【曲紹介】365日, Heavenly kiss/Mr.Children(インターン5日目で書いた記事)
本来の目的とは違うものに夢中になってしまったことはありますか?
私はあります。
例えば、スシローに行ったときはあの温かくておいしい緑茶をつい飲みすぎて、メインのお寿司をあまり食べられなくなってしまいます笑。
今回紹介する「Mr.Childrenのおすすめ曲」は、「カップリング曲」です。スシローで例えると、シングル曲はメインのお寿司、カップリング曲はあまり注目を浴びない緑茶です。でもミスチルはこの緑茶もメインのお寿司と同じくらいおいしいです。つまり何が言いたいのかというと、カップリング曲にも隠れた名曲がたくさんあるのです。今日はその中から2曲紹介します。
1つ目の曲は「365日」という曲です。この曲はミスチルの公式YouTubeチャンネルの中では1位の「HANABI」に次ぐ再生数のある曲です。こんなに有名だからもちろんシングル曲だと思っていました。でも、なんとアルバムにしか収録されていないのです。
ここで私が個人的に好きな「365日」の歌詞を紹介します。
砂漠の街に住んでいても
君がそこにいさえすれば
きっと渇きなど忘れて暮らせる
実際に言葉にするとキザなセリフですが、メロディーとともに桜井さんが歌えばとても素敵な歌詞だと思いました。
2つ目の曲は、「Heavenly kiss」という曲です。この曲は、2001年発売のシングル「口笛」に収録されています。歌詞は、倦怠期の夫婦のすれ違いを描いていると思います。私はもちろん結婚生活を経験したことはないのですが、この曲を聴くと歌詞の中の男女をイメージできるくらい上手く表現されています。
特に1番のサビの
出会いの日の二人のような
優しさ 無邪気さ 素直さが恨めしい
最後の「恨めしい」という表現がすごいしっくりきます。昔の楽しかったひとときをまた過ごしたいと願っている男性が頭に浮かびます。
でも、ラスサビでは
出会いの日の二人以上に強い
想いが 煌めきが この一瞬で甦る
とHeavenly kissによって倦怠期を乗り越えた二人のハッピーエンドを描いているのがまた面白いですよね。
そして、2番の出だしの歌詞も私は好きです。
例えるならなんだろう?
信号機ならどうだろう?
俺らって今何色なんだろう?
Blue Red Yellow
これは聴いていてとても気持ちいいです。二人の危うい関係を信号機で例えるとともに、最後で韻を踏んでいるのはさすがに感動しました。韻を踏んでいるところは他にもあります。ラスサビの
長過ぎず 優し過ぎぬkiss
ここでもただ韻を踏んでいるのではなく、自然と意味が伝わるのが天才だと思います。
今回は2曲だけですが、ミスチルはまだまだ隠れた名曲がたくさんあるので、次回も楽しく語っていきます。