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#30 サンクトペテルブルク 前編 【ロシア横断の旅】

こんにちは。leoです。

ロシア横断の旅
前回はモスクワからサンクトペテルブルクに到着したところまで投稿しました。
今回からサンクトペテルブルクについて書いていきます。


サンクトペテルブルクで訪れた主なスポット

ホテル

ホテル(Отель " Петрополь")
十分な広さ

サプサン号を降りて、モスコフスキー駅から徒歩10分ほどのホテルに向かいました。シングルベッドを2つ繋げた感じのダブルベッド的なものがあり、部屋の広さは1人には十分でした。2泊で2,815R(3,998円)ととても安かったです。

専用のトイレ
専用のシャワー

モスクワのホテルでは水回り部分が共有でしたが、今回は専用だったのがよかったです。それなりの清潔さで満足でした。

共用のキッチン
共用のダイニング
薄暗いホテルの廊下

共用のダイニングキッチンもあって、これで1泊約2,000円はお値打ちでした。モスクワよりもホテル相場が安いのかもしれないです。

昼ご飯

ホテル近くの通り
昼ご飯に入ったレストラン(Marketplace)
チキン煮込みとりんごケーキ

荷物を置いてすぐに散歩に出かけました。雰囲気が良さそうな店を見つけたので、まずは昼食をとりました。ビュッフェ形式で取るタイプで、美味しそうなチキン煮込みりんごケーキを選びました(663R:979円)。
チキン煮込みはトマトとナスが入っていて、ラタトゥイユみたいで美味しかったです。りんごケーキはタルト生地に程良い甘さでした。

散策

曇天の街中
ショッピングモール(Пассаж)

ウラジオストクとモスクワを経て、サンクトペテルブルクはロシア3都市目ですが、海が近い街のため、とても寒かったです。滞在中は基本曇り空で雨も降っていたのでそれも影響していたと思います。室内はどこも温かいので、休憩がてらちょこちょこ建物に入っていました。

散歩再開をするもすぐに雨が
雨宿りで入ったファストフード店(Теремок)
りんごとキャラメルのブリヌイ(Блины)

雨が強くなってきたので、テレモク(Теремок)というファストフード店に入りました。ロシア料理が気軽に食べられる店で、りんごとキャラメルのブリヌイとホットコーヒーを注文しました(297R:439円)。ウラジオストクで食べたブリヌイはイクラやサーモンが入っていましたが、スイーツのブリヌイは初めてでした。日本のクレープの甘い系やお惣菜系と同じ感じだと思います。この時、ブリヌイにハマりました。

英雄都市レニングラードのオベリスク
(Обелиск городу-Герою Ленинграду)
TRC ガレリエヤ(ТРЦ Галерея)
大きなショッピングモール

すっかり夜になり、ホテル方面に戻りショッピングモールに入ってみました。いくつもの階に分かれている大きなショッピングモールでユニクロも入っていました。

夜ご飯

さっきも行ったテレモク(Теремок)
ブリヌイとボルシチ(Блины & Борщ)

夜ご飯を考えていたら、フードコートにテレモクを見つけたので、夜ご飯も再びブリヌイを食べました。英語メニューもあるのでじっくり考えられ、旅行者にも親切です。今回はボルシチも一緒に頼み、ロシア料理づくしのセットにしました(481R:711円)。

ひき肉・マッシュルーム・サワークリームの入ったブリヌイ
サワークリームを溶かすと色が変わる

ブリヌイはひき肉がたっぷり入っていて、とてもボリューミーでした。ボルシチもウラジオストクで食べて以来でしたが、気軽に食べられるファストフードにしてはクオリティーが高かったです。

寝るまでのひと時

アルコール7%のロシアビール
スーパーで買ったアイス
ホワイトチョコ・バニラ・クルミのアイス
いちご味のギリシャヨーグルト
今度こそリベンジのヨーグルト

帰りにビールやアイス、ヨーグルトを買ってホテルで食べました(184R:278円)。締めにアイスが食べたくなるのは、寒いところでも変わらなかったです。前日、ヨーグルトを買ったつもりがサワークリームだったというミスがありましたが、今回はちゃんとヨーグルトでした。いちごのイラスト入りを選べば間違いないはずです。

散歩中に購入した2体のマトリョーシカ(Mатрешка)
マトリョーシカらしさを活かした写真

夕方の散歩中、マトリョーシカのお店を見かけたので入ってみました。お店の写真を撮り忘れましたが、たくさんのマトリョーシカを見たり、開けて中の人形を出すのが楽しかったです。店員のおばあさんが英語を話せて色々話すことができたので、2種類購入しました(2,000R:3,030円)。マトリョーシカの値段はピンキリで、「中にどれだけ入っているか」「ペイントが精巧に描かれているか」などで変わります。赤の方が1体多く、ペイントが細かく書かれているので青よりも値段が高かったです。

2日目

ブリヌイとペリメニ(Блины & Пельмени)
モッツァレラチーズ・トマト・サラミの入ったブリヌイ

翌日、朝ご飯を求めて、3度目のテレモクに入りました。手軽に食べられリーズナブルなことから完全にハマり、ロシア旅行でのベストグルメはブリヌイでした。今回はイタリアーノというブリヌイとペリメニを注文しました(405R:618円)。イタリアーノはチーズ・トマト・サラミが入っていて完全にピザでした。ペリメニはかなり小ぶりなサイズでパクパク食べられ、とても美味しかったです。

