LE O見えドラフト(第1回) 細野 晴希 投手 編

お疲れ様ですm(_ _)m LEOと申します。

今回初投稿となります。
というよりブログ形式で何か物事を書くということが初めてということで…右も左も屋根裏も床下もわからない状態なのですが()
拙い文章ですが最後まで読んでいただけると幸いですm(_ _)m

◇はじめに…

本編に入る前にこの事実を先にお伝えしておかなければなりません…。

私はプロ野球球団 日本ハムのファンであり、アマチュア野球を頻繁に観ているド素人の野球好きです。

2006年夏の甲子園決勝戦、
早稲田実業ー駒大苫小牧の伝説の試合
を観て野球に興味を持ち始めた私は野球観戦を趣味として息をしてきました。
ハムファンになったのは去年のことで新庄監督が就任するにあたり面白い野球が観れるんじゃないかという期待がありましたので…いわゆるミーハーです。
あとは自分の個人の意見として

「最初戦力が乏しかったチームがどんどん強くなり優勝を勝ち取る」

というスポ根漫画のような展開が好きなのがあります。

アマチュア野球は歳を取るに連れていろんなジャンルを観るようになり、ここ数年では自分でドラフト候補を
調べ上げ、リストを作りドラフト会議に望むという
俗に言う

『ドラフトオタク』(*'A`*)

になっていたわけです。

仕事の合間合間に野球中継を観ている(スマホ2台、タブレット1台の3台中継)私を見て同僚からは
「もう何を観ているのかすらわからない」
といわれる始末…。

ふん、何とでも言いなさい!
ドラフトがおれを待っている!!

と思い満を持して挑んだ今年のドラフト会議当日…

え、、(。゚ω゚) 

なにこれ、、、(゜ω゜)(。゚ω゚)

全然わかんないんだけど!!!??
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)

………(泣)
ということで大惨敗を喫してしまったわけです。
誰か慰めてくれてもいいんですよ??

…前置きが長くなりました。。
そんなことがあり悔しいぃ!となった私は来年の
ドラフトのため強いてはこれからの自分の
野球知識アップのために note というアウトプットを
目的としたコンテンツで成長しよう!
と思い今回の企画を立ち上げたわけです。
さぁ、企画説明です!

◇企画説明&今記事のコンセプト

LE O見えドラフト(読み方:ル マルミエドラフト)
ではドラフト候補に上がっている注目選手を
ピックアップして私の独断と偏見で考察していく
至ってシンプルな企画になっております。
…みなさんが仰ることはわかります。

そんなものみんなやってるじゃないか!

その気持ち痛いほどわかっております。私もそのように感じて何か自分らしいコンテンツを提供できないかと思い、考え至ったのが

パワプロでドラフト候補を育成して紹介しよう!୧(⑉•̀ㅁ•́⑉)૭


みなさんお馴染みの『実況パワフルプロ野球』。
野球好きでゲーム好きな方なら一度はプレイしたことがあるだろう大人気ゲームです。
そのゲームではオリジナル選手を作成できるモードが
搭載されており自分好みの選手を作成出来ます。
(何と素晴らしい…。)

この機能を用いてドラフト候補選手のデータや
私が実際に映像や現地で思ったこと、印象に残ったことをパワプロで育成してみなさんにご紹介するそういった内容になります。
(パワプロ2022を使用致します。)

◇選手紹介を行うにあたっての基準

先に、
今回の選手紹介にて能力のランク(ステータス)を決めるにあたっての指標を皆様にお伝えいたします。
これからドラフト注目選手をご紹介をさせていただくにあたり、各年代のカテゴリー別にステータスの数値決めを行います。
高校生ドラフト候補→高校生の中でどれだけ優れているかを分析、数値化。
大学生ドラフト候補→大学生の中でどれだけ優れているかを分析、数値化。
あくまでプロを基準に数値決めをするのではなく年代のカテゴリーで数値決めを行います。
今回は大学生ドラフト選手になるため
大学生を基準にした数値決め ということですね。

さて本題、、
第一回の今回は2023年ドラフト会議にて
我らが北海道日本ハムファイターズ
に見事1位指名をされました

細野 晴希投手(東洋大学)


を紹介させてもらいたいと思います!(パチパチ)

◇細野 晴希投手ってどんな投手?

