせて頂きますが、私はこれによって一気に寛解に近づきました。
嫌なことをしてくる相手の人格を信じてそれを伝え続けるってなかなか難しいと思います。
境界性パーソナリティ障害(以下BPD)は問題行動が多いです。
酷く罵倒されることがあると思うし、もしかしたら暴力を振るってくる事もあるかもしれません。
彼、彼女と一緒にいることはとても傷つくし、疲れるし、辛いと思います。
私はあなたがその人の手を放すことを絶対に否定しません。
それでもまだ本当にその人と一緒にいたい、救ってあげたいと思うなら、症状に隠れた相手の人格を信じて伝え続けることが大事です。
この対応のいい点は、まず症状と人格を切り離してあげられることです。
人格障害の対応では症状とその人本来の性格を切り離してあげることがとても大切です。
その次にいい点は、相手の本来の性格を肯定してあげることによって、本人も症状に隠れて見失っていた自分本来の性格に気づけることです。
私もBPDが酷かった時は、症状ばかりを見て、元々持っていた本来の性格を忘れてしまっていました。
そして3つ目に良い点は、これを続けることによってBPDの人は自分に自信を取り戻していきます。
BPDの人は症状によって自信を失っています。
BPDの問題行動は基本的にはあなたのことが大好きだからしてしまうことが多いです。
大好きな人を傷つける自分のことがボーダーの人も嫌いなのです。
自己肯定感を養ってあげることによって、BPDの自罰的な思考が落ち着き、症状も和らいでいきます。
上の3つの理由から相手の人格を信じて伝え続けるという対応を続ければ、BPDはかなり良くなります。
良くなるまでには長い時間がかかることもありますが、諦めずに伝え続けることが大事です。
BPDの症状が落ち着けば、本来の素敵な彼や彼女に戻っていきます。
そうすれば本人はもちろん、周りの方も幸せになれます。
どうか彼や彼女のことを信じてあげて欲しいです。
それが難しい時は、本人やあなたのためにも手を放してあげるのもひとつの選択だと思います。
BPDの方を支えることは本当に難しいです。
それが出来ないのは貴方が悪い訳ではありません。
人の縁は切らないと新しいものが入ってこないと私は思います。
手を放した先で新しい人と出会い、彼や彼女は新しい人生をスタートできるかもしれません。
どちらの道を選んでも、あなたとBPD当事者の方が笑顔でいられる未来を、
私は心の底から願っています。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
他にも別のBPDを良くする対応や悪化させないための対応も無料記事で出していく予定です。
また今回の話の具体的な声掛けの方法、行動やその他のBPDへの有効な対応については有料記事で販売する予定です。
BPDの近くにいる方にはかなり助けになる記事になると思います。
良ければフォローして待っていてください。
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当事者さんやその周りの方からのコメントはとても参考になります。
あなたの人生がもっと素敵なものになりますように。