【日本代表】アジア最終予選第8節を終えて
2/1にアジア最終予選の第8節が行われました。日本代表はサウジアラビアに見事2-0で勝利。また、オーストラリアはオマーンと引き分けました。その結果グループBの順位表はこうなりました。
2試合を残して日本はグループ2位、3位のオーストラリアとは勝ち点3差となりました。次はオーストラリアとの直接対決となります。
この試合で引き分け以上であれば、W杯出場はほぼ確実となります。ただ、負けた場合でも自力で2位以内になる可能性はあります。今回はこの可能性について書いてみます。
まず、仮にオーストラリアに1点差で負けてしまった場合の勝ち点シミュレーションは以下のようになります。
日本とオーストラリアが勝ち点で並びますが、得失点差でオーストラリアに抜かれます。第8節終了時の得失点差は日本が+6、オーストラリアが+9ですが、直接対決で1点差で負けた場合、日本が+5、オーストラリアが+10となり、この時点で両者の差が5点に広がります。
それでも最終節で日本がベトナムに勝って、オーストラリアがサウジアラビアに引き分け以下なら日本のW杯出場が決まります。しかし、もしオーストラリアがサウジアラビアに勝って勝ち点が並んだ場合は得失点差で順位が決まります。
仮にオーストラリアがサウジアラビアに1点差で勝ったとすると、オーストラリアの得失点差は+11となります。試合前の日本の得失点差は+5なので日本がベトナムに7点差以上で勝てば得失点差で逆転できます。
ただ、グループBで最も力の劣るベトナムが相手とはいえ、7点差をつけるのは容易ではありません。日本が攻撃重視で攻めれば4点差くらいまではつけることができるかもしれませんが、そこまでいくとベトナムも無様な姿を見せられないので守りに入るでしょう。ゴール前に人数をかけて守られたら、力の差があっても簡単に得点することはできません。それでもその状況になったらやるしかありません。
ちなみに勝ち点と得失点差で並んだ場合は、「グループ内の全試合における総得点」が多いほうが順位が上です。上記シミュレーションで日本が6-0でベトナムに勝った場合には、日本の総得点は15、オーストラリアは17となりオーストラリアを上回ることができません。
さらに総得点でも並んだ場合の順位決定方式もあるのですが割愛します。
ちょっとシミュレーションやりすぎましたのでここまでにします。まずはオーストラリア戦で引き分け以上を目指しましょう。オーストラリア戦が近くなったらまた記事を出します。
それでは失礼します。
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