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#29 モスクワ Part3 【ロシア横断の旅】

こんにちは。leoです。

ロシア横断の旅
前回はモスクワ2日目を投稿しました。
今回はモスクワ最終日から次の目的地到着までを書いていきます。


3日目

今回訪れた主なスポット

地下鉄

キエフスカヤ駅(Киевская)
美術館に展示されていそうな壁画
ノヴォスロボーツカヤ駅(Новослободская)
綺麗なステンドグラス
迫力のある壁画
マヤコフスカヤ駅(Маяковская)
ノヴォクズネツカヤ駅(Новокузнецкая)
パヴェレツカヤ駅(Павелецкая)
コムソモーリスカヤ駅(Комсомольская)

モスクワの地下鉄について、とても深い構造で造らていると投稿しましたが、もう一つの特徴が駅構内の豪華な内装です。ソ連時代の建築家や芸術家が社会主義リアリズムを表現した装飾で、宮殿のように美しい駅が多く残されています。乗車券はどこまで乗っても57R(86円)なので、事前に有名な駅を調べて、いくつかの駅を訪れました。どこの駅も美術館を訪れているかのごとく芸術を楽しむことができます。

ルジニキ・スタジアム

ルジニキ・スタジアム(Стадион Лужники)

地下鉄を降りて目的地に向かう道中、ルジニキ・スタジアムを見かけました。ここは2018年ロシアW杯のメインスタジアムで、8万人以上を収容できます。1980年のモスクワ五輪のメインスタジアムとして使用された際はレーニン・スタジアムという名前でしたが、1992年以降はルジニキ・スタジアムと改称されています。

ノヴォデヴィチ女子修道院

ノヴォデヴィチ女子修道院(Новодевичий Монастырь)

ノヴォデヴィチ女子修道院にやってきました。ここは16~17世紀に建てられた修道院で、孤児院や病院、生活窮困者支援施設などの施設が造られました。ロシア建築を代表する世界遺産でもあり、修道院内の博物館には壁画や芸術品などが展示、保管されています。この修道院には墓地が併設され、ロシア出身の多くの著名人が埋葬されています。入場チケットは100R(163円)でした。

ウスペンスカヤ教会(Успенская церковь)
迫力のある入口

ウスペンスカヤ教会は色彩豊かな外観で、赤い壁に白い柱と窓枠、金色の十字架が美しいです。祭壇や柱には色鮮やかな像がいくつも飾られています。

スモレンスクの生神女大聖堂(Смоленский собор)

スモレンスクの生神女大聖堂には、白壁にロシア正教会特有の玉ねぎ型、銀色の4つの屋根の中央に黄金に輝くメインの屋根があります。大聖堂の内部も、手の込んだ壁画で埋め尽くされています。

アルバート通り

外務省(Министерство иностранных дел России)
アルバート通り(Улица Арбат)
パーミャトニク・プリンツェッセ・トゥランドト
(Памятник принцессе Турандот)

アルバート通りは1.2kmにも及ぶ繁華街で、歩行者天国になっています。観光客にも人気で、原宿の竹下通り的なスポットです。

昼ご飯

ヴァレニーチナヤ No.1(Вареничная №1)
ピロシキ(Пирошки)
チキンキエフ(Котлета по-киевски)

昼ご飯に入った店はモスクワに数店舗ある、チェーン店のファミレスです。ロシア料理が一通り食べられるレストランということで、ピロシキとチキンキエフを注文しました。ピロシキはシベリア鉄道で食べたボリューミーなサンドウィッチ的なもの以来で、ここのピロシキは細かく刻まれた野菜や肉が入ったもので美味しかったです。チキンキエフはウラジオストクの食堂で食べた以来ですが、ここのは揚げ物感が強く、マッシュポテトもクリーミーでまた違った美味しさでした。総額は665R(1,009円)でした。

救世主ハリストス大聖堂

救世主ハリストス大聖堂(Храм Христа Спасителя)
聖堂近くの公園(Парк)

救世主ハリストス大聖堂はロシア正教会で最も大きい教会です。1883年に完成しましたが、宗教を否定するソ連政府により爆破された歴史があります。ソ連崩壊後、2000年に現在の姿で再建されました。観光地としても有名ですが、ロシア正教会の総本山として多くの信者がお参りに来られています。