氏名  細野 晴希 (ほその はるき)
出身地 東京都
出身校 東亜学園高校→東洋大学
投打  左投左打
身長  180㎝
体重  87㎏(侍ジャパン公式から引用)
守位置 投手
代表歴 日本代表候補強化合宿参加(2022,2023)
    日米大学選手権日本代表(2023)
参考文献 
細野 晴希(日本ハムファイターズ) 球歴.com
細野 晴希 侍ジャパン選手プロフィール

高校時代は東亜学園野球部に所属しており、2年生秋は都大会ベスト4にエースとして大きく貢献しています。2年生冬には東京都選抜としてキューバ遠征にも参加しており、この頃から日本を背負って活躍していました。
東洋大学進学後は1年秋の秋季リーグからベンチ入り。2年春には主戦として活躍しています。
東都2部リーグで、MVP1回、最優秀投手2回、
最優秀防御率1回、ベストナイン1回 
を受賞。
最速158㎞を誇るストレートに切れ味鋭い変化球を投げる本格派投手として注目され、見事2023年10月26日
のドラフト会議では外れ外れ1位ながらも
二球団競合の末、
日本ハムファイターズ
ドラフト1位で交渉権を獲得。
同年11月17日に仮契約を行い晴れて
プロ野球選手としての第一歩を踏み出しました。

◇細野晴希投手 能力ランク

さぁ、ここからがお待ちかねの能力ランクです!
今回は
カテゴリー 大学生 
ポジション 投手(球速・コントロール・スタミナ
変化球・特殊能力)

になります。
大学生ではデータが出ている選手もいるためデータを
参考にしながらある程度のランクを出します。
その後自分が観た映像や現地の印象、見解で最終数値を出します。
データはアマチュア野球ファンなら必ずお世話になっている
ドラフト・レポート さん
一球速報 さん
を参考とさせて頂きました。
いつもありがとうございます( ;∀;)

・球速 158㎞
最速の記載があるものを参考にして算出します。
細野投手は 最速158㎞ なのでこちらが数値ですね。
左投手は右投手よりも体感球速を速く感じると言われており、打席だと 160㎞以上 に感じてもおかしくないですよね…。

・コントロール E(41)
データの参考にする数値は四死球率とさせていただきます。
Aランク : 1.00~1.99(四死球率)以下略
Bランク : 2.00~2.99
Cランク : 3.00~3.99
Dランク : 4.00~4.99
Eランク : 5.00~5.99
Fランク : 6.00~6.99
Gランク : 7.00以下
細野投手の四死球率は
東都1部通算 四死球率5.99(76回2/3)
東都2部通算 四死球率5.18(154回2/3)
になります。
自分が観た印象としては
指にかかったクロスファイヤーのストレートは捕手の
ミット目掛けて一直線に行くのですが少しリリースが
ずれてしまうと ストレートが高めに浮く ことが
目立っており、変化球も 曲がりすぎて制御できない 
場面が多々あったように思えました。
以上を踏まえて数値を E(41) 
とさせていただきました。
・スタミナ
データの参考にする数値はイニング数とさせていただきます。
1つの参考として
パワプロ2022の最強投手、
山本由伸選手のスタミナは A(81)
23登板 164イニング 1登板あたり7.13回 
です。
また山本投手は9回のイニングでもパフォーマンスを落とさず投球できる大投手なのでこの数値を参考にしながら算出します。
※山本由伸投手(プロ選手)を参考にしておりますが、
あくまで数字を参考にしているためプロ選手と比較しているわけではありません。
ご承知おきくださいm(_ _)m

細野投手のイニング数は
東都1部(23年秋)
6登板 39イニング 1登板あたり 6.5イニング
東都2部(23年春)
7登板 44イニング 1登板あたり 6.28イニング
になります。
今回リーグ通算で出さなかった理由は下級生時は中継ぎ登板も多くあったためです。
細野投手を語る上で外せないことの1つに
終盤になっても出力が落ちないこと が上げられます。
これは投球フォームに無駄な力が入ってなくリリースの時にだけ力を入れることが出来るため終盤でも150㎞
以上のボールを投げられるのではないかと私は考えています。
さらに、
2023年11月13日
駒沢大学戦(秋季東都入替戦) 10回133球完投
2023年6月23日
駒沢大学戦(春季東都入替戦) 9回185球完投 etc…
と球数を投げながらも完投できる能力があることが分かります。
以上を踏まえて数値を A(80)
とさせていただきました。

・変化球
ラプソードのようにデータを出して解析するということが出来れば良いのですが…(泣)
そんな資金力もないため主観が大部分を占めます。
私が観てきた中でこの選手は変化量MAXだろ!
という投手は記載しておきますので参考になればと思います。
もちろんプロ選手になった投手に関してはアマチュア
時代に観た際の主観になります。
スライダーMAX 松井裕樹
フォークMAX 栗林良吏(社会人時代)
チェンジアップMAX 田浦文丸 etc…