ミハイロフスキー公園(Михайловский сад)
アレクサンドル・プーシキン像(Памятник А.С. Пушкину)

この日は雨でとても寒く、散歩するには最悪のコンディションでした。かといって2日しか滞在できないので、常にフードを被って歩いていました。
プーシキンは、「ロシア近代文学の父」とも呼ばれるほど有名なロシアの詩人・作家です。多くの分野で名作を残し、奔放な生涯を送りましたが、37歳で亡くなっています。

血の上の救世主協会

血の上の救世主教会(Спас на Крови)
運悪く、最上部は改修中
壁面には多くのモザイク画
細かな装飾が施され美しい建築

血の上の救世主教会は、公式の名前をハリストス復活大聖堂と言い、世界遺産である「サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群」の一部です。アレクサンドル2世の暗殺という悲劇がきっかけで建立された建築物は、中世のロシア建築の影響を色濃く受け、モスクワの聖ワシリイ大聖堂にも通じています。

ペトロハヴロフスク要塞

ペトロパヴロフスク要塞(Петропавловская крепость)
洪水時の野兎(Зайцы во время наводнения)
様々なうさぎの像

ペトロパヴロフスク要塞は、1703年にスウェーデンとの北方戦争に備えて、ネヴァ川の中洲の島に築かれました。ここにはうさぎの群れが暮らしていたそうで、ここにはたくさんのうさぎの像があります。要塞内は入場無料で、教会や監獄、博物館などが見学できます。

首座使徒ペトル・パウェル大聖堂
(Петропавловский собор)

1733年、21年をかけて創建された首座使徒ペトル・パウェル大聖堂は120mの高さで1952年までロシアで最も高い建物でした。また、大聖堂にはピョートル大帝からアレクサンドル三世まで歴代皇帝の墓があります。

ヴェリコクニャジェスカヤ・ウシパリニツァ
(Великокняжеская усыпальница)
聖堂の大きさがよくわかる
モネトニ・ドヴォール(Монетный Двор)

モネトニ・ドヴォールは博物館の一方、造幣局や気体力学研究所としても利用されていたそうです。要塞は政治犯の収容所としても使用されるなど数多くの歴史を持っています。

船のレストラン(Летучий Голландец)
ストレルカ・ヴァシリエフスコヴォ・オストロヴァ
(Стрелка Васильевского острова)
ビルジェヴォイ・プロメナド(Биржевой променад)

要塞の近くには船を見つけ、調べたところ高級なレストランでした。海の近い川沿いを歩くのはとても寒く、スマホがフリーズすることもあったので、写真を撮る時以外は外に出さないようにしていました。

エルミタージュ美術館

エルミタージュ美術館(Государственный Эрмитаж)
右から冬宮殿・エルミタージュ劇場・新エルミタージュ・旧エルミタージュ・小エルミタージュ

エルミタージュ美術館はアメリカのメトロポリタン美術館、フランスのルーブル美術館と並んで、世界三大美術館にあげられている美術館です(四大になったり発信元により異なることも)。1775年、エカテリーナ2世が専用の隠れ家(フランス語でエルミタージュは「隠れ家」)を建てたのが美術館の起源で、5つの建物で構成されていて世界遺産にも認定されています。アイルランド留学時代パリに旅行した際はルーブル美術館を鑑賞しましたが、この日は他のスポットも巡りたかったので中に入りませんでした。もう一泊していたら美術館にも訪れたかったです。

宮殿広場

宮殿広場(Дворцовая площадь)
アレクサンドルの円柱(Александровская колонна)
アルカ・グラヴノヴォ・シュタバ(Арка Главного штаба)

エルミタージュ美術館の目の前の宮殿広場はサンクトペテルブルグで一番大きな広場です。中央にそびえるアレクサンドルの円柱はナポレオン戦争に勝利した記念に建てられたものです。週末には様々なイベントが行われているそうです。

休憩で寄ったカフェ(Sicaffe)

休憩がてらカフェに入って、コーヒーとティラミスを注文しました(500R:762円)。寒い中ずっと歩いていたので、温かいコーヒーと甘いティラミスは沁みました。ちなみに、現在このお店は閉業しているそうです。

聖イサアク大聖堂

聖イサアク大聖堂(Исаакиевский собор)
迫力のある造り

聖イサアク大聖堂は、サンクトペテルブルクの中心にあるロシア正教会の大聖堂で、ドームの高さは100mを超えています。ピョートル大帝の時代に初代が建設されましたが、落雷による焼失を経て、1858年に40年の歳月が費やされ、現在の姿が完成しました。これまで多くのロシア正教会の建物を見てきましたが、その特徴である青や金色、玉ねぎ型のドームが全面に押し出されておらず、ヨーロッパによくある聖堂に近かったです。

かなりのボリュームになってしまったので、今回はここまでです。
次回は、サンクトペテルブルク後半北極都市ムルマンスクへの移動までを投稿します。


今回の支出

  • ホテル2泊:2,815R(3,998円)

  • レストラン:663R(979円)

  • ブリヌイ 1食目:297R(439円)

  • ブリヌイ 2食目:481R(711円)

  • 夜食:184R(278円)

  • マトリョーシカ:2,000R(3,030円)

  • ブリヌイ 3食目:405R(618円)

  • カフェ:500R(762円)

合計 7,345R(10,815円) ※レート 1R = 1.47円

ロシアでの合計 44,880R(72,069円)


最後まで読んで頂きありがとうございます。

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leo【29歳 セブ留学始めました】
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