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頭の良い人、良くない人。「記憶力を高めるのは、○○な力だ!」

誰しも、一度は頭が良くなりたい思ったことがあるだろう。

頭が良い人っていうのは、頭の回転が早いとも言われているが、今回は、頭の回転を早くする方法ではなく、記憶力、暗記力を鍛える方法を少しだけアドバイスします。

記憶力とは、長期間で何かを覚えておく力です。記憶力が高い人は、昔あった出来事や何気ない日常の会話などを通常の3倍ぐらい記憶しています。

暗記力というのは、記憶力よりも短期間で集中的に覚えておく力です。暗記力の高い人は、一夜漬けで勉強をしても普通の人よりも一時的に覚えておくことが出来ます。ただし、一時的に覚えていることなので、暗記力は知識や知恵としては脆く、一か月もすれば、すっかり忘れていることもあります。

記憶力と暗記力の違いは、覚えている期間の違いが大きいです。そのため、暗記力よりも記憶力の方が、数年や数十年の期間で成長や成果を作るなら優れています。逆に、数か月程の量で良ければ暗記力が一部優れていることがあります

どちらも、脳科学では、同じような脳のメモリーの一部に収束されていきます、ですが、暗記力の場合、メモリーへ向かう途中までは一緒ですが、長期的に記憶を取り入れる部位には及ばないので、脳からすっかり忘れてしまうというという現象が起きやすいです。

もっと詳しく書くのなら、ショートターンメモリーとロングターンメモリーなどの分子的な仕組みを詳しく理解しておく必要があります、今日はそこまで詳しくは説明しません。

本題に戻りますが、記憶する力というのは、実生活において、関連づける力を高めることが有力とされています、関連付ける力とは、例えるなら、問いと答えを一本の線でつなぐよりも、たくさんの線で問いと答えから派生させて行く方が、一本の線で結んでおくだけよりも、記憶の結びつきが強くなります、それがある程度まで行くと、必要な時にいつでも思い出せるようになる。それが、記憶力を高めることになります。

この関連づける力を身に着けるには、覚える際に、物事をシンプルに捉えて、相手にわかりやすく説明が出来るようにしておくことが重要です。これが出来るのと出来ないのとでは、記憶の質もかなり違ったものになるでしょう。

教科書を一度読んだら忘れない天才っていうのも確かにいますが、基本そんな人は多くはないです。ですから、それに勝るに劣らずとも最低限、知識をまとめて理解しておくことが効果的です。

最初の20~30文字程度なら覚えようと思えば、数十分もあれば誰でも覚えてしまえるでしょうが、1000文字以上の事柄をそのまんま覚えておくのは、すごく大変です。

1000文字以上の事柄を覚える場合は、まず最初にキーワードや作者の意図を理解して、読でいく必要があります。つまり、作者や作成者の意図、テーマなどを知って関連付けることにより、記憶する力が格段と上がっていきます

要は、そのために必要なことを考えれば記憶力は上がります。簡単なやり方であれば、その問題を作る人や作成者、あるいは、それに専門的な視点を持っている人の真似をすることで関連付ける力を身に着けることが出来ます

これより、少し遠回りになるかもしれませんが、そういう専門的な人が近くにいない場合は、文章を記録しておくことそれに関する本をたくさん読むことでも関連付ける力を高めていくことができます。記録する人としない人では、記録している人の方が記憶力の向上につながります。

文章に残しておくことは、以前、noteの記事でアイデア帳やネタ帳を用いて、記事を書きやすくする方法を紹介した際に、アイデア帳を持っていなかった時と今を較べると、脳が若返って記憶力が高まったことに気付いたからです。

もちろん、文章にして残しておく、この記事を書く作業も、記憶力をより強固なものにしていることになります。

真似て→理解する→わかりやすく説明する。

この流れを上手く持つことで、学生であれば、成績が上がりますし、社会人であれば、専門外の話でもある程度までなら、容易に理解していくことが出来ます。

もちろん、説明を聞いた相手からの意見も参考に出来るところは参考にしていって、もっとわかりやすく説明するにはどうしたらいいか?などを考えて、日々知識を磨いくことが大切になっていきます。

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