【日本代表】グループリーグ組み合わせ決定【カタールワールドカップ】
グループリーグ組み合わせ決定
ワールドカップグループリーグの組み合わせが決まりました。
日本はスペイン、ドイツ、PO2(プレーオフ2)というグループに入りました。
PO2は6月に行われる大陸間プレーオフ(コスタリカ対ニュージーランド)の勝者なので、6月まで決まりません。
日本にとってはかなり厳しいグループになってしまいました。スペインとドイツはワールドカップ優勝を狙う強豪です。彼らから勝点を奪うのは簡単ではありません。
レギュレーション
グループリーグは総当たりで3試合を行い、上位2チームが決勝トーナメントに進出できます。順位は勝点が多い順です。勝点が同じ場合は得失点差で順位が決まります。
対戦相手
PO2については決定していないので、ここではスペインとドイツについて書いていきます。
スペイン
基本情報
FIFAランキング:7位
W杯出場:12大会連続16度目
最高成績:優勝(2010)
欧州予選:1位|6勝1分1敗|得点15・失点5
言わずと知れた世界の強豪です。長らく国際大会で結果が出ませんでしたが、2010年ワールドカップで悲願の優勝を遂げました。しかし、その次の2014年大会はグループリーグ敗退、前回2018年大会はベスト16敗退となっています。
監督:ルイス・エンリケ
現役時代はレアル・マドリードとバルセロナでプレーしました。監督としてはバルセロナでリーグ優勝、チャンピオンズリーグ優勝などの実績があります。2018年からスペイン代表を率いています。
注目選手1:ペドリ
バルセロナ所属のアタッカーです。19歳ながらバルセロナの主力として活躍しています。東京オリンピックでも銀メダル獲得に貢献しています。また、昨年のユーロでも主力としてスペインのベスト4に貢献しています。イニエスタやシャビの後継者とされているバルセロナの「至宝」です。
注目選手2:ダビド・デヘア
マンチェスターユナイテッドとスペイン代表で10年にわたり守護神として活躍するGKです。ただ、昨年のユーロは若手のウナイ・シモンにレギュラーを奪われています。ワールドカップでレギュラーを奪い返せるか注目です。
ドイツ
基本情報
FIFAランキング:12位
W杯出場:18大会連続20度目
最高成績:優勝(1954、1974、1990、2014)
欧州予選:1位|9勝0分1敗|得点36・失点4
こちらも世界を代表する強豪です。2014年にワールドカップ優勝しています。前回2018年大会はグループリーグ敗退、昨年のユーロではベスト16敗退と、近年は国際大会で結果を出せていません。
監督:ハンジ・フリック
現役時代はバイエルン・ミュンヘンでプレー。監督としてもバイエルン・ミュンヘンでリーグ優勝やチャンピオンズリーグ優勝の実績があります。2021年からドイツ代表を率いています。
注目選手1:トーマス・ミュラー
バイエルン・ミュンヘンで10年以上活躍する中盤の王様です。ポジション取りに優れており、アシストも多いです。代表でも100試合以上の出場を誇り、2010年のワールドカップでは大会得点王を獲得、2014年のワールドカップではチームの優勝に貢献しています。
注目選手2:ノイアー
バイエルン・ミュンヘンで10年以上活躍するGKです。足元の技術にも優れ現代型のGKの第一人者です。代表ではキャプテンを務め、100試合以上の出場記録を持ちます。ワールドカップでは2010年の3位と2014年の優勝に貢献しています。
グループリーグ全体展望
PO2のチームが未決定ですが、実力的にはスペインとドイツがグループリーグ突破の大本命です。日本は番狂わせを演じないとグループリーグ突破はできません。
グループリーグ突破のためには、スペインかドイツから引き分け以上の結果が必要です。対戦順はドイツ、PO2、スペインなので、初戦のドイツ戦にピークを持ってきて、なんとしても勝ち点を奪うしかありません。初戦を落とすとグループリーグ突破の可能性はとても低くなります。
また、PO2はコスタリカかニュージーランドになりますが、ここには必ず勝たないといけません。
コスタリカにしろニュージーランドにしろドイツ、スペインに比べると力の落ちるチームです。ドイツ戦、スペイン戦は相手に主導権を握られる展開になりますが、PO2戦についてはこちらが主導権を握れるかもしれません。そのため、第1,3戦と第2戦で戦い方を変える必要があるかもしれません。
この辺の展望や戦い方、勝ち点シミュレーションについてはPO2決定後に詳しくやりたいと思います。
それでは失礼します。