0539_20241116・【悪態】無断学習拒否まじめにやれ各位

 ツイッター内の公式アカウントさんが生成AIの無断学習(ふわふわイメージ)におびえる消費者層におもねって、「うちは画像にウォーターマークやGlazeをかけます!」と次々に宣言している……。安全より安心が欲しいあほに寄り添うってたいへんですね(←noteなので言い方が容赦ない)
 ましてや「読者の皆さんは自由に画像をアップしてくださいね」まで言ってると本当はAI学習を危険視してないんだな? と疑いたくもなり。
 そもそも仮に学習対象にされたところで、された方になにか罪が生まれるわけじゃないですからね。被害者ヅラをする必要も理屈上はないんですが? 感情として我慢ならないなら仕方ないね。

 ユーザーのAI忌避に寄り添うならそこかしこからAI学習のためのロボットクロールが迫ってくるインターネット告知なんかやめて、会社コンテンツをまとめて収録したCD-ROMをパソコンショップや本屋さんで定期販売するくらいの気概を見せてほしい。

 だいたいXがユーザーの投稿を無断学習するといっても、外部サービスからのアクセスは拒否する仕様なので逆に警戒する無断学習先は減ると考えてもいい……?


 そもそものそもそもだけど、みんなが無断学習と呼んでおびえている無断アクセスからのAIのための学習データ集めは合法だし、AIの学習は不正なコピペじゃなくて情報パターンの解析(画像ならピクセルの色や並び方、文章なら単語の組み合わせ)だからね!?
 これを理解しないまま「無断学習を拒否するのは認められるべき権利だフンガー」じゃねえんだよ。

 そりゃ将来的には個人の意思で外部からのアクセスをある程度選んだりコントロールできればAI学習に限らず顧客も選べてハッピーだろうけど、それが可能になったとして過渡期の設定はきっとめんどくさいぞ?
 めでたく簡単になる日には設定にAIの補助が絶対に入ってるね。

 そもそもそもそもそもそも、インターネットは情報共有の仕組みなんだよ。人を選ぶ運用に本来向いてないと言ってもええやろ。

(了)