さて細野投手の球種ですが、
スライダー 変化量 5
カーブ   変化量 2
スプリット 変化量 3

とさせていただきました。
スライダーは細野投手の代名詞の変化球になります。
横曲がりの大きさがすごく左打者がのけ反るボールが
アウトコースに入ってストライク…というシーンを何度も見ました。
カーブはカウント球として多く使っている印象があります。このボールも左投手特有の軌道から曲がってくる
ため有効的に使えているボールだと感じました。
スプリットは私の知識不足の面もあるかもしれない
ですが、4年春に投球をネット配信で観た際はあまり投げていないように見えていました。
ただ、4年秋に登板を観ていたところ
「あれ?このボールすごくね?」
と思ったボールがスプリットです。
スライダーとスプリットを決め球にしカーブをカウント球に使う。このイメージが私の中には根強くあり
この数値とさせていただきました。
・特殊能力
都度データに基づくものはその項目で出していきます。主観が多く入る部分になると思います。
またパワプロには 赤特 といわれる能力を下げる
マイナスな特殊能力が存在します。
これに関してはこの企画では付与しません。
私はドラフト選手又はアマチュア選手を
応援したい、広く知ってもらいたいとの思い
で企画発案しましたので批判を行いたいわけではありません。
マイナスな面ではなくプラスの面を皆様にお見せしたいためです。ご了承下さいm(_ _)m
ちなみに赤特つけるの大変だからというのも1つの理由に含まれております。笑

対ピンチB
細野投手はランナーがいない時は省エネピッチングで
出力を制御して投げているように見受けられます。
得点圏にランナーがいるとギアを上げて三振を取りに
行く。というのを観てきているためこの特殊能力を
付けさせていただきました。
ノビC
細野投手は「何がすごい!?」と聞かれたら
ほとんどの人が「ストレートがすごい」と言うでしょう私がこの特殊能力を付けたいなと考えたのはストレートの質ももちろんありますが、ゆったりとした投球
フォーム(しかも球の出どころが見えづらい)から150㎞以上のボールがくるため打者がことごとく立ち遅れてしまう。そういう能力に表しにくいところを伝えたくて
付けさせていただきました。

それならなぜ A や B じゃないんだ!
と思われる方。。
私の主観ですが、
ノビAの選手は
金足農時代の吉田投手(現在日本ハム)
ノビBの選手は
創価大学時代の田中投手(現在日本ハム)
だと思っているのでそこには達していないかなという
判断でした。
(ハムファンだからハムの選手を参考にした訳じゃないんだからねっ!)
牽制
「(走者は)リードしない方がいいですよ笑」と当時
東洋大学監督だった杉本泰彦監督に言わしめた程の牽制が上手い細野投手。2年春の春季リーグでは
7試合のうち8個の牽制アウトを奪うなど技術の高さに驚きます。セットポジションに入ったあと牽制をする
際に少し横手から投げているのも印象的でした。
7試合で8アウト東洋大・細野晴希の“魔法の牽制”を元NPB審判員記者が検証
○重い球
今年東都リーグから7人の投手がドラフト1位で指名
されました。その中でも一際、被打率が低いのが
細野投手です。
東都リーグ ドラフト1位選手 被打率ランキング
1位 細野投手  .145(39回被安打17本)
2位 西舘勇投手 .157(57回被安打27本)
3位 西舘昂投手 .202(62回2/3被安打38本)2部
4位 下村投手  .225(47回1/3被安打32本)
5位 常廣投手  .242(42回2/3被安打31本)
6位 武内投手  .251(55回2/3被安打42本)
7位 草加投手  .257(63回1/3被安打49本)
※23年秋季東都リーグの成績から算出

このデータを見ていただくと、被打率が少ないことが
分かります。重い球に相応しい成績ですね。
○球持ち
細野投手の投球フォームは球離れが遅く、より打者に
近いところでリリースされているように感じました。
そのため打者が差し込まれるケースが多くあると考えています。
○奪三振
細野投手は奪三振率が高い投手として有名です。
23年秋季リーグでは 奪三振率9.23 を記録しています。ちなみに今年の山本由伸投手はリーグ戦での奪三振率
は 9.27 なのでプロとアマチュアの違いはあれど、どれだけ高い奪三振能力があるかが分かりますね。
ちなみに今年の東都リーグドラフト1位に選ばれた中でランキングにすると細野投手は3位になります。
( 1位 常廣投手9.91 2位 西舘勇投手9.47 )
今年のドラフトが投手豊富と言われるのが良く分かります。。
○荒れ球
「あれ?赤得は付けないんじゃなかったの?」
と思われるそこのあなた!
パワプロでの荒れ球の欄には
『制球は乱れるが威力のあるストレートが投げられる』
と記載があります。すなわち私はポジティブな能力と
して取り上げています。細野投手の場合、捕手のミット通りにくることは少ないかもしれませんがその分、威力あるストレートをストライクゾーンで勝負できるので
この能力を付けさせていただきました。

となりまして、完成形がこちら!!


