金丸 夢斗 投手はここがすごい! 金丸投手を徹底解剖
お疲れ様ですm(_ _)m LEOと申します。
今回の記事では、私が金丸投手について魅力をたくさん語る編になっております。
前回記事で、金丸投手についての選手紹介とパワプロという大人気ゲームを用いた投手能力の高さを説明しておりますのでよかったらご一読下さい!
LE O見えドラフト(第2回) 前編(選手紹介)
LE O見えドラフト(第2回) 中編(ステータス説明)
◇金丸投手の成績を深掘りしよう!
金丸投手23年関西学生連盟秋季リーグ成績
6登板 防御率0.35 完投4 完封2 投球回51イニング
投球数713球 打者数 191人 被安打32本 被本塁打1
奪三振74 与四球7 与死球1 失点2 自責点2 暴投2
この数字を観るだけではどれくらいすごいの(・_・?)? となりますのでわかりやすい数字に書きかえていきましょう!
○防御率(0.35)
防御率はわかりやすいですね!
9イニング投げて何点取られるかを数値化しています。なので金丸投手は3試合に1点取られますよ~となっています。
…お分かりいただけただろうか?
3試合に1点ですよ!!?
恐ろしい投手が居たものだ…。
○いかに試合を作っているか
(投球回51イニング 投球数713球 与四死球 8)
金丸投手は1イニング平均13.9球 投げています。
先発投手は1イニング15球がある程度の目安になっていてその数値を下回っています。
四死球も少なく1試合(9回)投げて1~2個出す程度で抑えられています。
特出すべきはストライク率(球数に対してストライクが何球あったかを示す数値)です。
投球数713球に対してストライク数は514球
つまり 72% ストライクを取っている計算になります。
ここでハムファンなら記憶に新しい2022年4月19日楽天戦、加藤貴之投手が90球完封勝利(マダックス)した際のストライク率を見てみると…
全90球に対してストライク67球 ストライク率74.4%
となりほぼ変わらない数値になります。
いかにストライク先行で金丸投手が投げているかがわかります。
さらに金丸投手は奪三振率が非常に高いです。
通常投手は多く球数を擁して三振を取りに行きます。
三振を取る投手は球数が多くなる、というのが一般的ですが金丸投手は
球数を少なくストライク先行で三振を取れる
投手なのです。
ちなみに私が観た試合ではストライク率が80%越えの試合もありました。
○対戦打者がヒットを打てない
(被安打32本 被本塁打 1本)
金丸投手は1試合(9回)投げて平均5~6本のヒットを打たれている計算になります。
そんな圧倒的数値じゃなくない?
と思われたそこのあなた!
金丸投手の真骨頂は長打を打たれないことです!
6試合登板 51イニングを投げて金丸投手が打たれた長打は計4本のみです。(二塁打 3、本塁打 1)
被長打率で表すと.198。
2023年シーズンでパ・リーグ1位の被長打率を誇る山本由伸投手が.240。
アマチュア選手の方がプロ選手よりも長打が出にくいのは重々承知していますがそれを差し引いても高い数値を叩き出しています。
◇何故こんなに成績を残せるの??
金丸投手が好成績を残せるのは
リスクマネジメント能力の高さ
だと私は考えています。
金丸投手の試合映像を確認しましたが
自分の投げたいコースに投げたい球種を自在に操っているように見えました。
23年9月2日の同志社大学戦では全112球中、逆球(捕手が構えたコースの逆に行くこと)はたったの7球。低めに決まるボールは90球と全体の79.4%を占めています。
この日は同志社打線が手強く、数少ない高めに浮いてきたストレートを逃さずヒットにされましたが得点圏にランナーが居る場面ではボールは全く浮いて来ず三振の山を築き11奪三振を奪い完封勝利をあげました。
さらに浮いてきたボールは打者の外側に外れるケースも多く投げミスをしても長打を打たれるようなコースには投げていません。
失点に絡むことが多い四球は普段から多くなく、3ボールカウントになることがまず少ない。
なんとか出塁したランナーをバントで送ろうにも変化球の精度が高すぎてバントができない。。(私が試合を観た時4回バントを試みましたが変化球は全球バントできませんでした)
仮に得点圏にランナーが居ても厳しいコースにしか投げず、投げミスはボールゾーンにいってしまう。
得点を奪わせないための技術が金丸投手の強みなのだと感じました。
最後に
23年9月25日の立命館大学戦は同点の9回裏の場面、無死満塁とサヨナラ負けの大ピンチを迎えました。
肩で息をしていたように見え、流石に万事休すかと思いましたがそんな私の心配はどこ吹く風。
2者連続三振、右飛に抑え切り抜けました。
どんな時、どんな状態でもホームを踏ませない投球ができる。
4年生でも実践できれば競合必須のドラフト1位になると確信しました。
いかがでしたでしょうか??
投手、投手と紹介させていただいたので次は野手編にしようかと考えています。
秋に大活躍した日本生まれ日本育ちのあの選手です!
お楽しみに!!
ではでは(*´∇`)ノシ
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LEO主催 アマチュア会議(大学日本代表合宿編)
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