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Vienna Ensemble Pro 7 忘備録
どうも、平原翔也です。
タイトルにあるように、新しいソフトウェアを導入して、それを使うのが楽しかったため、忘備録という意味も含めて紹介していきたいと思います。
ここでは、平原の制作環境、制作方法を用いての紹介になります。
あくまで参考としてお考え下さい。
OS Windows 11 Home
DAW Cakewalk by BandLab
また、同じソフトウエアを紹介している記事は他にもあるため、そちらをご確認頂ければより深く理解ができると思います。
1.Vienna Ensemble Pro とは
DAWから音源やエフェクトの立ち上げを切り離すことで、これら問題を緩和、解消させることができる非常に優れたソフト。
Google等で検索すると、だいたい上記のような説明があります。
「アウトソーシング」と例えて表現するとイメージつきやすいかと思います。
平原は、オーケストラ作品を制作する際に、弦楽器群を独立して制作する方が、画面が見やすくて分かりやすい上に、細かなパラメータの設定がやりやすくできると考え導入しました。
2.基本的な使い方
ソフトウェアのインストール方法はここでは除外させていただきます。
(1) ソフトウェアの起動
DAWを起動する前に、Vienna Ensemble Pro (以下、VEP)を起動しておきます。
「Vienna Ensemble Pro Server」と書かれたソフトを起動します。StandaloneではDAWが認識してくれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1693560430256-PvCroObIyj.png?width=1200)
(2) インスタンスの作成
音源やプラグインを立ち上げる画面を作成します。
インスタンスがないと、音源やプラグイン等を使うことが出来ません。
![](https://assets.st-note.com/img/1699165681607-HeczOyhyc4.png?width=1200)
適宜リネームします。
![](https://assets.st-note.com/img/1699165965010-brTv7XiGup.png?width=1200)
(3) プラグインの挿入
使用したい音源やプラグインを挿入していきます。
たくさん使用したい場合は、それだけのPCのメモリ容量が必要になります。
余談ですが、平原のPCはDDR4 64GBです。
![](https://assets.st-note.com/img/1699166034578-NNa44xwih2.png)
(4) DAW上での操作
DAW上で、VEP のプラグインをインサートします。
![](https://assets.st-note.com/img/1699166324856-Jc87HHYaJF.png)
プラグインを開いて、「CONNECT」をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1699166586532-V4Erv4Ckrr.png)
作成したインスタンスを選択して「CONNECT」をクリックします。
「CONNECTED」と出たら画面を閉じます。
![](https://assets.st-note.com/img/1699166772460-xAI7i6SSNg.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1699166911853-icPqELpPnY.png)
DAWでVEPにMIDIチャンネルを割り当てます。
![](https://assets.st-note.com/img/1699166998569-tviz0wRmJW.png)
これで1つのインスタンスを使えるようになりました。
インスタンスを増やす場合はVEP Serverを立ち上げる以外の操作を繰り返します。
当然ながら、DAW側もServer側もVEPのチャンネルを変える必要があります。
3.終わりに
今回は基本的な使用方法のみ記しました。
より具体的なものは、クリエイターにより多々存在すると思います。
今後、参考として平原流の使い方を紹介していこうと考えています。