細野晴希投手ステータス①
細野晴希投手ステータス②

◇細野 晴希投手はプロで活躍できるのか?

ここまで細野投手を紹介させていただきましたがこんなにいい投手がドラフト会議では外れ外れの競合まで指名がなかったんです。。
その原因の最たる理由として『四球が多いこと』
挙げられますが果たしてプロという職場で活躍することはできるのでしょうか。

ズバリ!

活躍できるでしょう!!(*ロωロ)ゞクイッ✧


細野投手を話す上で参考になる投手は誰かと考えた時に思い浮かんだ選手が現在東北楽天ゴールデンイーグルス
に所属している 松井裕樹 投手です。

2020年 松井裕樹投手 先発成績
10試合登板 3勝3敗 投球イニング 51回
投球数 932球 被安打53本 被本塁打4本
奪三振57個 自責点21点 四死球23個
1イニング辺り 18.2球要する(5回90球ペース)
被打率.346 奪三振率 10.06 防御率 3.71
四死球率 4.06 WHIP 1.43
参考文献
松井裕樹 2020年の各試合での投手成績一覧

松井裕樹投手は2020年に先発転向を行いましたが
シーズン終盤抑えのポジションに回り現在に至るまで
楽天の絶対的守護神として君臨しています。
(今年海外FA権行使の報道あり)
このデータを見ると被打率.346、四死球率 4.06
と先発を行うにしてはランナーを出しすぎている
という結論に至ります。
WHIP(1イニングあたりに何人の出塁を許したか)
の値は 1.43 と平均を下回りました。(平均1.32)
5回90球ペースとなると長いイニングを投げるのも
難しくなってしまい、実際に松井裕樹投手が先発で
投げた最長イニングは7回でした。
対して細野投手の場合、

2023年東都秋季リーグ 細野投手 成績
6試合登板 1勝2敗 投球イニング 39回 
投球数 593球 被安打17本 被本塁打1本 
奪三振40個 自責点6点 四死球22個
1イニング辺り 15.2球要する(5回75球ペース)
被打率.145 奪三振率 9.23 防御率 1.38
四死球率 5.08 WHIP 1.00

四死球率・奪三振率は松井投手を下回っているものの、WHIP 1.00 と驚異の数値を出しており
(1.00以下は超優秀と言われる)、1イニング辺りの
球数も15.2球と5回75球ペースと少し多いくらいに
落ち着いています。
戦国東都の言われるくらい大学野球でもトップクラスを争うリーグの中でこれだけの成績を残せるのであれば
プロの世界でも充分に先発として活躍できるのではないかと私は考えています。

◇細野 晴希 守護神が適性じゃね!!?

敬称略になってしまいましたが…m(_ _)m
上記では先発として充分に活躍できると記載しましたが私は細野投手の本当の適性は抑えにあるのではないかと考えています。
ここでもか!?と思われるかもしれませんが
松井裕樹 投手を参考にすると今シーズンは
59登板 防御率 1.57 奪三振率 11.30 被打率.189
WHIP 0.89
と圧倒的な数字を叩き出しています。
松井投手の場合、先発時は長いイニングを投げるために出力を落として体力温存をしようと試みましたが上手くいきませんでした。
短いイニングで全力投球をする方が向いていた 
ということだと前述の数字を見ても分かります。
2023年11月12日、東都秋季リーグ入れ替え戦に登板
した細野投手に同様のものを私は感じました。
初回から出力を抑えて140㎞前半~140㎞中盤の
ストレートを投げていた細野投手のボールが右打者の
アウトハイにことごとく抜けていくのです。
四死球を連発した細野投手は初回はなんとか抑えたものの、2回にヒットと四球で溜めたランナーをタイムリーヒットで還され次の打者に四球を出したところで降板。
この日の投球を観て、この表現が正しいのかわからないですが力を抜いて投げようとしたフォームがフワフワしているように私は感じたのです。
その時、
9回全力投球でチームの最後を締める絶対的守護神
というビジョンと高校日本代表VS大学日本代表での
壮行試合の投球がフラッシュバックしてこの考えに至りました。
日本ハムファイターズは今シーズン、
7回 河野 8回 池田 9回 田中正義
の終盤の形を完成させましたが来シーズンもこの形が
出来るのかは正直不安です。
だからこそ、タフネス左腕であり奪三振率の高い
細野投手が加われば
守護神安泰!万歳!!
となるはずです!

いかがでしたでしょうか??
この文面まで読んでいただけることにとても感謝しています(泣)
定期的に更新をしていこうと思っております。
ではでは (*´∇`)ノシ

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