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File001-ウミデスナwith砂パ(レギュレーションA準拠)


総論

記念すべき最初の紹介パーティは、ポケモンSVで最初に作ったダブルのパーティとなります。
かなり粗の目立つ構築ですが、岩タイプの特色である「砂下で特防1.5倍」を活か(そうと)したパーティとなっております。
当時唯一のお墓参り使いであるハカドッグとの相性も良好……というか、もはやそっちがメインですね。
ウミトリオの絶妙なAの低さとトリプルダイブを見て作った構築ですが、当時から猛威を振るっていたサーフゴーへの対策が特になく、すなかきハカドッグでゴリ押すくらいしか出来なかった悲しいパーティです。
幸いアタッカーが多かった時期なのでそれでも勝率は悪くなかったのが救い。

ポケモン解説

※便宜上、非公式用語を多数使用しております。また、個体値は必要な能力値のみ王冠でVにしています。

ウミトリオ(水テラス) 臆病@気合のタスキ
特性:ぬめぬめ
努力値:HS252、B4
(調整意図:最速、命懸けの威力最大、トリプルダイブの火力下げ)
技:トリプルダイブ/手助け/命懸け/置き土産

ギミックの始動役。
トリプルダイブをシロデスナに決めて防御6段階上昇の要塞を作る役目。Aの個体値は捨ててきた。
ギミックが決まってしまえばやることがないので命懸けやおきみやげで負荷をかけて後続のバンギにつなげていきます。
シロデスナの火力があともう少しで足りる時のみ手助けを使用(……したことがないです)。
弱点は多々ありますが、一番のネックは命懸けの火力が全く足りていないことで、「いけるだろ!」と思って撃った命懸けが半分も入らないことが多かったです。置き土産でいい。
また特性に関しては砂がくれの選択肢もありますが、早めに落ちてもらう都合上、攻撃を回避するよりもSが下がる可能性のあるぬめぬめの方がいいということになりました。そのせいで後発で出せないポケモンに。

シロデスナ(岩テラス) 意地@弱点保険
特性:すながため
努力値:H252、A128、D128
(調整意図:特になし。頑張ればもう少し活躍できたかも)
技:岩雪崩/地震/砂集め/守る

ギミックの中核にして砂上の楼閣。
ウミトリオに防御を上げてもらった後にテラスタル、特防も担保しつつ範囲攻撃をお見舞いします。
長所はテラスタルによってタイプ一致になる岩雪崩で、中途半端なAのシロデスナでも結構いい火力がでます。さすがに今の環境で通用するかはわかりませんが……。
弱点、というよりこれは欠陥に近いと思っているのですが、シロデスナはアシストパワーを覚えません。
あれば両刀いけたのに……ボディプレスは無理だってわかるけどさ……。
なお守るの枠は当初すなあらしでした。撒いてる暇などなかった。

ヤミカラス(悪テラス) 穏やか@輝石
特性:いたずらごころ
努力値:H252、B152、D104
(調整意図:実数値においてB=D)
技:イカサマ/追い風/黒い霧/挑発

めちゃくちゃ先発で出した。
いたずらごころがとにかく強く、ワイドフォース狙いのグレンアルマを追い風から地震で撃破したり、当時流行っていた寿司構築を黒い霧で無力化したりなど、過労死寸前の活躍を見せていました。
問題はウミデスナよりバンギカラスの方が初手強かったこと。かなしい。

バンギラス(岩テラス) 意地@チョッキ
特性:すなおこし
努力値:HA252、D4
(調整意図:なし。普通のHAチョッキバンギ。)
技:岩雪崩/地震/波乗り/しっぺ返し

多分勝ち越せたのはこの子とハカドッグのおかげ。
砂下のチョッキバンギ、正直なめてました。
この構築であれば必要に応じて岩テラスを切ることができたのも強く、相手の格闘技を二倍弱点でぎりぎり耐え、反撃でむりやり突破するなど、テラスタルの恩恵をフルに感じる子でした。
波乗りは砂固め用に習得させていましたが恩恵は特に感じず。そりゃそうじゃ。

ハカドッグ(岩テラス) 意地@ハチマキ
特性:すなかき
努力値:H12、A252、B4、D4、S236
(調整意図:こちらを参考にしました→https://yakkun.com/sv/theory/n1365#a5)
技:じゃれつく/お墓参り/トリック/道連れ

君がMVPだ。
後発ハカドッグのダブルにおけるお墓参りの威力は基本150、単騎になると200という代物で、バンギに砂を撒いてもらってお墓参りしているだけで基本的に相手は半壊します。
ノーマルタイプには弱いですがその場合はトリックで相手の動きを封じる動きもできるのがハチマキのいいところですね。ゴーストなので神速やネズミざんに有利が取れているのも◎。
また、ゴーストタイプが不利な状況下での苦肉の策として、この子にも岩テラスを搭載しています。
特防1.5倍の恩恵は意外と大きく、岩テラス後であればある程度のサイクルにも対応してくれるので途中で出しても腐りづらいのがとても良きでした。

カラミンゴ(飛テラス) 陽気@スカーフ
努力値:AS252、H4
(調整意図:特になし。ぶっぱ。)
技:ブレイブバード/インファイト/じごくづき/とんぼ返り

ギミックパーティ史上最も硬いがもっとも嚙み合わないカラミンゴ。もうちょっと頑張れ当時の私。
とはいえAC+2、B+6をコピーできるとそれなりに強く、相手の物理技を余裕で耐えてブレバを2回、なんて芸当もできたり。
ただ、B上昇に対してブレバインファがかみ合わなさすぎる。
当初はインファイトから白いハーブを誘発させることでアクロバットを狙うことを考えていたのですが、Sの上がっていないカラミンゴには荷が重すぎました。
はねやすめは普通に習得するので、オボン持ちの耐久型でも良かったかも。

展開

①初手ウミデスナ
選出:ウミトリオ/シロデスナ/バンギラス/カラミンゴ
1T目
ウミ:トリプルダイブ→デスナ
デスナ:砂集め
2T目
ウミ:置き土産→バンギin
デスナ:守る
3T目
バンギ:岩雪崩
デスナ:(岩テラス)岩雪崩

②初手バンギカラス
選出:バンギラス/ヤミカラス/ハカドッグ/(だいたいシロデスナ)

まとめ

初めてポケモン構築記事を書いてみました。
大した実績も強さも持たないトレーナーの私が書いていいのだろうか、と少し迷いましたが、失敗も成功の元になってくれるように祈ってここに供養いたします。
ここまで見てくださってありがとうございました。

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