生き方をコーディネイトする

おしゃれな人は、よく衣服をコーディネイトをして楽しんでいます。

コーディネイトをすることは、別に難しいことではありません。

おしゃれな人は、自分に合った(衣服の着こなし、着回しなどの)ルールを知っていてそれを上手く取り入れているに過ぎません。

それは、おしゃれな人だけに関わらず、生き方だってコーディネイトが出来ます。ですが、生き方をコーディネイトしている人は、それほど多くはありません。


それでは、なぜ自分に合った生き方をコーディネイトする人が多くはないのでしょうか?

実は、生き方のコーディネイトは、おしゃれとは違った見方が必要になってくるからです。

自分に合った服を選ぶのと、自分にあった生き方を選ぶのとでは、自分に合った服を選ぶ方が簡単に思えるでしょう。

なぜなら、服であれば、最初からそんなに高価な衣類を買わなくとも、ユニクロやしまむらなどのお店でいろいろな服を試着して自分に合うものをそこから選べば、数千円程度で上下を合わせるのも難しくはないからです。

また、ある程度、自分に合った服を理解していれば、試着するものを最低限に絞ることが出来るので、一時間もかけないでもコーディネイトが出来てしまいます。

それに比べて、生き方をコーディネイトすることは、自分に合った生き方を知る必要があるので、時間もかかります。それから、様々なことを経験しておく方が、好きか嫌いか、得意なことか苦手なことかを知るキッカケになるので、そういった経験を多く積むためには、お金も掛かってきてしまいます。


おしゃれとは違った見方が必要になってくるとは、どういったことでしょうか?

さきほども書いたように、時間もお金もあった方が、自分に合った生き方を見つける視野を広く持つことが出来ます。他にも、自分が自分の生き方をどう評価するか?自己満足度という視点も必要になってきます。

自分に合った生き方を知っていたとしても、周りの評価を気にして、自分に合った生き方が出来ないこともあるかもしれません。そうなってしまうと、生き方をコーディネイトしているとは到底言えません。

周りの評価が低いとしても、自分から自分に合った生き方を見つけて、率先してやってみる気持ちが自分の生き方を高く評価することにつながり、自己満足度も高くなります。

自己満足度が高いことをすることは、熱心にもなれますし、自分をもっと好きになることが出来て、それが自信になっていきます。


自分に合った生き方をコーディネイトするというのは、自分にあった生き方で、自己満足度の高いものをすることなのです。

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