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【マリノス】第10節ヴィッセル戦感想【Jリーグ2022】

ヴィッセル神戸とホームで対戦しました。結果は2-0で見事勝利をおさめました。前節の退場者や負傷者の影響でスタメンを大幅に入れ替えて臨んだ試合で、大迫武藤イニエスタなどを擁するスター軍団に完封勝利できたことは大きな自信に繋がります。前々節のフロンターレ戦の勝利よりもチームにとって価値ある勝利でした。

フォーメーション

フォーメーションvsヴィッセル

前節から8人を変更するという大胆な起用をしました。宮市、西村、山根、小池裕太、實藤が今季初出場となりました。

試合展開(得点経過)

1得点目 前半38分 西村拓真(マリノス)

左CKを小池裕太が蹴りました。ファーサイドへ送られたボールに西村が飛び込んでヘディング。叩きつけたシュートはゴール右に決まり、マリノスでの初ゴールを記録しました。

2得点目 後半50分 西村拓真(マリノス)

試合終了間際にボールを拾った西村が左サイドの水沼へパス。水沼からのリターンをもらった西村は相手DFを一人かわしてペナルティエリア内へ侵入。切り返して放ったシュートはゴール右上に綺麗に決まってダメ押し弾となりました。西村は初スタメンでいきなり2ゴールの活躍です。

気になるポイント3つ

1.新戦力の活躍

西村は2得点。ルーキーの山根はフル出場でイニエスタと対峙して完封勝利に貢献小池裕太もアシストを記録。宮市もサイドからチャンスに絡んでいました。これからACLなど過密日程を戦うチームにとって、最も重要な戦力の底上げを図ることができました。

2.マスカット監督の大きな賭け

負傷や出場停止があったとはいえ前節からスタメンを8人変更するという賭けに出たマスカット監督ですが、見事賭けに勝って大きな収穫を手に入れました。選手交代も含め思い描いたシナリオ通りの試合運びで素晴らしい勝利を演出しました。

3.高丘の復活

前節まで少しミスが目立ってしまいチームに貢献できていなかった高丘ですが、この試合ではまさに守護神としてゴール前に立ちはだかりました。決定的なピンチを幾度もセーブして、完封勝利に貢献しました。控えにはオビパウエルがいるのでうかうかしていられませんが、今日はマリノスの正GKとして文句なしの活躍でした。

全体を通して

とにかく「このメンバー」「あのメンバー」「完封勝利できた」ことが全てです。前節レイソル戦は収穫が一つもない試合でしたが、この試合は逆に収穫しかない収穫だらけになりました。

試合が始まったときは連携不足試合勘の不足からミスが目立っておりどうなることかと思いましたが、相手にもミスがあり内容は互角といった感じでした。この状況でCKから先制できたことが大きかったです。後半に入っても両者決定機を何度も迎えましたが決めきることができず1-0のままなのが不思議なくらいでした。

しかし、イニエスタが出てくると状況は一変しヴィッセルがボールを握って攻め込み、マリノスはときおりカウンターを仕掛けるという構図になりました。ヴィッセルのハイプレスにも手を焼き、ボールを蹴ってもすぐに奪われて攻められるという厳しい状況でした。

ただ、それでもマリノスの選手は引いて守るのではなく、前からプレスをかけてボールを奪ったら積極的に相手陣内へボールを運びシュートに持ち込もうとする姿勢を崩しませんでした。連携やスキルの不足があってもアタッキングフットボールを遂行しようとする強い意志が最後のダメ押しゴールを生んだと思います。

次の試合に向けて

次は3/6の日曜日にホームで清水エスパルスと対戦します。エスパルスは前節でジュビロとの静岡ダービーを制しています。特に最近は鈴木唯人が好調ですので要注意です。マリノスは今日の結果を受けて次の試合でのスタメンが注目です。ある程度は元のメンバーに戻すと思いますが、今日のメンバーの活躍に刺激を受けてさらに素晴らしいプレーを見せてくれるでしょう。

それでは、この辺で失礼します。

この記事内ではフットボールラボさんのデータ、画像を使用させていただいています。(https://www.football-lab.jp/)

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