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春雷ぞ身にほとばしる志(第4回現代語俳句投句会参加)

4月も俳句を詠んでみました。閉塞感の募る毎日ですが、心に景を浮かべるだけで、少しばかり心が軽くなるようです。

↓コチラの句会に参加↓

Kusabueさん、いつもありがとうございます!

今回は六句です。気づけば「家の中・家の周りで感じられる春」がテーマになっています。やはり世相に引きずられてしまいますよね。
それでも、あれこれ試行錯誤しているのがバシッと型にハマったときには、言い知れぬ開放感が得られます。
この投句会ではひとり10句まで投稿できます! 楽しいですよ(^^) ぜひ一緒にいかがですか?
では参る。


春雷ぞ身にほとばしる志

鰆なら焼けるだろうか仲直り

春泥を踏んで弾けた笑顔こそ

家ごもり心は雲雀追いかけて

初恋か背丈の近い桃の花

蒲公英は山川を越え時も越え



ひとけの少ない公園に行き、リフレッシュしてしました。社会のあらゆることが機能しなくなって辛いところは大きいですが、こんな時だからこそ気付けることもあります。川の流れる音や葉のさざめき、鳥のさえずり、生活音に遮られたものたち。自然を慈しむ心は誰の心にも分け隔てなく潤いを与えてくれます。

苔むした樹木の美しさ。この川沿いの公園は幾度となく浸水の被害にあっているけれど、その度に自然があらたに、あらたにと共生してきた軌跡だと思います。

みなさまもどうぞご自愛ください


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矢口れんと
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