【マリノス】GS第1節ホアンアイン・ザライFC戦感想【ACL2022】
いよいよACLが開幕しました。初戦はホアンアイン・ザライと対戦しました。結果は2−1で難しい初戦を見事に勝利しました。
フォーメーション
レオセアラをトップにして右ウイングに宮市、トップ下に吉尾、センターバックは畠中とエドゥアルドのコンビでした。
試合展開(得点経過)
1得点目 前半19分 レオセアラ(マリノス)
永戸がコーナーキックを蹴ります。ニアサイドに来たボールをヒールで合わせたのはレオセアラでした。ボールはゴールへ転がり込み、貴重な先制ゴールとなります。レオセアラにとっても待望の今シーズン初ゴールでした。
2得点目 前半25分 レオセアラ(マリノス)
左サイドからのフリーキックを永戸がゴール前に送ります。レオセアラがドンピシャのヘディングで合わせて追加点。永戸、レオセアラコンビで2点を奪います。
1失点目 前半32分 オウンゴール(ホアンアイン・ザイン)
コーナーキックを中央で送られると相手FWと競り合った喜田の頭に当たったボールがゴールへ入ってしまいました。
気になるポイント3つ
1.セットプレーからの得点
鹿島戦もそうでしたが、セットプレーから点が取れているのは非常に素晴らしいことです。ACLのような環境が難しい試合になるほどセットプレーの重要性は増します。
特に永戸からの正確なボールはチームの武器になりつつあります。今後は永戸と水沼の良質なクロスやセットプレーからの得点が期待できます。
2.アウェーのスタジアムで
この試合の行われたホーチミンはホアンアイン・ザライのホームタウンではないとはいえ、自国のチームの応援に多くの人が駆けつけました。マリノスにとっては大アウェーの中での初戦となりましたが、マリノスの応援に日本から駆けつけたサポーターもいました。
数では敵いませんが彼らの歌うチャントが時折DAZNでも聴こえてきました。彼らの歌声はアウェーで戦う選手たちに大きな力を与えたと思います。本当にお疲れ様です。
3.環境への順化
後半数人の選手が足をつっていました。初戦の緊張感や移動の疲労などもありますが、1番の原因は暑さと湿気という現地の気候でしょう。これは慣れていくしかありません。
それでも、すぐに同等の力を持つ代わりの選手が投入できるのが今のマリノスの強みです。このグループステージはまさに総力戦で乗り切ることになりそうです。
全体を通して
ホアンアイン・ザライはこのグループでは最も力の劣るチームと見られていましたが、思ったよりも強かったです。特に前線のジェフェルソン・バイアーノ、ブランドン、グエン・コン・ファンはマリノスの脅威になっていました。
前線からのプレスとチャンスでの飛び出しやテクニック、力強さは試合を通して衰えることはありませんでした。この気候であの運動量だと後半はバテてマリノスが試合を支配できるかと思いましたが、むしろ後半はチャンスの数では五分五分だったと思います。
それでもなんとか前半のリードを保って勝利しましたが、同点にされてもおかしくない場面もありました。逆にマリノスが3点目を奪うチャンスもありましたが、決めきれませんでした。ただ、初戦ということもあり、勝ったことが何より大きいです。
次の試合に向けて
次は4/19の火曜日に全北現代と対戦します。全北はチームの主力数名がコロナ陽性となり、チームに合流できていないようです。また、初戦のシドニーFC戦はスコアレスドローでした。
マリノスは初戦出場しなかったAロペスとエウベルが起用されると思われます。Jリーグで結果を出してる2人を中心にゴールを奪って勝利してくれると信じています。
それでは、この辺で失礼します。