赤の広場周辺

ボリショイ・カメンニ・モスト(Большой Каменный мост)
聖ワシリイ大聖堂(Храм Василия Блаженного)
クレムリン(Московский Кремль)
ロシア国立歴史博物館(Государственный исторический музей)
赤の広場とグム百貨店(Красная Площадь & ГУМ)
グム百貨店近くの通り

初日にも訪れた、赤の広場周辺に再び来ました。常に多くの人で賑わっているモスクワの代表的スポットです。モスクワ最終日なので見納めに来ました。夏の涼しい時期にも訪れてみたいです。

ボリショイ劇場周辺

ボリショイ劇場(Большой театр)
カール・マルクス像(Памятник Карлу Марксу)

ボリショイ劇場へも再び訪れました。劇場前の広場には1961年に建てられたカール・マルクス像があります。資本論で有名なマルクスはドイツの哲学者、経済学者、革命家で、モスクワは一度も訪れたことがないそうです。
マルクスは社会主義の理念を描いた社会主義の創始者として知られていることから、ソ連時代にマルクスの像が設立された説があります。モスクワに残っているソ連の名残の一つです。

イルミネーションの道を通って帰路へ
スタバで見つけたロシア限定のタンブラー

ホテルへ帰る道中でスタバに寄ったところ、ロシア限定のタンブラーを見つけたので購入しました(1,050R:1,593円)。マトリョーシカのデザインがとてもかわいいです。

夜ご飯

留学時代にも行っていたSPARで夕飯を購入

モスクワ最終日の夜ご飯はアイルランド留学時代に頻繁に通っていたスーパー、SPARを見つけたので、何か買ってホテルで食べることにしました。

ロシア産のワイン

ワインを買ったのですが、レジの店員から「パスポートを見せろ」と年齢確認をされました。旅行当時24歳で体格の良い私ですが、アジア人は若く見られやすいこともあって、久しぶりの年確でした。5%ほどのワインだったので、ぶどうジュースのように飲めました。

ピロシキ
刻んだ玉ねぎがぎっしり
ピロシキ2個目
肉がぎっしり

ピロシキは昼にも食べましたが、いろいろな種類があるのでここでも買ってみました。どちらもスーパーで手軽に食べられるパンとしては、とてもクオリテイーが高かったです。

ヨーグルトのつもりで買ったらサワークリーム

ヨーグルトのつもりで買ったのですが、この記事を執筆中にパッケージを翻訳したところ、サワークリームだと知りました。当時は何の違和感も無くヨーグルトとして食べていたのが恥ずかしいです。総額は233R(354円)でした。

次の目的地へ

泊まっていたホテルの外観
レニングラーツキー駅(Ленинградский вокзал)

ホテルをチェックアウトして、レニングラーツキー駅に向かいました。ここは次の目的地、サンクトペテルブルクへの電車が発着する駅です。

モスクワからサンクトペテルブルク
(Москва → Санкт-Петербург)
サプサン号(Сапсан)

サプサン号は2009年に作られたドイツ製の高速列車です。サプサンはロシア語でハヤブサを意味し、時速250kmにも達する速度でモスクワとサンクトペテルブルクを約4時間で繋ぎます。日本の新幹線的な鉄道で、1日12便ほど運行しているそうです。運賃はエコノミー・ビジネス・ファーストクラスと席のグレードにより異なりますが、私はエコノミーに乗車し、料金は4,883R(8,202円)で事前にチケットを予約していました。

サプサン号の車内
車窓からの眺め

体格のいいロシア人に向けて設計されているのか、座席はゆったりしていました。180cmを超える私でもエコノミーの席で快適に過ごせました。

モスコフスキー駅(Московский вокзал)
モスコフスキー駅のホーム
駅構内の壁に刻まれたモスクワを中心とした鉄道網

13:30頃、サンクトペテルブルクのモスコフスキー駅に到着しました。首都のモスクワを繋ぐ駅だけあって、人も多く規模の大きな駅でした。

次回は、ロシア横断の旅、
4つ目のポイント、サンクトペテルブルクでの思い出を投稿します。


今回の支出

  • 地下鉄:57R(86円)

  • ノヴォデヴィチ女子修道院:100R(163円)

  • レストラン:665R(1,009円)

  • スタバ:1,050R(1,593円)

  • SPAR:233R(354円)

  • サプサン号:4,883R(8,202円)

合計 6,988R(11,407円) ※レート 1R = 1.63円

ロシアでの合計 37,535R(61,254円)


最後まで読んで頂きありがとうございます。

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leo【29歳 セブ留学始めました】
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